汚部屋と母子家庭は関係があるって本当!?その理由と対処方法について
ゴミや不用品が散らかった「汚部屋」と母子家庭って関係性があるのでしょうか?
一見、関連性は無いようにも思えるのですが、少し事情は異なるようです。
本ページでは、そんな「汚部屋」とシングルマザーの関係性、何故汚くなってしまうのかの原因と対処方法について解説しています。
・汚部屋と母子家庭にはある「原因」が関係している
・散らかった部屋で育った子供は「汚部屋の住人」になる可能性がある
・汚部屋にしないための対処方法は確実に存在する
母子家庭だと汚部屋になってしまう原因について
今、あなたのお家は散らかっていますか?
それとも綺麗な状態ですか?
それとも普通の状態でしょうか?
この言葉を言われて「ハッと」した方はもしかしたら部屋が汚れているかもしれません。
または、心当たりがある方かもしれませんね。
実は、ここ数年増え続けている「汚部屋」。
一昔前は「ゴミ屋敷」なんて呼ばれ方で、戸建てに住む高齢者がその対象だったりしましたが、
現在は若い方、女性に増えているんです。
そして、今回のテーマである「母子家庭」です。
様々な理由から一人で子育てをしながら生活するシングルマザーを指す言葉です。
実は、汚部屋と切っても切れない関係性があるんです。
もちろん全ての母子家庭に共通するわけではないですが、少なからず汚部屋になってしまう原因があるようです。
まずは、その理由を見ていきましょう。
1,忙しい
母子家庭だと、母親一人で子育てもして、家事もして、仕事もしないといけません。
もちろん、実家に住んでいたり、近くに祖父母がいたりして、
助けてもらえる方は少し事情が異なるかもしれませんが、多くの方は一人で全てのことをこなす必要があります。
ともなると、
子育てと仕事をするので精一杯になってしまって、
家事が疎かになってしまうことも多いのです。
やはり、フルで仕事をしないと生活していくのが辛いですから、
月曜日〜金曜日は疲れて家事もろくにできないのは仕方ないことです。
このように日々忙しいという理由から、掃除やゴミ出しを忘れてしまったり、
疲れてできなかったりすることが重なって、
汚部屋化してしまうことがあります。
2,ストレスが溜まっている
母子家庭は、他人が思う以上に大変です。
一人でこなす仕事は倍以上。
家事、子育て、仕事・・・・・・・
このように外でも家でも気が抜けず、
常にストレスに押し潰されてしまいそうな日々を送っています。
これらが重なることで、
ストレスによって、心に余裕がなくなってしまって、
掃除をする気力が起きなくなってしまうというのが理由の一つでもあります。
3,精神的な病気
中にはシングルマザーであっても、しっかりと全てをこなす方もいらっしゃいます。
一方で、様々なストレスなどから精神的に病んでしまう方も多くいます。
これは、仕事のストレス、子育てによる疲労、「一人でなんとかしないと」と気張る事による疲れなどがあります。
これら原因となってしまって、
結果的に「うつ病」などの精神的な疾患になられる方もいらっしゃいます。
当然ですが、
精神的な病気を発症してしまうと、掃除どころではありません。
最悪の場合、働けなくなってしまう可能性もあります。
また、酷い状態の場合には、
子育てもろくにできず、ネグレクトのような状態になる可能性も否定できません。
汚部屋と母子家庭の関係性についてまとめ
- 日々の忙しさが原因の一つ
- 様々なストレスからの掃除への気力が失われてしまう
- うつ病などを発症していることが原因となることも
汚部屋で育った子供に悪影響がある場合も?
母子家庭で育ったからではなく、汚部屋で育った事による悪影響があることをご存知でしょうか?
もちろん、必ずしも影響するとは言えませんが、
成長過程で大きな影響を受ける可能性がありますのでご紹介したいと思います。
1,汚部屋の住人になる可能性がある
汚部屋で育った子供は将来「汚部屋の住人」になる可能性が高いってご存知でしょうか?
では、これは何故か?
理由は簡単です。
「汚部屋に対してこれが普通だと思っているから」です。
小さい頃から汚部屋で育った子供の場合、
汚く、散らかった部屋自体が普通であり、どこがおかしいのか分からないこともあるのです。
また、おかしいと思っていても、
掃除ができない、掃除をする方法が分からないという方も多いのです。
以上のことから、
汚部屋で育った子供が大人になった時に自分の家を汚部屋にしてしまう可能性があるのです。
これを防ぐには、お母さんがしっかりと綺麗にしてあげる必要があります。
2,アレルギー症状を起こす可能性
汚部屋には、埃、ダニ、ゴキブリなど人体にとっても悪影響のあるものが散乱しています。
これらが平気な方もいると思いますが、
中には酷いアレルギー症状を起こしてしまって、喘息やアトビーなどを発症する方もいます。
もちろん、小さな子供例外ではなく、
幼い時からこのような環境にいることが原因となって、
酷いアレルギー症状が出る可能性があります。
アレルギーは持っていない方にはわからないと思いますが、
大変辛いので、子供のことを考えるのであれば、
汚部屋はいますぐに改善するべきだと思います。
母子家庭で汚部屋化している場合の対処方法
あなたが今母子家庭であり、汚部屋に住まれている場合の対処方法についてご紹介したいと思います。
すぐにできる方法からできない場合の時の方法についてまとめています。
1,一人で掃除をする
まず、一番最初に取り掛かるべきは「自分で掃除をする」ことです。
当たり前と言われればその通りですが、
これができないから汚部屋になってしまっているのです。
しかしながら、
時間をかけて、お金をかけずに綺麗にする場合には、
一人で少しずつでも綺麗にする努力をすることが必要です。
まずはできる範囲から掃除をしてみませんか?
やる気さえあれば、今日からでも実行することができますよ!
2,家族や友人に協力してもらう
母子家庭で子育てをしながら、掃除をすることができないという場合、
家族、友人などに手伝ってもらって掃除をすることも検討してみてください。
一人では終わらないことも数人であればすぐに終わるかもしれません。
また、掃除をしている間、子供の面倒をみてくれる方が
近くにいるだけでも、作業がスムーズに運ぶと思います。
しかしながら、
これは近くに掃除を手伝ってくれる方がいる場合であり、
誰も協力してくれる方がいない場合には、難しい方法となります。
そんな方は次にご紹介する方法を試してみてください。
3,清掃業者に依頼する
「一人で掃除することができない」
「協力してくれる方がいない」
「悪臭や害虫が発生している」
上記のような場合には、
迷わずに清掃のプロに任せるのがオススメです。
何故、費用をかけてまでもプロに任せるのがオススメなのか。
それにはいくつかの理由があります。
- 素人ではできない除菌・消臭作業、害虫駆除ができる
- 退去などで必要な原状回復を行うことができる
- 最短即日から綺麗にしてもらえる
- ゴミ捨てや不用品の回収なども一気にしてもらえる
上記だけをみても、デメリットはほとんどないです。
あるとしたら、費用がかかるということでしょう。
しかしながら、
リフォームが必要なレベルで汚い状態でなければ、
思っている以上に高くなることはないので、気になる方は一度見積もりや相談をしてみると良いでしょう。
母子家庭の汚部屋の対処方法まとめ
- 一人で掃除をする
- 誰かに手伝ってもらって掃除する
- 清掃のプロに任せる
母子家庭でも汚部屋にしないための予防方法について
既に綺麗にしている方、これから汚部屋にしたくないという母子家庭の方に対して、
今からできる予防方法についてご紹介したいと思います。
1,不要なものを溜め込まない
汚部屋には基本的に不要なものが散乱していることがほとんどです。
捨てても問題ないものであっても、捨てられずに放置されているんです。
習慣として、このようなものを溜め込まないように意識することが大切です。
「いつか使うかもしれないもの」
「なんとなく捨てられないもの」
上記のようなものはなるべく処分して必要なものだけを家に残すようにしてみましょう。
2,ゴミ出しをする
忙しいとついつい忘れてしまう「ゴミ出し」。
基本的には決まった曜日に捨てると思いますが、
これに忘れてしまうと家にまた1週間置いておかないといけません。
家にゴミ袋が大量にあるだけで、圧迫感を感じますので、
ゴミ出しは必ず行うように意識してください。
ゴミ出しの日を覚えられない方、忘れてしまう方は、
玄関や冷蔵庫などの目につく場所に、
ゴミ出しの日を書いて貼っておくようにすると習慣にすることができると思います。
3,日々のこまめな掃除を心がける
汚部屋にしてしまう方は、日々の掃除をしない方がほとんどです。
したがって、毎日何かしらの掃除をすることを習慣にしてみてください。
一番良いのは、床の掃除機などでしょう。
掃除機を毎日することによって、
掃除をしたという気分にもなれますし、同時にホコリなどの汚れも無くなります。
小さなお子様にとってもハウスダストは体によくなく、
できれば毎日掃除機をかけて、綺麗な空間を維持してあげるようにしてください。
4,床にものを置かない
最後に、床に物をおく習慣をやめてください。
汚部屋では、服やゴミなどが床に散乱していることが多いです。
床にものがあるだけで汚れて見えますし、汚部屋化が進行する原因となります。
まずは、床を常に見える状態にして、
収納をすることから始めてみてください。
母子家庭の汚部屋化を防ぐ方法まとめ
- 不用品を溜め込まない
- ゴミ出しをきちんとする
- 日々の掃除を習慣にする
- 床にものを置かない
汚部屋と母子家庭の関係性についてまとめ
本ページでは、
汚部屋と母子家庭の関係性について簡単にご紹介していきました。
最後に今回のまとめを見ていきましょう。
まとめ
- 汚部屋と母子家庭の関係性は少しはある
- 母子家庭の場合、一人で全てをこなす必要があり、心の余裕がない
- ストレスや様々な重圧から汚部屋になる可能性が高い
- 予防するには、日々の掃除などちょっとした習慣が必要
- 汚部屋化が酷い場合には清掃業者に綺麗にしてもらうことも検討するべき
いかがだったでしょうか?
今、あなたのお部屋はいかがですか?
綺麗ですか?汚れていますか?
どんな状態であれ、
子供にとって、どのような環境で生活させるのがベストなのか。
これを基準に改めて部屋の状態を見直してみてください。
もし、掃除の仕方がわからない。
現状の変え方がわからない。
このように悩まれている場合には、我々に相談ください!
一緒に改善方法を考えていきましょう。
埼玉県をメインに特殊清掃を行なっているリンピアでは、
ゴミ屋敷や孤独死の現場の原状回復、また普通の清掃まで行なっています。
遺品整理や不用品回収まで合わせて行う事ができますので、
何かお悩みがあれば、気軽にご相談ください!
もちろん、ご相談や見積もりなどは無料で行なっています!