ほこりっぽい汚部屋の危険性とは?発生原因と対策について
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ほこりが溜まっていたり、大量にそこら中にあるような「汚部屋」である場合には結構危険な状態です。
本ページでは、ほこりが引き起こす危険性やデメリットと、発生する原因・メカニズム、そして対策方法についてご紹介しています。
もし、今汚部屋状態になっている場合には改善の余地がありますので最後までご覧になってくださいね。
何か被害が出る間に対処するのが大切です。
・ほこりは身体的に非常に良くない
・ほこりが火災の原因になることもある
・対策としては、日々の掃除が大切
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ほこりが大量にある場合には既に「汚部屋」です
あなたにとって「埃(ほこり)」ってどのような存在ですか?
恐らく、あなたの家でも普通に見つけることがあるものだと思いますが、
もし、塊で見つけた場合や、大量にある場合にはあまり良い環境とは言えないかもしれません。
毎日とは言わずとも、毎週1回以上は掃除をしている方であれば、
基本的には見えるところには埃の塊があることはないでしょう。
つまり、
見えるところに埃の塊があるということは既に「汚部屋」であるということです。
たとえ、一見綺麗に見えるような状態であっても、既に汚部屋の始まりなのです。
「私のお家は汚部屋じゃない」
と思われている方も多いとは思いますが、現実的な話をすると、
ほこりが目に見える位置に大量にある場合には、残念ですが「汚部屋」という扱いになるでしょう。
汚部屋で起こるデメリットについて
- 害虫・害獣の発生
- 悪臭の発生
- 身体的な異常
- 人を家に呼べない
- 火災の危険性
上記のようなデメリットが挙げられます。
悪い点というか、汚部屋であることで起こってしまう危険性と言えますかね。
ちなみに、
メリットが一切ありませんし、酷い場合には近隣トラブルの原因となりますので、
汚部屋を放置しておくと非常に危険であると言えます。
また、賃貸物件にお住まいである場合には、
原状回復をしないといけないため、退去時には必ず綺麗にする必要があります。
こういったことからも長期に渡って放置すると後々大きな痛手となると思います。
ほこりが発生する原因について
そもそも、何故部屋で「埃(ほこり)」が発生するのでしょうか?
なんで掃除をしても発生するのでしょうか?
まずは原因について知ることで対処に繋がると思いますので一緒に見ていきましょう!
原因1:繊維によるもの
ほこりのほとんどの原因となるのが「繊維」となっています。
部屋には布団や衣類、ぬいぐるみ、新聞、雑誌、ティッシュ、カーペットなど、
繊維が含まれる製品が多いと思います。
こういった製品から少しずつ繊維が剥がれていき、空気中に舞って、
それがやがて床に落ちて、隅っこの方で塊となります。
これがいわゆる「埃」なのです。
家電製品などに埃がよくついていると思いますが、
これは静電気によってほこりが吸い寄せられるためです。
原因2:外部からの異物によるもの
繊維以外の原因としては、
砂や土、排気ガス、体に付着した花粉、ダニの死骸などもあります。
窓を開けて換気をした際に部屋の中に入ってきたり、外から帰ってきた際に体に付着した花粉などが集まってほこりとなります。
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ほこりが及ぼす危険性について
ほこりが溜まったいわゆる「汚部屋」の場合、デメリットしかありません。
何故、そういった環境のまま放置しておくと危険なのか今からご紹介したいと思います。
今現在、汚部屋に済まれているという方はよくご覧になってくださいね。
危険性1:健康被害
ほこりが溜まった汚部屋に住んでいると発生しうる危険性として「健康被害」があります。
何故、人体に悪影響が起こるのでしょうか?
「ほこり」には、
繊維や花粉などのほかに、ダニやダニの死骸、糞なども含まれています。
いわゆるハウスダストですね。
こういったものは、人体にとって非常によくないもので、
アレルギー症状が出る原因となります。
アレルギーを持っていないという方でも、長期に渡ってこうした環境に生活している場合には症状が出ることもあります。
さらに、
元々、アレルギーを持っているという方の場合には症状が酷くなるだけでなく、
最悪の場合にはアナフィラキシーショックを起こす可能性もあり非常に危険です。
また、喘息持ち、アトピーもち、幼児、高齢者などはとっては、
非常に危険な環境となるのですぐに改善をする必要があります。
危険性2:火災の危険性
汚部屋の場合、そもそも物も多いはずです。
その上で、ほこりも溜まっているという場合には火災の危険性があります。
というのも、
汚部屋では実際に火災が発生したという事例もあり、
その危険性については多くの専門家や清掃業界では知られたことです。
ではどのように火災が発生するのでしょうか?
ほこりが原因となる火災は、実はコンセントにあるんです。
コンセントに「ほこり」が付着し、やがてそれが火災へと繋がるのです。
実際にこのような事例が発生しており、非常に危険です。
さらに、
一度、炎が発生すると燃えやすいのが汚部屋の特徴です。
物が多いことから燃える物質が多いため、すぐに火が大きくなってしまうのです。
ほこりを効果的に除去(掃除)する方法について
ほこりは効率よく除去するには実は方法があるんです。
ただ掃除機をかけるだけ、水拭きをするだけでは実はダメなんです。
効果的に行うのは、ある方法を行うのがベストです。
今からその方法についてご紹介していきたいと思います。
ほこりの掃除方法
- 1,壁のほこりを取る
- 2,床にあるほこりを拭き取る
- 3,最後に掃除機をかける
ほこりは、実は壁に付着しています。
したがって、まずは壁に付着したほこりをはたきなどを利用して取るようにしましょう。
その後、床に落ちているほこりをフロアモップやドライシートで集めて拭き取りましょう。
その上で、最後に掃除機をかけて残りを吸い取るのがベストです。
最後に掃除機をかけるのは、
ほこりが舞ってしまわないようにするためであり、効果的に除去する上で重要なのです。
ほこり掃除を行う際の注意点について
- 掃除中は換気をしない
- 朝一や帰宅後に掃除をする
- 水拭きはNG
掃除中は窓を開けて換気をしているという方が多いと思います。
しかしながら、実はこれはNGなんです。
というのも、窓を開けることでほこりが舞ってしまって除去することができないためです。
さらに、
人が活動をすると、ほこりが舞ってしまいますので、
活動をする前である朝一か帰宅後すぐに行うのがベストです。
また、
ほこりを拭き取るのに水拭きをしたほうが効果的に思えるのですが実はこれもNGです。
というのも、水拭きしてしまうと埃が固まってしまうためです。
したがって、
ほこりを取る際には、必ず乾いたモップなどで行うようにしてください。
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ほこりを発生しないための予防方法について
なるべくほこりを発生させないためにできることもあります。
まずは日常的にこういった予防策をとることで、少しでもほこりを溜めない空間を作ることができます。
今からその方法についてご紹介していきますので是非ご覧になってくださいね。
物を出しっぱにしない
繊維が含まれるようなものをまずは出しっぱなしにしないようにしましょう。
布団やソファなど、どうしても収納できないようなものに関しては、
掃除機をかけるなどして、ダニやダニの死骸・糞などを吸い取るようにしましょう。
この際に、叩いてしまうとほこリやダニなどが舞ってしまうのでNGです。
叩かずに吸い取るように心がけてください。
シーツなどは定期的に洗濯して綺麗な状態を保っておきましょう。
また、根本的な話にはなりますが、
なるべく繊維を含むような製品を家に置かないようにするというのも方法の一つです。
ものを増やし過ぎないということが、ほこりを発生させない1番の近道になります。
カーペットは避ける
カーペットを床に敷いているという方も多いと思います。
しかしながら、カーペットは当然ですがほこりの原因となります。
したがって、できることならフローリングのままが好ましいです。
寒かったり、硬かったりということが原因で何かを敷きたいという場合には、
コルクマットがおすすめです。
コルクはほこりも出にくいですし、表面に凸凹があるためほこりが舞うのも防ぎます。
さらに、
夏は涼しく、冬は暖かくしてくれるという特徴もありますので、
個人的にはオススメな製品となっています。
換気を定期的に行う
換気を全然しないという方は、定期的に行うのをお勧めします。
しかしながら、方法を間違えてしまうとほこりを増やしてしまう原因になりますので注意が必要です。
換気をする際には、以下のようなことに注意しましょう。
- 掃除が終わってから換気をする
- 風が強い日、外で工事をしている時は換気を避ける
上記のような点に注意して換気をすればほこりを発生させづらい部屋にすることができるでしょう。
もう一つだけ注意しておきたい点としては、
雨戸やカーテンには汚れが付着しやすいので、定期的に掃除などをしておくと、
部屋の中に汚れを侵入させづらくなります。
汚部屋を改善してほこりともおさらばしよう
ここまでほこりについてご紹介していきましたが、
そもそも「汚部屋」である場合には、予防策を行ったとしても意味がありません。
根本的にまずは汚部屋を改善しないと全く意味がありません。
今日からできる汚部屋の脱却方法を最後にご紹介していきたいと思います。
自分で掃除をする
まず、今からでもできる方法としては「自分で掃除する」という方法です。
当たり前だろと思われがちですが、これができない方が大半です。
もし、本当にやる気があるのであればこの方法が最もすぐにできる方法になります。
ちなみに、自分で掃除をするという方法がお勧めできるのは以下のような場合です。
- 家がワンルームなど狭い場合
- 協力してくれる方がいる場合
- 害虫や悪臭などが発生していない場合、ほぼない場合
上記のような場合には、自分で掃除をするという方法が最もお勧めです。
特に狭い空間のみの場合には、ゴミを集めて不用品を処分するだけで脱却が可能となるでしょう。
しかしながら、
害虫や害獣・悪臭などが発生している場合や、除菌・抗菌などが必要な場合、
リフォームが必要となる場合、部屋が広い場合などについては自分で行うのはお勧めできません。
また、
賃貸物件にお住まいであるという場合においても、
自分で行うのは非常に難しく、原状回復をしようと思うと費用も労力も必要とします。
これらのことを踏まえて、
自分で行うべきではない場合は、業者に依頼することが最もおすすめとなります。
汚部屋清掃業者に依頼する
汚部屋の状態がひどい場合、自分ではどうにもならない場合、
原状回復が必要な場合などは汚部屋の清掃業者に依頼するのがおすすめです。
実は、汚部屋には危険がたくさんあります。
特に害虫や害獣が発生している場合には、素人で根絶させるのは難しいです。
これは悪臭においても同様です。
特殊な薬品を使っても1度では根絶できないこともあり、
プロでも何度か除去作業を行うことで完全除去をするので、
これを素人がホームセンターで売っているような薬品で行うのはかなり難しいでしょう。
また、近隣トラブルが発生している場合や発生させたくない場合にも
プロの力を借りるほうが手っ取り早いでしょう。
労力や費用面を考えても、自分で安く済ませるために行おうと思っても、
結果的に、それ以上の費用がかかる場合もあり、
それならプロにお願いしてすぐに綺麗にしてもらうほうが効率的だと思います。
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ほこりっぽい汚部屋のデメリットについてまとめ
本ページでは、
ほこりっぽい汚部屋のデメリットや埃の発生原因と予防策などをご紹介していきました。
最後に今回の内容をまとめていきたいと思います。
- ほこりの原因は繊維だったり花粉やダニなど
- ほこりはアレルギー症状や火災の原因となる
- ほこりが溜まっている場合にはすでに「汚部屋」である
- 予防するには、ほこりをとること、ほこりを部屋に入れないこと、換気をすること
- 汚部屋を改善するという根本的な解決が必要
いかがだったでしょうか?
今回は、「ほこり」という日常的にも見ることが多いものについてご紹介していきました。
棚やテレビに埃が付着しているなんて方がほとんどだと思いますが、
もし床に塊がある場合にはすでに「汚部屋」と言えます。
それは、それだけ掃除をしていないという証拠になりますからね。
汚部屋の状態で、ほこりの予防策をしても意味がありません。
まずは部屋をきれいにすることから始める必要があります。
ほこりそのものは物が多ければ多いほど発生しやすくなります。
今、汚部屋に住んでいるという場合には、
まずは汚部屋を綺麗にすることから始めて、その上で予防策を行ってみてくださいね。
埼玉県をメインに特殊清掃を行なっているリンピアでは、
ゴミ屋敷や孤独死の現場の原状回復、また普通の清掃まで行なっています。
また、場合によってはリフォームなども自社で承っています。
遺品整理や不用品回収まで合わせて行う事ができますので、何かお悩みがあれば、気軽にご相談ください!
もちろん、ご相談や見積もりなどは無料で行なっています!