競売物件にゴミ屋敷が多い!?任意売却は可能なの?
ゴミ屋敷状態になっているお家が競売物件として出ていることが多いと感じられる方が多いようです。
実際にネット上でも検索されている方が多いようで、気になっている方も多いのでしょう。
確かに、競売にかけられている物件にはゴミ屋敷も多々見受けられます。
しかし、それには様々な理由があったのです。
本ページでは、
競売物件にゴミ屋敷が多い理由についてご紹介している他、
任意売却したい場合に可能なのかについてまとめています。
今、汚い部屋にお住まいの方でお悩み中の方は最後までご覧になってくださいね。
・競馬物件は、全てがゴミ屋敷というわけではない。
・競売物件がゴミ屋敷になってしまう理由がある。
・ゴミ屋敷を任意売却することは可能である。
競売物件はゴミ屋敷が多い!?その理由について
この記事をご覧になっている方の中には、
実際にゴミ屋敷状態のお家に住まれているという方もいるでしょう。
あなたは大丈夫ですか?
今回の本題でもある競売物件。
競売といえば、何かしらの理由で住宅ローンなどが支払えなくなってしまって、
滞納することで、強制的に持ち家を競売にかけられてしまうことですね。
ネット上などでも競売物件にゴミ屋敷が多いという指摘が見受けられますが、
実は、多いように見えますが、綺麗なお家ももちろんあります。
つまり、割合的に多いように感じるだけです。
では、何故競売物件にはゴミ屋敷が多く見受けられるのでしょうか?
まずはその理由から見ていきましょう!
お金にルーズだからゴミ屋敷化するわけではない。
まず、最初にお伝えしておきたいのは必ずしも競売物件にかけられる方々が、
お金にルーズだからというわけではないということを理解しておいてください。
というのも、
住宅を購入している等ことは、住宅ローンが組めている方であり、
社会的にそれなりの地位にあると銀行側が判断したからです。
つまり、
お金にルーズであれば、住宅ローン自体が組めないはずです。
例えば、ギャンブル依存症などで借金まみれなんて場合にはローンが組めません。
ということは、
お金にルーズだからという理由ではない別の理由があると言えます。
商売に失敗した/リストラにあった
一つ目の理由としては、
自営業などをしており、それなりの収入があったという方で、
何かしらの影響によって、商売がうまくいかなくなってしまったパターンです。
そして、
もう一つのパターンとしては、サラリーマンとして働いていたが、
リストラにあってしまったパターンです。
これらに共通するのは、
収入が途絶えてしまったということです。
元々は、問題なく暮らしていたのに、収入がなくなったことで、
ローン返済などが滞ってしまったのが理由です。
金銭的な余裕がなくなると、
これまでに普通にしていた生活ができなくなってしまって、
生活が荒んでしまうことで、ゴミ屋敷化してしまうのです。
精神的疾患
次にご紹介する理由として、
うつ病などの精神疾患を抱えており、普通に生活できていたが、
体調が急速に悪くなってしまって、働けなくなってしまったというパターンです。
これに関しても、
収入が途絶えるという意味では前項と全く同じですが、
同時に体が動かないことから、ゴミ屋敷を促進させてしまう原因となります。
いずれも、
競馬にかけられてしまうという場合には、こういった物理的な障壁によって、
起こっていることが多数であると言えます。
ゴミ屋敷って任意売却できるの?
競売にかけられてしまうと、
その落札額はとても低く、とてもローンを全額払えないどころか、
支払ってもまだまだマイナスなことが多いです。
もちろん任意売却だからといって、プラスになることも少ないかもしれませんが、
任意売却ですと、相場内での買取となるので、結構違ってくるのです。
そこで、競売になる前にゴミ屋敷を売却したいという方もいると思います。
そもそも売ることはできるの?という疑問についてご紹介していきます。
ゴミ屋敷でも売却はできるが価値が著しく下がる可能性がある
ゴミ屋敷だろうが住宅や土地としての価値があれば買取が可能です。
しかしながら、ゴミ屋敷であることがマイナスになることは間違い無いです。
まず、ゴミ屋敷の場合には、
ゴミの撤去代などに別途で費用がかかりますし、リフォームが必要な箇所が多ければ、
それだけ上物としての価値は下がります。
つまり、
査定をしてもらう段階で、ゴミ屋敷を綺麗に改善できている場合と比べて、
明らかに査定額が低く出る可能性があるのです。
査定に出す前にゴミ屋敷清掃業者に依頼しておく
もし、マンションや戸建てを査定に出そうかなと考えている場合、
事前にゴミ屋敷業者などに依頼して、原状回復させておくことがオススメです。
清掃に費用はかかるかもしれませんが、
それ以上に査定額が上がる可能性が非常に高くなりますので、
事前に依頼して、綺麗にしておくのがオススメです。
自分でゴミ屋敷を清掃することも可能かもしれませんが、
時間も労力もかかりますし、案外余計な費用がかかったりします。
不動産も上がったり下がったりしますので、なるべく早めに査定に出しておくのがオススメです。
競売にかけられるとどうなるの?
そもそも、競売にかけられるとどのようになってしまうのでしょうか?
簡単な流れについてご紹介していきたいと思います。
物件が競売にかけられるまでの流れ
1, | ローンの滞納 |
---|---|
2, | 金融機関からの督促状が届く(約半年) |
3, | 滞納しているローンなどの一括返済の督促が届く |
4, | 代位弁済通知が届く |
5, | 裁判所申し立て |
6, | 競売開始決定通知が届く |
7, | 物件の調査 |
8, | 開札日の通知 ※開札日の2日前が任意売却の期限 |
競売物件にゴミ屋敷が多い理由についてまとめ
本ページでは、
競売物件にかけられているのがゴミ屋敷が多いのは何故?なんて疑問をお持ちの方に向けて、
その理由などについてご紹介していきました。
最後に今回の記事のまとめを記載しておきます。
- 競売物件はゴミ屋敷だけでは無いが割合としては多い。
- 競売にかけられる=お金にルーズなわけでは無い。
- 収入がなくなる→生活が荒れる→ゴミ屋敷化するというサイクル。
- ゴミ屋敷は任意売却ができる。
いかがだったでしょうか?
競売にかけられることは少ないかもしれませんが、
明日は我が身ということで、いつどうなるのかわからない時代だからこそ他人事では無いのです。
実際に普段から綺麗好きな方でも、
お金のことで悩み出すと、生活が荒んでいくものです。
これがゴミ屋敷の競売物件が多い1番の理由でしょうね。
なんとなくのイメージで、
ギャンブル依存症だったり、ブランド品を買い漁ったりすることが理由で、
競売にかけられているようなイメージもありますが、実はそうでないことも多いです。
最後までご覧になっていただき、ありがとうございました。
埼玉県をメインに特殊清掃を行なっているリンピアでは、
ゴミ屋敷や孤独死の現場の原状回復、また普通の清掃まで行なっています。
また、場合によってはリフォームなども自社で承っています。
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