特殊清掃と感染症の関係性とは!?恐ろしい危険性について解説
特殊清掃現場では、恐ろしい数のウイルスや細菌が存在しており、「感染症」のリスクがとても高いです。
素人がむやみやたらに入ってしまう事で、恐ろしい事態になる事もあります。
本ページでは、実際の現場で起こる感染症の危険性やどのようにして予防するのかなどを詳しく解説しています。
これから、そして今後のために是非最後までご覧になってみてください。
・特殊清掃スタッフは常に危険と隣り合わせ
・特殊清掃現場では感染症のリスクがとても高い
・特殊清掃時の感染症リスクを減らすための予防をしっかりと行おう
特殊清掃と感染症の関係性について
特殊清掃と聞いてまずどんな事を思い浮かべますか?
恐らく、多くの人の場合は「なんとなく大変そう」、「虫とか多そう」、「人が亡くなった現場の清掃かな」など、
上記のようなイメージをすぐに浮かべる事でしょう。
間違っているわけではありませんが、
『大変』という言葉に色々詰まっているとお話したいところですが(笑)、
今回は、特殊清掃と感染症の関係性について詳しくお話していけたらと思います。
特殊清掃現場では感染症のリスクが高い
特殊清掃の現場になるであろうお部屋の場合、
ご高齢の方が亡くなった孤独死の現場、事件や事故などの現場、またゴミ屋敷などが
その対象となる事がほとんどです。
そんな現場では、
害虫(ハエ、ウジ、ゴキブリ)や害獣(ネズミ)などが沢山いる事が想像されます。
というか殆どの現場で実際に沢山いて、駆除するのは業者でないとダメなレベルです。
そして、その中でも孤独死などで亡くなった肩のご遺体が
数日〜数ヶ月放置されていたお部屋なんかもあります。
このような場合、ご遺体は腐敗が進み、体液や血液などが染み出てしまい、床はもちろんのこと、
場合によっては壁や床下まで浸透している事があります。
上記のような現場では、
その染み出た体液や血液によって、害虫が増殖すると共に、
感染症の根源となるウイルスや細菌も一緒に増殖します。
そのため、特殊清掃の現場では「感染症」のリスクがとても高いと言えるわけです。
感染症になるとどんな症状が出るの?
仮に、特殊清掃現場で感染症にかかってしまった場合にでる症状は以下の通り。
・席
・発熱
・下痢
・嘔吐
など
感染症の種類にもよりますが、
基本的には、上記のような症状を発症する事が多いです。
また、場合によっては感染したものの、症状が出ないうちに他人に移してしまう危険性もあります。
特殊清掃現場では感染症だけでなく伝染病のリスクも
特殊清掃の現場での感染症のリスクがどれだけ高いかはご理解頂けた事かと思います。
しかし、実はこのような現場では伝染病のリスクも高いと知って頂きたいです。
害虫による伝染病のリスクも知ろう
人間は生きている内は、細胞もウイルスも生き続けますが、
死んでしまうと、細胞と共にウイルスも無くなります。
しかしながら、細菌については栄養となる物(ここではご遺体)があれば生き続ける事ができるのです。
さらに、人間が無くなると死後1日〜数日で腐敗が始まります。
これらによって、漂う死臭に害虫が寄ってくるのです。
ちなみに、死臭とは腐敗臭の事で、何百種類もの揮発性有機物が混ざり合う事で発する臭いです。
人間にとっては大変嫌な臭いに感じるこの腐敗臭ですが、
害虫にとっては、とても好物の臭いであり、
この臭いに釣られてハエがやってきては、卵を産みつけて、生まれたウジが遺体を餌にしてさらに成虫になるというスパイラルが出来上がります。
そのため、感染症のリスクはもちろん高いのですが、
害虫が持ってくる伝染病のリスクも同時に高い事を理解して頂きたいと思います。
また、怖いのは遺体を餌にしたハエやゴキブリ、そしてネズミたちが外に出て伝染病や感染症の元となる細菌を運んでしまう事です。
これを防ぐには、特殊清掃業者による特殊な機器を使った消毒・殺菌作業が必須となります。
特殊清掃時の感染症リスクを減らすための予防について
感染症のリスクが高いとはいえ、
誰かが行わないといけない「特殊清掃」という仕事。
では、業者はどのような方法で予防を行なっているのでしょうか?
感染症リスクを減らすための防護を行う
まず、特殊清掃業者は必ず現場に入る前に、しっかりと全身を防護します。
防護服の着用はもちろんのこと、専用のマスクにゴーグル、そして手袋やシューズカバーなどを着用して、
全身のどこからも細菌が入り込めないようにします。
例えば、防護服を着用していても、マスクや手袋、ゴーグルをつけていないと、
細菌が入り込んでしまいますので、肌の露出をしないように、
あらかじめ、完全防備をした上で現場に入ります。
ちなみに、防護服自体は、ホームセンターなどでも購入できてしまいます。
塗装など、肌に付着してはならない作業の時には役にたつかと思います。
もっと詳しく防護服について知りたい方は以下の記事をご覧ください。
専用の除菌・消臭薬剤を使用する
特殊清掃のスタッフは、
防護服を着用するのに加えて、消臭・除菌ができる専用の薬剤を使って現場に入ります。
「なんでそんな事するの?」と思われる方もしれませんがこれも完全防備のためです。
例えば、ちょっとした事で防護服が破れてしまう事もあります。
そんな時に、消臭・除菌薬剤を噴霧していないと、感染症になってしまうリスクがあります。
また、ご遺体があったお部屋では、
体液や血液などが染み出ており、その臭いや汚れはちょっとやそっとでは取れません。
臭いを完全に除去するためにも、このような薬剤や専用の機器を使用しなければいけないのです。
この薬剤や専用の除菌機器については、
業者によって使用されるものはマチマチだと思います。
気になる方は、業者に直接聞いてみる事をオススメします。
信頼できる業者にお願いする
場合によっては、特殊清掃の現場にご依頼者が入る必要がある時にもあるかもしれません。
しかし、素人がむやみやたらに入ってしまうと感染症のリスクがあります。
では、どうしたら良いのでしょうか?
それは「実績と信頼のある業者にお願いすること」です。
これまでの実績がしっかりとある業者で、
信頼できる業者であれば、とても酷い現場であっても、しっかりと清掃を行い、
原状回復をした上で、除菌・消臭された綺麗なお部屋へ入室させてくれる事でしょう。
そのような業者を見つけるためにも、
実績や評判などをチェックした上で、相談してみるのが良いでしょう。
埼玉県をメインに特殊清掃を行なっているリンピアでは、どんなご相談でも受け付けています!
もちろん、どんな些細な事でも無料で受け付けていますので気軽にお問い合わせください!
特殊清掃と感染症の関係性についてまとめ
本ページでは、
特殊清掃と感染症の関係性について詳しく解説させて頂きました。
当初、疑問や不安を抱いていた方は少しは解決することはできましたでしょうか?
ごく稀にですが、
特殊清掃のサービス料金に不満を抱えて、素人での作業を行なってしまおうと考える方がいますが、
感染症などのリスクを考えると業者にお願いする事を絶対にオススメします。
素人が防護服や専用のマスクなどを着用したとしても、
原状回復させることは難しいと思いますし、
それ以上に感染症などのリスクを抱えながら作業を行うことはそれも難しいと思います。
予期せぬ事も起こるかもしれません。
また、一見綺麗になったと思えても害虫の卵が隙間にあったり、
臭いの根源を取りきれておらず、数日後に再び臭いが出る事もあります。
このようになると、当初業者にお願いした場合の金額以上に、
費用がかかることになりますので、
是非、特殊清掃が必要な現場であるならば専門の業者にお願いする事をオススメします。
埼玉県をメインに特殊清掃を行なっているリンピアでは、
ゴミ屋敷や孤独死の現場の原状回復、また普通の清掃まで行なっています。
遺品整理や不用品回収まで合わせて行う事ができますので、
何かお悩みがあれば、気軽にご相談ください!
もちろん、ご相談や見積もりなどは無料で行なっています!