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2025年6月9日 12:35

特殊清掃現場で見る体液とは!?実態や清掃方法などについて

特殊清掃現場で見る体液とは!?実態や清掃方法などについて

孤独死などが原因となって原状回復が必要となった現場では特殊清掃が行われます。
こういった現場では、ご遺体はないものの、ご遺体が確実にあったであろうことが予想できるような
体液などが残されています。

そもそも体液ってなんなのでしょうか?
血液とは何が違うのでしょうか?

本ページでは、
特殊清掃現場でよく目にする体液の実態についてご紹介していきます。
また、清掃方法などについても解説しています。

本記事のポイント

・体液は、タンパク質や脂質、炭水化物などが分解して流れたもの。
・体液は凄まじい悪臭を放つ原因になる。
・通常のクリーニング作業では、臭いは取ることができない。

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特殊清掃現場における体液とは?

特殊清掃現場における体液とは?
特殊清掃は、
自殺、他殺、事故死などによって孤独死などをした場合に、
その故人のお家を原状回復するための作業のことを言います。

そんな特殊清掃ですが、
現場ではご遺体が発見されるまでに時間を要したことで様々な跡が残っています。
中には、血液や体液、また害虫や悪臭などがあります。

今回はテーマでもある「体液」にフォーカスしてみます。
そもそも体液ってなんなのでしょうか?

体液の正体は腐敗液

体液というと、あまり想像できるものではないですが、
実は、簡単にいうと腐敗液のようなものです。

そもそも生きている人間は免疫力がありますので、
体内にバクテリア(細菌)が侵入しても、免疫機能によって守られています。
人間は常にこのようにして生きているのです。

しかしながら、
亡くなるとすぐに免疫機能は停止しますので、
体内にあるバクテリアがタンパク質や脂質、炭水化物などを分解をし始めます。
この分解をいわゆる腐敗と言い、主には体内にある様々な成分を体液と言います。

腐敗が始まると、
腐敗ガスが溜まっていきますので、これによって身体が膨張していきます。
最終的に、ガスが溜まって爆発するように体液が垂れ流れるようになります。

時には血液と混じって体液が流れ出ることもあります。
従って、ご遺体が発見された時には床下まで体液が浸透しているなんてケースも多いです。

特殊清掃現場の体液には要注意

特殊清掃現場の体液には要注意
ご遺体から出た体液や血液は、非常に不衛生です。
従って、無闇に部屋に入ることも許されません。
DIYで特殊清掃をしようと思っている方は今すぐにやめてください。

体液などは、
床下などだけでなく、壁に飛び散っていることもありますし、
空気中に漂っている場合もあります。

従って、
生身の状態で部屋に入ることで感染症などを引き起こす可能性もあります。

ちなみに、血液や体液などによっては以下のような病気に罹る可能性があります。
HIVウイルス、C型肝炎、B型肝炎、梅毒などが考えられます。
場合によっては、深刻になるケースもあるため決して油断はできません。

プロでも部屋に入る前には、
しっかりと防護服を着用し、防毒マスクやゴーグル、手袋など、
完全防備した上で、まずは除菌作業をした上で汚染箇所の除去していきます。

それだけ危険な場所であるということです。
また、プロであっても慣れることができない悪臭を放つのが体液です。
これだけは長年この仕事をしてても中々、慣れないものです。

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夏場は特に痛いの腐敗が早く進む

夏場は特に痛いの腐敗が早く進む
実は、季節によって腐敗の進行具合に違いがあります。
亡くなった季節が夏か冬かでは腐敗の進行に大きな違いがあります。

例えば、
冬に亡くなった場合でエアコンなどをつけていないケースでは、
死後、1日程度ではそこまで腐敗は進まないでしょう。

しかしながら、
夏場に亡くなった場合には、死後数時間で腐敗が進み、
次の日にはかなり腐敗が進んでいるはずです。

どちらにせよ、
暖かい場所や湿度の高い場所の方が腐敗が進みやすいです。
また、それと同時に害虫の発生も比例していきます。

腐敗が進んでいくことで、
ハエなどがご遺体に卵を産み付けて、うじ虫が発生します。
それによって、部屋中には数日で大量の害虫が発生するはずです。

自殺などによって孤独死したケースでは、
冬場に亡くなっていたけれども、エアコンなどをつけていたことで、
発見されるまでに腐敗がかなり進んでしまっていたこともあります。

体液を特殊清掃する際の流れ

体液を特殊清掃する際の流れ
体液が大量にあるような現場を特殊清掃する際の流れについて簡単にご紹介していきます。

  • 1.消毒剤の噴霧
  • 2.体液(汚染箇所)の除去
  • 3.消毒剤・除菌剤の噴霧

1.消毒剤の噴霧

現場に入る際には、そのままでは作業はできません。
清掃作業を行う前に、まずは消毒剤を噴霧しないと不衛生なため危険です。
空気中に漂っているウイルスなどを消毒して綺麗にするためにも重要な作業です。

この除菌・消毒作業では、
高濃度オゾンを使用する場合もありますし、次亜塩素酸を使用する場合もあります。
特別な薬剤などによってまずは作業をできる空間を作っていきます。

この後の作業をでは、
防護服や防毒マスクなど、しっかりと体を防御して、
ウイルスから身体を守った上で慎重に作業を行なっていきます。

2.体液(汚染箇所)の除去

部屋の消毒作業が終了したら、いよいよ体液の除去作業になります。
体液や血液は、思ったよりも飛び散っていることが多いため、
しっかりと隅々まで確認する必要があります。

また、
体液などは固まっているとすぐに取れるように思えますが、
除去の仕方が悪いと、粉となって舞ってしまう恐れがあり大変危険です。

こういった背景もあり、特殊な薬剤を使用して、固まった体液などを除去していきます。
薬剤で浮き上がってくるまでしっかりと待ちます。

注意しておきたいのは、殺人現場などの場合、広範囲にわたって飛び散っている可能性もあります。
血液と混じって、隙間に入っていることも多いため、
どこまで飛び散っているかよく確認していきます。

ご遺体の発見が遅れているケースでは、
床下まで浸透している可能性もあり、このようなケースではリフォームが必要となります。
リフォーム作業では、大掛かりな作業となって時間を要すこともあります。

細かい部分や隙間、床下などもしっかりとチェックして、
血液が残っていないかを確認して、全てを除去できないと悪臭や害虫などが再び発生する原因となります。

3.消毒剤・除菌剤の噴霧

汚染箇所がしっかりと除去できましたら、最後に除菌剤・消毒剤の噴霧を行います。
体液の除去作業中に空気中に舞ってしまったウイルスなどを除去するのが目的です。

この消毒作業や除菌作業は非常に重要で、
最後にしっかりと綺麗な空間に仕上げる必要があります。

まとめ

本ページでは、
特殊清掃現場で目にする体液についてご紹介していきました。
最後に本記事の内容をまとめていきます。

  • 体液は、腐敗が進み腐敗ガスが溜まって、それが体外へ出たもの。
  • 体液の成分は、体内のタンパク質や脂質などが分解したもの。
  • 体液は、不衛生であり大変危険。
  • 体液は非常に悪臭が酷く、プロでも慣れない。

いかがだったでしょうか?
最後までしっかりとご覧になっていただけましたか?

人間の体の構造って結構すごくて、
生きているうちは、免疫機能がしっかりと働いているくれているおかげで、
我々は、細菌から体を守っているのです。

それが亡くなると、
一気に腐敗が進んでしまって、最近によって体の中にあるタンパク質や脂質などが分解されていくのです。
これによって、害虫なども発生する原因となります。

ご遺体は発見が早ければ、腐敗がそこまで進んでいない状態で見つかるケースもあります。
もし、特殊清掃で困っていましたら是非、リンピアにご相談ください!

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ゴミ屋敷や孤独死の現場の原状回復、また普通の清掃まで行なっています。
遺品整理や不用品回収まで合わせて行う事ができますので、
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