車内の特殊清掃ってどうなの?流れやよくある対処方法について
車内で自殺されてしまったり、何かしらの理由によって無くなった場合、
また車内で嘔吐してしまったり、吐血してしまった際には特殊清掃が必要となります。
あまり事例が多いわけではないですが、やはり一定数は起きてしまいます。
本ページでは、
車内の特殊清掃ってどういう流れで行われるのか?
また、どういった対処をするべきなのかについてご紹介しています。
実は意外と大変な作業となる車内特殊清掃。
その悲惨な状況についても併せて解説しています。
・車内の特殊清掃は通常以上に大変な場合もある。
・実際に特殊清掃されるまでに時間がかかる場合が多い。
・車内の特殊清掃は整備スキルが必要となるケースが多い。
車内で特殊清掃が必要となるケースについて
いわゆる特殊清掃が必要となるのは何も屋内だけではありません。
実は、車内でも行われることがあります。
この原因は、車内での自殺や病死などが原因です。
また、こういった亡くなるケースだけではなく、
車内で吐血してしまった場合や嘔吐してしまった場合などにも、
特殊清掃が行われるケースがあります。
飲み物や食べ物をこぼしてしまった程度であれば、
簡易的な清掃で問題ないと思いますが、
吐血や嘔吐の場合には、薬品などを使用しての清掃が必要となるケースもあります。
ただし、
多くの場合では、亡くなってから発見されるまでに時間を要してしまって、
腐敗が進んでしまった際に行われることが多いです。
車内の特殊清掃が行われるまでの流れ
車内の特殊清掃が実際に実施となるまでの流れについて簡単にご紹介していきます。
1,警察の車両検証
車内で人が亡くなった際には、まず警察が車両を引き上げます。
これは事件なのか事故なのかを調べるという意味でもあります。
検証が終わるまでは、車両は返されないのでそれまでは何もできません。
ちなみに、
状態がひどいケースでは、ご遺族の引き取りや一般的な車屋さんの引き取りができない場合があります。
こう言った場合には、特殊清掃が行える業者でないと難しい場合があります。
2,車両の引き取り
警察の検証が終わりましたら、車を引き取ることができます。
積載車を用意して、警察署に出向いて車を引き取りに伺います。
3,車両の特殊清掃
引き取ってきたら、いよいよ車の特殊清掃が始まります。
この時、薬品などを使って清掃をする必要がありますので、
整備士などが車両のバッテリーなどを外して、安全確保した状態で行う必要があります。
つまり、
どの特殊清掃業者でも対応できるわけではないのです。
整備士がいるような業者でないと難しいわけです。
車の特殊清掃が難しい理由
実は、車の特殊清掃は結構難しいです。
それは通常のお家以上に狭い空間であるほか、電装系などがあり危険なため、
整備士資格を持っている方の作業が必要となるためです。
また、バッテリー上がりを起こしていることがほとんどなため、
警察に車両を引き取る際には、積載車も必要となります。
さまざまなことを考えると、難易度が高いのです。
さらに、
最も難しい理由が車での事故死の場合、腐敗がより進む可能性があることです。
特に夏場の場合には、お家以上の車内温度が高くなるため、非常に早く腐敗が進みます。
そして、
体液がありとあらゆる部分に垂れ流しになり、害虫も大量の発生してしまうため、
悪臭、害虫駆除などが非常に難しいです。
さらには、
体液などが電装系などに広がっており、何か大きな修理が必要となってしまうと、
廃車になる可能性もがあります。
以上のことから、
特殊清掃をするだけでも非常に難しいのです。
限られた業者だけができるとも言えますね。
車内の特殊清掃についてまとめ
本ページでは、
車の特殊清掃についてご紹介していきました。
最後に本記事の内容をまとめておきます。
- 車の特殊清掃は非常に難しい。
- 整備士資格を持った方がいないと危険が伴う。
- 車内で亡くなった場合、腐敗が進むのが早い。
- 限られた業者のみが対応できる。
いかがだったでしょうか?
車の特殊清掃について気になっていた方は、最後までご覧になっていただけましたか?
たまに車内で煉炭自殺などをしたなんてニュースを耳にしたりしますよね。
これが山の中などで行われた場合、発見されるまでに時間がかかる場合があります。
そうなると、思った以上に腐敗が進んでいるケースもあるでしょう。
さらに、
夏場は車内は40度以上になるので、腐敗も進みやすく、
発見された際には、悲惨な状態になっていることもあるでしょう。
ただの嘔吐などで特殊清掃を依頼する際には、
通常の業者でも問題ないかもしれませんが、
人が亡くなっているケースでは、しっかりと車内特殊清掃の実績があるところに依頼しないといけないと思います。
埼玉県をメインに特殊清掃を行なっているリンピアでは、
ゴミ屋敷や孤独死の現場の原状回復、また普通の清掃まで行なっています。
遺品整理や不用品回収まで合わせて行う事ができますので、
何かお悩みがあれば、気軽にご相談ください!
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