若者にゴミ屋敷が急増している理由と対処方法について
実は、若者のゴミ屋敷率は年々増加しているってご存知でしょうか？
ついつい高齢者がなるものだと思ってしまうのですが、実際には意外と若い世代の割合が増えてきています。
実は、こうした背景にあるのがストレスだったり、日々の生活がその要因とされています。
本ページでは、そんな若者の間でゴミ屋敷が増加している原因と対処方法についてご紹介しています。
・若者のゴミ屋敷の急増には、多忙、ストレス、コロナによる巣篭もりなどの背景が関わっている
・対処するには、まずは原因を追求する事が大切
若者の間でゴミ屋敷が急増している理由について
あなたは、「ゴミ屋敷」というワードを聞いてどのような事を想像しますか？
「家の中から外まで物で溢れている状態」
「家の前の道路までゴミが散乱している状態」
なんかをイメージされる方が多いのではないでしょうか？
さらに、
ゴミ屋敷の住人は、「高齢者」なイメージを持っていませんか？
それも男性である事が多いと思います。
しかしながら、
実は年々、若者のゴミ屋敷率が高くなってきており、
それも7割以上が女性であるというデータも出ています。（全体のデータではないので確実ではありません）
こうした背景にあるのは一体どのような事が原因となっているのでしょうか？
まずは、若者の間でゴミ屋敷化が進んでしまっている理由についてご紹介していきたいと思います。
多忙な生活を送っている
実は、意外とありがちなのが「多忙な生活を送っている若者」です。
これは、日々が忙しすぎるために、家事まで手が回らない事が原因となっています。
例えば、
疲れて帰ってきてから自炊をしたり、洗濯をしたりする事ができず、
コンビニ弁当で済ませて、そのまま寝てしまうような事例が最も想像しやすいでしょう。
また、
夜勤があったり、生活スタイルがバラバラな方に多いのが、
ゴミ出しを規定の日に出す事ができずに、家の中に溜まってしまう事です。
塵も積もればなんとやらとは言いますが、
多忙な生活を送っているうちに、気づけばゴミ屋敷の完成となってしまうのです。
生活スタイルがバラバラな方は、ご注意ください。
物を捨てる事ができない
昔に購入したけど、もう何年も着ていない服をまだ残していませんか？
「いつか着るかもしれない」
「また流行が戻ってきたら」
なんて思っているかもしれませんが、これがゴミ屋敷化してしまう原因の一つでもあります。
明日、明後日とは言いませんが、
定期的に使用するものは残しておいても良いと思いますが、
もう1年以上も着ていないような衣類などがあればいっそのこと捨ててしまった方が良いと思います。
勿体無くて捨てられないという方も多いと思いますが、
時には思い切らないといつかは「ゴミ屋敷」になってしまいますよ。
過度なストレスを感じている
「今、あなたはストレスを感じていますか？」
ご自分で感じ取れる方は、恐らく相当に疲れていると思います。
また、ストレスに気づいていないだけの方もいるでしょう。
職場でのストレス、人間関係でのストレス、
様々なストレスを感じながら生きていると思いますが、
時にはこうした事が原因となり、ゴミ屋敷に進展してしまう事もあります。
ストレスは、
様々なやる気を削いでしまうため、ゴミ出しや自炊、家事などの
モチベーションを著しく下げる事もあります。
ゴミ屋敷化には、
こういった精神的なストレスが関係している事も大いにあります。
時には、精神病になっている事が要因となる事もあります。
コロナ禍による巣篭もり
2020年から一気に感染拡大し、世間を騒がしているコロナウイルス。
緊急事態宣言も出たりしたため、お家で過ごす時間も増えていると思います。
「外出するのが怖いから家でゆっくりしよう」
なんて考えて、引きこもっている方も多いでしょう。
しかしながら、
こうした巣篭もりが原因となってしまって、
やる気が起きずに、結果的にゴミ屋敷化してしまう方々が急増しています。
元々はしっかりとやれていたのに、
テレワークになってから、部屋が汚くなってしまったという方や、
家にいる時間が少なかったけど、おうち時間が増えてから自分が片付けられない人間だと気付いた方もいらっしゃいます。
このように、
家で巣篭もりをするようになった方が増えてきた2020年以降からは、
若者のゴミ屋敷の清掃のお問い合わせが急増しているのです。
若者のゴミ屋敷の原因まとめ
- 多忙である
- 物が捨てられない
- 過度なストレスを感じている
- コロナ禍による巣篭もり
若者のゴミ屋敷問題の対処方法について
若者の間でも急増しているゴミ屋敷問題。
まだまだ体力があるような20代〜40代を中心に増加している背景には、
様々な原因があることをご紹介していきました。
次は、
こうしたゴミ屋敷問題を解決するためにはどのようなことをしたら良いのか？
その対処方法についてご紹介していきたいと思います。
たまには休暇を取ってみる
もし、あなたが今多忙な生活を送っているのであれば、
若者だからと考えずに、一度有給休暇などを取ってみたらいかがでしょうか？
普段、忙しいことで家事炊事などに手が出せないくらい疲弊している場合には、
たまに休暇を取ることで、リフレッシュして掃除などのモチベーションを高める事が大切です。
しかしながら、
どうしても有給を取れないという方もいるかと思います。
そのような時には、普段の休日を利用して旅行に行ってみたり、ヘッドスパやマッサージなどで癒されてみてください。
このような小さな積み重ねがあなたの疲れを癒し、
再び、片付けようとするやる気につながります。
思い切って仕事を変えてみる
誰にでもできるような事ではないのですが、
もし、今の職場が原因でストレスや疲れが溜まっており、
精神疾患になりそうなぐらいまで追い詰められている場合には、いっそのこと転職も視野に入れてみてください。
ゴミ屋敷だからという問題ではなく、
一度、身体を壊してしまったり、精神疾患を患ってしまうと、
結局は仕事を辞めないといけませんし、次の転職活動にも影響が出てきます。
このような最悪の事態を避けるためにも、
自分で回避能力を高めて、早いうちに見切りをつける事も大切です。
生活などもあり、踏み出せない方もいるかと思いますが、転職したら気分も変わってやる気に満ち溢れるかもしれませんよ。
精神疾患を抱えている場合にはまずは治療を優先
もし、あなたが既にうつ病や統合失調症などの精神的な疾患を患っており、
このような病気が原因となってゴミ屋敷になってしまっている場合には、
まずは病気の治療を第一優先で行ってください。
実は、
精神疾患は、ゴミ屋敷と深い関係性があるとされており、
治療を行わないで改善することはまず難しいと思います。
また、ゴミ屋敷の住人でも自分が鬱病になっているとは思わずに、
「なんで自分は片付ける事ができないんだ」
と責めてしまう方もいらっしゃいます。
しかしながら、
精神的に辛い時には、できないのが当たり前ですので、
まずは治療に努めて、改善が見られてから部屋を綺麗にしていきましょう。
コロナ禍だからと言ってダラダラしない
コロナ禍で外にも行けないから家でダラダラしよう・・・
このように考えている方は多いと思いますが、
もし自分が自己管理できない人間であるならば、このような考えは改めましょう。
一度、ダラダラしてしまうと、
この沼から抜け出せなくなってしまうのは皆同じです。
時に意思が弱い方は、顕著に現れるはずです。
したがって、
巣篭もりするからといって、ダラダラした生活はしないようにして、
普段と同じような生活を送るように心がけてみてくださいね。
不要なものは捨てる
もし、1年以上使っていない者が家に沢山あるという場合には、
思い切って、そのような不用品は捨てるようにしてみてください。
勿体無くて取っておきたい気持ちはとても共感できるのですが、それをする事でゴミ屋敷化が進んでしまいます。
この時の判断としては、
1年以上は使っていない物であり、今後も使う事がないであろう物です。
イベント時に使うようなものは除き、単純に今後使う予定のないものです。
このような物に対象を絞って、
分別して処分する事で、不要な物が家からなくなるという事です。
若者のゴミ屋敷の対処方法まとめ
- 有給休暇などを取ってみる
- 転職も視野に入れてみる
- 精神疾患を抱えている場合には、治療を優先する
- コロナ禍だからと言ってダラダラした生活を送らない
- 不用品を捨てるようにする
ゴミ屋敷化しない予防方法について
最後にご紹介していくのは、
ゴミ屋敷にするのを防ぐための方法についてご紹介していきたいと思います。
もし、今あなたの部屋が汚れている場合にはチェックしてみてくださいね。
ゴミ出しをきちんとする
若者のゴミ屋敷化の原因として、
「ゴミ出しを行わない」というものがあります。
これに関しては、ゴミ屋敷になるのですから当たり前ですが。笑
とはいえ、
単純に者が増えても、ゴミ出しをしていればそこまで汚くはなりませんよね。
したがって、日々のゴミ出しを習慣化するように心がけましょう。
まずは、
ゴミ出しの日をチェックして、忘れそうな場合には、
目のつくところにゴミ出しの日を書いた紙などを貼っておきましょう。
不用品は購入しない
もし、ストレスを買い物で発散している方がいるとしたらそれは辞めましょう。
もちろん、本当に必要な者であれば購入するべきですが、
なんとなく買ったものの、手をつけないで放置されているようなものは買わないようにしましょう。
まず、
購入する際には、「本当に必要かどうか」をじっくりと考えてみてください。
その上で、今すぐに必要ではない物に関しては購入を後回しにしましょう。
仮にゴミ出しをしなかったとしても、
不用品が増えなければ、ゴミ屋敷化するスピードも遅くなります。
是非、ショッピングをする際には熟考してみてくださいね。
日々の掃除を習慣にしよう
ゴミ屋敷化しない方法として、
最も有効的なのがなのが「日々の掃除」です。
毎日少しでも良いので、片付ける時間があればゴミ屋敷化しないはずです。
例えば以下のような事を意識してみてください。
- 床掃除を毎日する
- 決まったスペースだけは毎日掃除する
- 掃除機を2日に1回はかけるようにする
そんなに難しそうじゃないでしょ？
上記の中から自分ができそうなことをまずは日々の習慣にしてみてください。
こういった小さいことの積み重ねがとても大切です。
若者のゴミ屋敷の急増の理由と対処方法まとめ
本ページでは、
若者のゴミ屋敷の急増の理由や原因、そして対処方法についてご紹介していきました。
最後に今回の内容を振り返っていきます。
- 多忙やストレスなどが原因で若者の間でもゴミ屋敷が急増している
- 実は、若者の中でも女性の方がゴミ屋敷率が高い
- ストレスの解消や休暇を取ることで心を休める事が大切
いかがだったでしょうか？
なんとなく高齢男性に多いような気がしてしまっていたゴミ屋敷ですが、
実は若者の間でも増加している問題でもあります。
多くの方がびっくりするのが、
中でも女性の方がゴミ屋敷率が高いという点でしょう。
特に「看護師」の方が多いというのもデータとして上がってきています。
しかしながら、
若者の方のゴミ屋敷の原因としては、
体力的な物ではなく、基本的には精神的な者が大きく関係してきています。
ストレスはもちろんのこと、
職場や人間関係による精神的なダメージによって、
知らずうちにうつ病などにかかってしまっている場合もあります。
もし、自分の精神が少しでもおかしいと思った場合には、
我慢せずに、まずは病院にて診察を受けてみてください。
実際に診察を受けて、治療をする事で改善されるかもしれません。
埼玉県をメインに特殊清掃を行なっているリンピアでは、
ゴミ屋敷や孤独死の現場の原状回復、また普通の清掃まで行なっています。
また、場合によってはリフォームなども自社で承っています。
遺品整理や不用品回収まで合わせて行う事ができますので、何かお悩みがあれば、気軽にご相談ください！
もちろん、ご相談や見積もりなどは無料で行なっています！
