汚部屋にバルサンは効果ある?メリットとデメリットについて

汚部屋に発生する害虫を駆除する際に効果的な「バルサン」。
大量にゴキブリなどが発生している家には効果が果たしてあるのでしょうか？
本ページでは、現在「汚部屋」に住まれているという方に向けて、バルサンのメリットとデメリットについてご紹介しています。
使用する上での注意点などもありますので是非最後までご覧下さい。

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バルサンとは？

あなたは「バルサン」を使用したことはありますか？
恐らく、多くの方が一度は使用したことがあるor家族が使用していた経験があるのではないでしょうか？

バルサンとは、
レックの子会社であるバルサン株式会社によって製造・販売されている商品です。
いわゆるくん煙剤と言われる殺虫剤であり、煙が出るのが特徴的です。

ちなみに、
2004年から2018年まではライオンが販売していたので、
そのような記憶を持っている方もまだ多いのではないでしょうか？

バルサンに効果的な害虫について

バルサンが効く害虫は、上記の通りとなっています。
主に家の中に発生する害虫の駆除に効果的となっている成分が含まれています。
駆除対象となっている害虫が裏面に記載されているので、購入の際にチェックしておきましょう。

バルサンの種類について

汚部屋などに発生するゴキブリなどの害虫駆除に使用される「バルサン」。
現在発売されているラインナップは、主に3種類となっています。
では、一つずつご紹介していきたいと思います。

煙が出るタイプ

出典：Amazon.co.jp

こすって煙が出るタイプの特徴は、
強い噴射力と拡散力によって、部屋の隅々まで成分が行き渡ります。
また、使い方もとっても簡単です。

煙が出切った後は、
30分の換気で成分がほとんどゼロになるだけでなく、安全性も保証されています。

マンションやアパートなどに使用するよりからは戸建てなどに向いている商品です。

水を使うタイプ

出典：Amazon.co.jp

水を使用するタイプのバルさんの特徴は、
ニオイが少ないのがメリットとなっています。
しかしながら、煙が少ないためか火を使う煙タイプに比べてやや効果は低いのがデメリット。

こちらのタイプは、
マンションやアパートなどの集合住宅にオススメの商品となっています。

霧が出るタイプ

出典：Amazon.co.jp

霧が出るタイプのバルサンの特徴は、
火も水も使わず、さらに煙ではなく霧で噴射するタイプであることです。
当然ですが、ニオイも残りづらいです。

また、煙が出ないため災報知器に反応しないので、
マンションやアパートに住まれている方にとっては、有効的な商品となっています。

使い方も簡単で、
ボタンを押して、１時間〜２時間程度放置するだけとなっています。

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バルサンのメリットについて

害虫駆除剤である「バルサン」を使用することでどのようなメリットが得られるのでしょうか？
今からご紹介していきたいと思います。

簡単に害虫駆除ができる

こすって煙を出すタイプ、水を使って煙を出すタイプ、ボタンを押して霧を出すタイプと
大きく分けて3種類のラインナップとなっているバルサンですが、
どれもが簡単な使用方法であり、誰でも気軽にできてしまうというのがメリットでしょう。

ただし、
用法や用量などをきちんと守った上で使用しないと危険な場合もありますので、
使用前にはよく注意書きなどをご覧ください。

部屋の隅々まで効果が届く

タイプによって多少の効果の違いはあるものの、
一般的な煙が出るタイプでは、部屋の隅々まで成分が行き届き、
隙間にいるような害虫も駆除することが可能となっています。

普段、目視ができないような場所にも煙が行き届くことで、
害虫を減らす効果があります。
特に卵なんかは、目で見えないくらい小さい場合もあるので有効的だと言えます。

安全性の高さ

バルサンは、
用法や用量などをきちんと守って使えばそれほど害があるものではありません。
ただし、使い方によって危険性がありますので注意が必要です。

赤ちゃん、幼児、ペットなどがいる場合には、
煙が出切ってからきちんと換気を十分にした上で部屋に戻すようにして下さい。
注意点については、使用前によく確認するようにして下さい。

バルサンのデメリットについて

ここまでバルサンのメリットについてご紹介してきましたので、
次はデメリットについてご紹介していきたいと思います。

完全に駆除することは難しい

バルサンは、気軽に害虫を駆除できるというイメージがあります。
もちろん、駆除もできますし、予防としても効果がある商品です。
ただし、汚部屋の場合には害虫の数も多いことから、1回で絶滅させることはほぼ無理でしょう。

というのも、
このような薬品は害虫の卵には効果がないためです。
大量に発生している害虫の駆除には、バルサンを定期的に何回も使用する必要があります。

使用中は家を留守にする必要がある

バルサンを使用する際には、１時間〜2時間程度は外出する必要があります。
普通に通勤や外出の予定がある場合には問題ないと思いますが、
このためだけに外出するというのが苦痛に感じる方もいるかもしれません。

このような点からもいつでも使用できるわけではないという点がデメリットになってくると思います。

使用前には注意が必要

バルサンを使用する前には様々な注意が必要となります。
火災報知器のカバーを忘れないようにしたり、食器にカバーをしたり、
電化製品にカバーをしたりなど・・・・・

ただ、闇雲にバルサンを焚けば良いわけではなく、
こういった事前準備があるというのを前提で使用する必要があります。

したがって、
事前準備だけでも結構な労力を要する場合もあり、
忙しい方や疲れている方にとっては、ハードルが高い場合もあります。

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汚部屋でバルサンを使用して効果はある？

物で溢れてしまって、床が見えないような状態になっているいわゆる汚部屋。
もし、このような状態でバルサンを使用したら効果はあるのでしょうか？
答えは「ある」です。
しかしながら、それについては今から注意点があるためご紹介していきたいと思います。

定期的なバルサンの使用が必要

まず、汚部屋の場合には害虫は通常の2倍以上は生息していると思って下さい。
その場合、バルサンを一回使用したからといって、根絶することはほぼ難しいです。
したがって、定期的に渡って何回か使用する必要があります。

まず。成虫である害虫の駆除には効果が出るでしょう。
ただし、全ての害虫が根絶するかは分かりません。

また、
卵には効果がないことから、これらが孵化するのを待ち、
孵化した後に、もう一度バルサンを焚く必要があります。

これらを繰り返すことでやがて害虫は完全にいなくなります。

つまり、
バルサンは、汚部屋にも効果的ではあるけれども、
すぐに全てを根絶することは難しく、使うたびに準備をしないといけないという事になります。
これでもあなたはバルサンを使いますか？？

バルサンを使用する際の注意点について

バルサンを汚部屋で使用しようと思っている方に向けて、
使う際に注意しておきたいポイントをまとめてみたのでご紹介したいと思います。

火災報知器やガス警報器にカバーをしよう

バルサンを使用する際には、火災報知器やガス警報器にカバーをするようにしましょう。
煙が出るタイプのものを使用する際には、火災報知器に、
霧タイプのものを使用する際には、ガス警報器にカバーをしましょう。

もし、カバーをし忘れてしまうと、
最悪の場合、報知器や警報器が鳴ってしまい、
近隣住宅へ迷惑がかかる可能性があります。
カバーは、商品に付属しているのでそれを使って下さい。

家電、家具、食器などにカバーをしましょう

バルサンを使う際には、
家電、家具、食器などをカバーするようにしてください。
これらにカバーをしないまま使ってしまうと、壊れてしまったりする恐れがあります。

また、
人体に悪影響を及ぼす場合もありますので、
必ず、面倒臭がらずに袋や新聞紙などでカバーするようにして下さい。

食器棚などは、
隙間がある場合もあるので、そのようなところはテープなどで煙が入り込まないようにしましょう。

窓や扉などを完全に閉めておく

バルサンを使う際には、
ありとあらゆる外気へ繋がる扉などを閉めておきましょう。
窓や玄関などはもちろんのこと、換気口なども閉めておいて下さい。

何故、閉める必要があるか？
それは、効果を最大限に活かすためです。
外に煙が逃げていってしまわぬように、必要な作業となります。

ペットや水槽などを外に出す

もし、あなたが犬やネコ、またはお魚などを飼っている場合、
バルサンを使用する間は、家の中に入れないようにしてください。
本製品に含まれている成分は、人類や動物などに有害なため、煙が出ている場合には外に出しておきましょう。

煙が出終わってから、30分程度喚起してから部屋の中に戻すようにしましょう。

換気をしっかりする

バルサンを使用して煙や霧が出切ったら、換気を十分にしましょう。
少なくても約30分〜1時間ぐらいは換気するようにして下さい。

換気が終わったら、部屋全体を掃除機がけしたり、
床や壁などを拭いたりしましょう。

害虫の死骸などが残っている可能性があるので、しっかり掃除をするようにしましょう。

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汚部屋でバルサンを使うより清掃業者を利用するのがオススメ

汚部屋でバルサンを使用しても、害虫を完全に撲滅させることは難しいです。
それには、以下のような理由がありからです。

汚部屋の場合、
素人作業では、害虫を完全に絶滅させることは難しいので、
バルサンを使っても、中々害虫が減らないことも多いです。
そのような場合には、清掃業者に害虫駆除を依頼することをオススメします。

プロに任せることで得られるメリットをご紹介したいと思います。

害虫を完全に駆除できる

清掃業者に依頼することのメリットとして、
ゴキブリやダニ、ハエといった害虫たちをしっかりと駆除することができます。
これは専用の薬品を使用することで、バルサン以上に効率よく駆除することができるためです。

しかしながら、
卵には効果がないこともありますので、1週間後、2週間後にはもう一度専用の薬品を
噴射して害虫を完全に駆除していきます。

プロに任せることで、
煩わしい準備や何回にも渡ってバルサンを使用しなくて済むので、
労力的にはとても楽だと思います。

汚部屋の清掃もお願いできる

清掃業者の場合、害虫駆除と合わせて汚部屋の清掃も行ってもらえます。
汚部屋も状態によっては、一人で解決できないような状態の場合もあるかと思います。
大量の不用品やゴミなどは一度に出すと迷惑になる場合もあります。

この点、そのまま回収してくれるので近隣トラブルになることもありません。
また、不用品買取も行っているため、捨てる予定のものがお金になる場合もあります。

原状回復するならプロに任せるしかない

もし、賃貸物件などにお住まいで、
原状回復する必要がある場合には、やはりプロに依頼するべきでしょう。
リフォームする必要がある箇所、害虫駆除、大量の不用品やゴミ。
これらを一人でこなすことはまず難しいです。

また、原状回復するには、
プロに任せる以外の選択肢がありません。
これは、状態が酷い汚部屋の場合ですが、そこまで状態が酷くない場合でも、依頼してしまった方がスムーズに綺麗にできるでしょう。

汚部屋にはバルサンは効果ある？まとめ

汚部屋にはバルサンは効果ある？まとめ

本ページでは、
汚部屋にバルサンを使用することで効果は得られるのか？
そして、どのようなメリット・デメリットがあるのかについてご紹介してきました。
最後に今回の内容を振り返っていきましょう。

いかがだったでしょうか？
本記事をご覧になっている方で汚部屋にお住まいの方は、
バルサンを使う前に、状態を確認しましょう。

その上で、大量の害虫が存在する可能性がある場合には、
バルサンを使用する前に、清掃業者などに依頼する方がスムーズに行く場合があります。
まずは、自分だけで判断せず、業者に相談してみることから始めてみて下さい。

埼玉県をメインに特殊清掃を行なっているリンピアでは、
ゴミ屋敷や孤独死の現場の原状回復、また普通の清掃まで行なっています。
遺品整理や不用品回収まで合わせて行う事ができますので、
何かお悩みがあれば、気軽にご相談ください！
もちろん、ご相談や見積もりなどは無料で行なっています！