ゴミ屋敷は何故女性に多い!?特徴や心理状態について解説
今では認知度も高くなったゴミ屋敷ですがその50％以上が女性住居者によるものだとご存知ですか？
一般的には、男性の方が多いイメージですが実は違ったのです。
本ページではなぜ、女性にゴミ屋敷が多いのか、その理由や心理状態、特徴について解説していきます。
対象方法についても解説していますので、是非最後までチェックください。
・ゴミ屋敷がなぜ女性に多いのかについて
・ゴミ屋敷にしてしまう女性の心理や特徴について
・女性のゴミ屋敷の対処方法について
ゴミ屋敷とは？
あなたはゴミ屋敷がどのような状態の事かご存知ですか？
昨今では、様々なメディアでも取り上げられることが多くなったほか、
問題になることが多く、近隣トラブルの元としても知られています。
「私には関係ない」
「私の周りにはそんな人はいない」
なんて思うかもしれないですが、ゴミ屋敷の数は数十件に１件あると言われるほど、
現在では身近なものとなっています。
ゴミ屋敷は不要な物が溜まった状態
「ゴミ屋敷なんてどうやったらなるの？」なんて思われる方もいるでしょう。
実際、ゴミ屋敷に住む方のほとんどが「自覚がない」状態です。
つまり、周りから見れば不要なもので溢れているように見えても、
家主からして見れば、全てが必要なもの、貴重なものなのです。
とは言え、全ての方が上記のような心理状態でゴミ屋敷に陥るわけではありません。
これには様々な状況や身体的な問題も関係していたりします。
ここでは、詳しくは掘り下げませんが「ゴミ屋敷には様々な要因がある」と覚えておいて頂ければと思います。
今、綺麗なお家にお住いの方でも、
いつか突然にゴミ屋敷の家主になってしまうと言う事もあるかもしれません。
ゴミ屋敷は不衛生&トラブルの原因に
ゴミ屋敷は、単に不要な物で溢れている状態だけでなく、様々なデメリットがあります。
まず、ゴミが溜まっている状態であることから、
ゴキブリやネズミなどが集まってきやすくなります。
これらによって、大変不衛生な状態となります。
場合によっては、アレルギーを起こす場合や、近隣住民宅へウイルスを運ぶ可能性もあります。
そのほかにも、近隣トラブルの原因となります。
例えば、隣人の家まで悪臭が漂ってきたり、害虫が隣人宅へまで侵入するなど。
自体が収束しない場合には、大きなトラブルに進展しますので注意が必要です。
なぜ、ゴミ屋敷は女性に多いの？
ゴミ屋敷について軽く触れてきましたが、
実は、家主の５割以上が女性によるものだとご存知ですか？
一般的には、男性によるゴミ屋敷が多いと言うイメージがあるかもしれませんが実は異なるのです。
さらに、
ゴミ屋敷と言うと、一軒家（戸建て）のイメージも強いと思いますが、
今はマンションやアパートでも同様の現状があります。
では何故、ゴミ屋敷に女性が多いのでしょうか？
今からその理由についてご紹介していきます。
ネットショッピングの利用
現代では、ネットショッピングの利用は多く普及しており、
ほとんどの方が利用している買い物方法です。
特に忙しい女性は、食べ物から服、嗜好品などを通販で購入する方が多いです。
これは、めんどくさい、通販の方が楽、外に出るのが億劫など様々な理由があると思います。
さらに、
忙しく、ストレスが溜まっていると買い物をして発散される女性も少なくないです。
また、男性と違ってバッグや服、化粧品など、かさばる物を購入すると言うのも特徴です。
買った物が増えていくにつれて、
箱や段ボールなども増えていきますよね。
これをしっかりとゴミ捨て場に捨てておけば問題はないのですが、
忙しくて家に放置したたまにしておく女性は少なくありません。
つまり、これが散り積もっていく事で、
家の中が、通販で購入したもの、そしてその箱で一杯になってしまうと言う現象が
ゴミ屋敷になってしまう理由と考えることができるでしょう。
ゴミ屋敷に陥る女性の特徴と心理状態について
ゴミ屋敷に陥ってしまう女性の特徴と心理状態とは！？
今から、その詳細をご紹介していきたいと思います。
ここでは、実際の事例と合わせて詳しく解説していきます。
多忙な女性
実は、ゴミ屋敷の5割以上が女性であると共に、「看護師」の女性が多いことが報告されています。
では、それは何故なのでしょうか？
それは、昼夜逆転をするような忙しすぎるライフスタイルからくるからでしょう。
これを元に考えると、
OLであったり、総合職で働いている女性も同じように多忙な毎日を送っているので、
意識しないとゴミ屋敷に陥る可能性が高いと言えます。
現代では、
男性だけでなく女性の総合職は普通のことですし、女性進出が一般的となっています。
また、家庭を持っている方の中でも共働きをされている世帯がほとんどとなっています。
上記のような事から、多忙な毎日を送る女性が多くなってきているのも
ゴミ屋敷に女性が多いのが原因の一つとなってきているのでしょう。
看護師が多いのは、
多忙なだけでなく、常に「死」と隣り合わせの緊張ある仕事をされている事から、
家に帰宅してからはプツッと何かが切れたようにやる気がなくなってしまう女性が多いのも現状でしょう。
上記のようにライフスタイルによっては、
自分だけは関係ないと思っていても、気づいたらゴミ屋敷になってしまっていると言うパターンが多いです。
精神病を患っている女性
うつ病などの精神病を患っている女性にもゴミ屋敷が多いことが報告されています。
メンタル面で言うと、何かがきっかけで鬱病になることもありえます。
女性の場合、大切な恋人との別れやペットの別れ、家族との別れ、職場や友人関係などによってなることが多いです。
ある事をきっかけに精神病になってしまった場合、
全ての人がと言うわけではないですが、ゴミを捨てる気が湧かなくなってしまったり、
ゴミをどのように分別して捨てて、整理したら良いかわからなくなってしまう方がいます。
うつ病は、
全てのやる気が起こらなくなるほど酷くなることもあり、
起き上がることすらままらなず、寝たきりの1日を送るなんて事もあるほどです。
そのような状態でゴミを整理して分別すると言うのは辛い事です。
上記のように、病気からゴミ屋敷になってしまうパターンもよくある事例です。
メンタルが元々弱い方や何かをきっかけに鬱病などになってしまった方は注意と気遣いが大切です。
収集癖がある女性
男性にも言える事ではありますが、女性の中にも収集癖がある方がいます。
アニメや漫画、ゲーム、アイドルなどのグッズなどを片っ端から集めるのが趣味な方は、
気づかぬうちにゴミ屋敷化している可能性がありますので注意が必要です。
これは、先ほどご紹介したネットショッピングを普段から利用する女性にも言える事ですが、
ついつい好きな物を収集した結果、部屋に置き切れないほどになってしまう場合があります。
気づけば、床にまでグッズが散乱した状態になっているなんて事ありませんか？
オタクと呼ばれる方の中には、
収集したものを綺麗にならべて飾る方もいますが、中には購入したまま放置される方もいます。
放置しておくものが増えていくとそのうちゴミ屋敷になってしまう可能性があります。
趣味がグッズ集めなんて方は、
購入したものは綺麗に整理して飾ったり保管場所を確保するなどを常日頃する事で、
回避ができるので、注意しましょう。
カーテンを閉めっきりにしている女性
忙しくて、めんどくさがって、カーテンを閉めっきりにしていませんか？
こんな女性、ゴミ屋敷にしてしまう可能性があります。
普段から多忙な方や、めんどくさがって換気をしない方、
そして掃除も滅多にしないと言う方の中にはカーテンを全く開けない方もいるのではないでしょうか？
そんな方は気づかぬうちにゴミ屋敷にしてしまっている可能性があるので注意が必要です。
めんどくさくても、たまにはカーテンや窓を開けて換気して、
掃除をするなどして、部屋の片付けをする事でゴミ屋敷を防ぐことができます。
また、窓やカーテンを閉めっきりにすると運気も下がると言われています。
是非、普段は開けないと言う方はたまには開けて換気してみてくださいね！
女性のゴミ屋敷の対処方法について
今、ゴミ屋敷になってしまっている女性が周りにいると言う方、
もしくは家族や友人などがゴミ屋敷に住んでいると言う方、
このような方に向けて、対処方法についてご紹介していきたいと思います。
自力で片付けor掃除をする
ゴミ屋敷になってしまっている場合、
一番初めにできることは、「自分で片付ける」と言うことです。
とはいえ、これができれば我々のような専門業者が不要ですよね。
つまり、ゴミ屋敷の家主に「自分で片付けてくれ」と言ってもほとんどが無駄だと言う事になります。
友人や家族で協力する
自力で片付けることができないゴミ屋敷の家主や中々掃除してくれない方には、
友人や家族が協力してコツコツと綺麗にしていくと言う方法があります。
これは、ある意味お金もかからずに少しずつ作業ができるのでオススメです。
しかしながら、
大量にゴミが散乱しているような状態の場合には、
騒音や一度に大量のゴミが出ることで近隣トラブルになることもあります。
これらの事を注意した上で、行う分には良いと言えますがこちらも実際のところ中々難しい面があります。
専門業者（プロ）に任せる
大量のゴミが散乱しているようなゴミ屋敷の場合や、
家主や近しい家族や友人などの協力を持っても難しい場合には、
やはりプロに任せるのが一番手っ取り早いでしょう。
多少費用はかかるものの、
不要なものと必要なものをしっかりと分別してくれて、
害虫駆除や異臭なども全て綺麗な状態にしてくれます。
もちろんゴミなどの不用品に関しても、
業者側が回収して言ってくれるので、近隣トラブルの心配もいりません。
原状回復する事で、とても快適な生活を送れるようになるのもメリットになります。
上記のように自分ではどうにもならない状態や他人の力を持ってもどうにもできないような状態の場合、
専門業者の手を借りる事で、対処することが可能となります。
できるだけ、早急に相談される事をオススメします。
自治体に相談する
近隣の住民にまで何か被害が起きている場合、
直接、ゴミ屋敷の家主に「掃除をしてくれ」と言っても効果がないことがほとんどです。
このような場合、まずは自治体に相談してください。
例えば、
ゴミ屋敷の近隣住宅に悪臭問題や害虫問題など日常生活に支障をきたすような
トラブルや問題などが起きている場合には、自治体に相談すると、調査・指導・勧告を行ってくれます。
ただし、自治体からの指導や勧告を持っても
ゴミの掃除などを行わないと言う家主も存在するため、必ずしも効果があるといわけではありません。
ただし、何もする手がない場合には何かしらの効果は出ると思いますので相談してみてください。
また、自治体によってはゴミ屋敷の条例がある自治体も存在するようです。
火災問題などの大きな問題が起きる前に、相談をしておく事をオススメします。
ゴミ屋敷と女性の関係性についてまとめ
本ページでは、
ゴミ屋敷には女性が多い事実とその理由、さらには陥ってしまう女性の特徴と心理状態について
詳しく解説させていただきました。
簡単に今回の内容をまとめると以下のようになります。
・ゴミ屋敷の約6割以上が女性によるもの
・ゴミ屋敷に陥る女性には特徴と似たような心理状態が関係している
・ゴミ屋敷の対処は早いうちにしておくのがベスト
男性のイメージが強かったゴミ屋敷。
今では、女性の方が数を上回っているほか、ゴミ屋敷自体の数も増加しています。
さらに、そのような状態で孤独死しているなんて事例も出ています。
ゴミ屋敷の家主は自分の家がゴミだらけだとい意識がない場合もあります。
そのため、見ず知らずの他人から「捨ててくれ」と言われても断ることも多いです。
まずは、気に障らないように話しかけて促すことから始めてみませんか？
また、一緒に掃除をするからしませんか？なんて声がけをしてみませんか？
それでも効果がないようでしたら自治体や警察への相談も視野に入れてみてください。
そのまま放置しておくと火災などの大きな問題に発展する可能性がありますので、
できるだけ近隣住民と団結して解決していきましょう。
埼玉県をメインに特殊清掃を行なっているリンピアでは、
ゴミ屋敷や孤独死の現場の原状回復、また普通の清掃まで行なっています。
遺品整理や不用品回収まで合わせて行う事ができますので、
何かお悩みがあれば、気軽にご相談ください！
もちろん、ご相談や見積もりなどは無料で行なっています！
