遺品整理で出た人形の処分方法とは!?供養の重要性と注意点について
遺品整理でもし人形が出てきたらあなたはどのように処分しますか？
「普通にゴミとして処分する方」、「売却する方」、「形見として保存する方」など様々だと思いますが、
本ページでは、どのような処分方法があるのかをご紹介するとともに、人形供養の重要性や注意点について解説しています。
これから処分方法を検討するという方は是非最後までご覧になってくださいね！
・7つの処分方法がある
・処分する際には注意ておきたいポイントがある
遺品整理で出た人形の供養の重要性について
遺品整理を行っていると本当に沢山の遺品が出てきます。
目に見える物だと家具や家電、寝具や洋服などでしょう。
しかしながら、それ以外にも引き出しに入っていた物などを集めると膨大な量になります。
今回は、その中でも「人形」についてフォーカスしていきたいと思います。
高齢者が亡くなった場合には、お宅で日本人形などが飾ってある場合が多いのではないでしょうか？
私の祖母も既に亡くなっていますが、当時はお家に日本人形を飾っていた事を思い出しました。
しかしながら、
こうした日本人形やフランス人形といったものに対して、
人によっては処分に困ってしまったり、見ているだけで怖いなんて方もいるでしょう。
では、実際にはどのように処分するのがオススメなのでしょうか？
もし、あなたが故人の事を想っているのであれば供養またはお焚き上げをしてあげるのがベストです。
人形供養は遺品整理では割と普通のことであり、
皆さん、神社やお寺などに持っていかれて供養されることが多いです。
生前に大切にしていた物だからこそ、しっかりと供養してあげることで心置きなく処分ができるというものです。
人形供養にかかる費用について
| 受付対象 | 費用 |
|---|---|
| 神社・寺 |
1体：1000円〜（サイズなどによる） 複数体：5000円〜 |
| 葬儀社 | 1体：500円〜（サイズや数などによる） |
| その他の業者（代行） | 1箱：5000円〜 |
人形供養をお願いする場所によって、
値段はマチマチとなってはいますが、基本的には1体あたり1000円前後〜というのが一般的です。
また、複数体いる場合には1箱あたりの金額になるようです。
代行業者などの民間の業者に依頼する場合には、
供養費用と手数料が取られるため、多少割高になっています。
遺品整理で出た人形の処分方法7選
遺品整理でもし人形が出てきたら、どのような方法で処分すれば良いのでしょうか？
ここでは7つの方法についてご紹介していきたいと思います。
形見として自分が引き取る
中には、故人が生前に大切にしていたものだからという理由で、
人形を形見として自分が引き継ぐという方もいるでしょう。
このような場合には、何も問題はなく、そのまま自分が預かっておけば良いと思います。
もし、古くなり痛んでしまっている場合には、
少しクリーニングしたりして綺麗にしてあげましょう。
人形には心が宿ると言われていますので、
あまりホコリが被っている状態のままで保存しておくことはよくありません。
それが遺品となれば尚更です。
是非、綺麗にしてあげて再び飾ってあげてください。
供養・お焚き上げをする
これは先ほどもご紹介した方法になりますが、
人形を処分する方法として最もオススメなのが「供養」・「お焚き上げ」となります。
これらをしてあげるだけで残された遺族も心置きなく処分することができるでしょう。
人形供養をお願いする場合には、
お近くの神社または寺に問い合わせていただきたいのですが、
場所によっては受け付けていないこともあると思います。
また、
直接の申し込みだけでなく、郵送でも受け付けている場合もあるので、
まずは、事前確認してから申し込むのがベストです。
今ではコロナウイルスなどによって、
なるべくは郵送でというところも増えていますので、
気になる神社などがあればまずはネットや電話などでお問い合わせください。
寄付する
もし、処分するのはもったいないし、供養するまでもない・・・
なんて思われる方は、どこかの施設や団体に寄付するのはいかがでしょうか？
「誰かの役に立って欲しい」と思う気持ちがあれば寄付という選択肢もアリだと思います。
例えば、児童養護施設や民間非営利団体（NPO）といったところに、
遺品整理で出てきた日本人形などを寄付すると、
どこかで故人の大切にしていた者が喜ばれる可能性があります。
ただ処分するだけでなく、
誰かの役に立つという方法を模索されている方にオススメです。
リサイクルショップに売却する
日本人形などの高価な人形の場合には、
リサイクルショップなどで買取をしてもらえる場合があります。
遺品整理や葬儀などにお金がかかっており、少しでも費用に当てたいと思う方にオススメです。
買取査定に出す場合には、
状態を綺麗にしておくこと、付属品などは全て揃えておくことが条件となります。
何かの部品などが欠けているだけで買取査定に影響が出るので注意が必要です。
また、
最近では、出張買取を行っている業者も多いので、
サイズが大きくて運べないという場合にもオススメです。
不用品回収業者に依頼する
お寺や神社に持っていくこともできない、リサイクルショップなどに買取もなんとなく嫌煙している・・・
このような方には、不用品回収業者に回収をお願いするという方法があります。
もし、車などを持っていなくて運ぶことができないという場合には、このような業者に依頼するのがオススメな場合もあります。
ただし、
不用品回収業者の場合には、家まで回収に来てくれるのですが、
費用面で高くついてしまったり、悪徳業者もいたりします。
特に遺品整理業者とは異なり、
遺品を大切に扱うという事はほとんどないため、
ただの廃棄物として認識され、雑に扱われてしまうこともあります。
このような点を踏まえると、
個人的には不用品回収業者の依頼はあまりお勧めはできません。
メルカリやヤフオクなどのフリマアプリに出品する
もし、お店などで買取をするのが嫌たという場合や、
お店ではほとんど金額がつかなかった場合には、
メルカリやヤフオクなどで自分で売却するという方法もあります。
もし、本当に価値のある者であれば、
店舗で買取をするよりも、高額になる可能性も非常に高く、
想像以上のお金になることもあります。
また、
リサイクルショップなどでは買取を拒否されたような人形であっても、
メルカリなどでは売れることも多いので一度利用してみるのもオススメです。
ゴミとして処分する
人形は、普通の一般家庭ゴミとして処分することも可能です。
人形だからといって、特別な処分を求めていないような方は、
最もお金がかからず、労力的にも一番お得な方法になります。
ただし、
可燃ゴミとして処分する際には、お住まいの地域の自治体のルールに従って、
適切な方法で処分するようにしてください。
また、
外から見えるような状態で捨ててしまうと、
誰かに持ち運ばれてしまう可能性もあるため、できるだけ外からわからないようにするのが良いでしょう。
遺品整理で出た人形の処分時に注意しておきたい事について
もし、遺品整理で人形が出てきてこれから処分方法を検討しようという段階で、
注意しておきたいポイントがいくつかあります。
是非、トラブルにならないためにもチェックしておきましょう。
処分前に親族同士で相談しておく
遺品整理はとてもトラブルが発生しやすいです。
特に、遺品におけるトラブルが多く、最悪の場合親族同士で裁判沙汰になることもあります。
それだけシビアな作業でもあるのです。
そんな遺品整理で人形が出てきた場合、
なんとなく「適当に処分しておくか」なんて感じで、
勝手に処分してしまわないようにしましょう。
例え人形だとしても故人の遺品です。
親族の中には、形見として持っていたい方もいるかもしれません。
また、もしかしたら高額な価値があるものかもしれません。
後から「勝手に処分したのだから弁償してくれ」なんて言われても困りますので、
事前に処分方法について、処分するかどうかについての協議をしておきましょう。
人形の処分なら遺品整理業者に依頼しよう
もし、人形の処分に困ってしまったら、人形が遺品として出てきたら、
まずは遺品整理業者に相談してみましょう。
遺品整理とセットで依頼することでとてもお得に処分することができます。
人形供養も一緒に行ってくれる
遺品整理業者や遺品整理のサービスを行っている業者であれば、
ほとんどのところで遺品供養も承っています。
自社で行う場合もありますし、業者が神社や寺に手配してくれる場合もあります。
人形の場合にはやはり供養してあげるのがベストです。
念が篭っているからこそ、しっかり供養してあげることで、
故人も気持ちよく旅立っていけるでしょう。
また、
遺品整理を一緒にやってもらうことで、処分費用も安く済ませることができますし、
全体的な労力も最小限位抑えることができます。
遺品整理では何をすれば良いのか分からないことや、
手続き関係で悩むこともありますので、
こういった事を全てサポートしてくれる業者に依頼するのも一つの方法だと思います。
遺品整理で出た人形の処分方法についてまとめ
本ページでは、
遺品整理で出てきた人形の処分方法についてご紹介していきました。
最後に今回の内容をまとめていきます。
- 遺品整理で出てきた人形は必ず供養するべき
- 特に供養を必要としない場合には、それぞれに適した方法で処分しよう
- 人形供養は、1体1000円〜
- 遺品整理業者に依頼する事で、人形の処分費用が安くなる
いかがだったでしょうか？
本ページをご覧になるまで、人形の処分に困った方は解決することができましたか？
ただ自分が購入した人形を処分するのと、
遺品整理で出てきた人形の処分では訳が違います。
故人が生前に大切にしていたものだからこそ、
様々な想いが詰まっていると思いますし、人形にも心が宿ります。
故人の冥福を祈るという意味でもしっかりと供養をしてあげることが大切です。
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