汚部屋で子育てする事で子供に与える影響とは?
汚部屋状態のままで子育てをしてしまうと子供にはどのような影響が出るのでしょうか？
親からしてみれば不安ではあるものの、綺麗にすることはできない・・・
本ページではそんな方に向けて、子供にどのような悪影響があるのか、そして汚部屋を改善する方法について解説していきたいと思います。
・汚部屋で子育てすると子供にどのような悪影響があるのかについて
・汚部屋を改善する方法について
汚部屋で子育てすると子供にどのような影響があるの？
今、あなたのお家はどのような状態でしょうか？
とっても綺麗な状態ですか？それとも物が散乱した汚部屋状態になっていますか？
いずれにせよ、もし子供がいる場合、そのまま放置すると様々な面で影響が出てくるかもしれません。
ネット上では、
子を持つ母親が「汚部屋だけど子供にどのような影響があるのか知りたい」という書き込みが見受けられます。
実際に、片付けが出来なくて悩まれている方は多いのです。
汚部屋になってしまう原因には、
ただ単に掃除が出来ない、面倒臭がりというだけではなく、
病気や身体的な理由からなってしまっている場合も多いのです。
そのため、改善するにはそう簡単な事ではなかったりはします。
しかしながら、
改善する努力をしないと、あなただけではなく、
子育て中の子供にも様々な影響が出てくるかもしれません。
「どのような影響が出るの？」と心配する親御さんに向けて、
今から、考えられる影響について解説していきたいと思います。
1,喘息などのアレルギー症状を発症する可能性
汚部屋とは、
ゴミや不要な物が散乱している状態の事であり、
多くの場合で害虫や悪臭などが大量に発生しています。
また、
掃除をしませんので、当然のようにホコリやハウスダストまみれと
なってしまっている事が本当に多いです。
まだ、免疫力があまりない小さな子供の場合、
このような環境に長期間にわたっていると、
喘息やアトピー性皮膚炎などのアレルギー症状が出る可能性があります。
さらに、
元々、アレルギー持ちのお子さんの場合には、
このような環境で子育てすると、さらに悪化する可能性がありますので大変危険です。
2,子供のストレスの原因に
汚部屋に小さい頃から住んでいると、
一見、なんとも思っておらず平気なように見えてしまいますが、
少しずつ快適ではない空間に対するストレスが蓄積されていきます。
子育てをしている親からしてみると、
なんとも思わないかもしれませんが、子供にしてみれば、
どこに何があるのかわからない状態やお友達を呼べないという理由などからストレスを感じる子もいらっしゃいます。
このように空間に対して、
長期にわたって、ストレスを感じる事で、
精神面でも様々な影響が出てくる可能性もあるのであまり良いとは言えません。
3,片付けられない大人になる可能性
例えば、父も母のどちらも片付けができないような場合、
必然的に汚部屋になってしまうとは思いますが、
このような場合には、子供も片付けられない大人になってしまう可能性があります。
実は、小さな時の子育てはとても重要で、
様々な事に影響を受けやすいので、親の姿を見た子供は、
汚部屋であっても「これが普通」という認識になってしまい、なんとも思わなくなってしまいます。
もちろん例外もありますが、
一つの可能性として、掃除ができない大人を作り上げてしまう原因になる可能性があります。
4,友達を家に呼べないもどかしさ
小さな時から汚部屋に住んでいる場合、
自分の家が汚部屋であっても、これが普通だという認識になります。
しかしながら、小学生くらいになってお友達のお家に遊びに行った際に、綺麗な状態を見て驚愕した場合、
恥ずかしくて自分の家に友達を呼べなくなってしまう場合があります。
初めて綺麗なお家を見たときに、
「自分の家が変わってる、汚い家なんだ」という認識に変わる事で、
そこから友達を気軽に家に呼べなくなってしまう場合があります。
お友達に「今度お前の家に遊びに行っても良い？」と聞かれても、
断り続けなくてはいけないという意味で、精神的にもかわいいそうな事をしているという
認識を持つ事が大切です。
5,友達などに敬遠される可能性
もし、学校の友達などに自分の家が汚部屋である事がバレた場合、
友達から敬遠される可能性があります。
あまりに汚い家には入りたくないと思うのが普通だと思いますし、
そこに住んでいる人に対しても、何かネガテイブなイメージを持ってしまうのも仕方ない事だと思います。
しかし、何も関係がない子供からしてみると、
大事なお友達から敬遠されるということはとても辛いことです。
いじめの原因にもなり兼ねないので、すぐに改善する方が良いでしょう。
子育てをしていると、
掃除まで目がいかない事は多々ありますが、
全ては子供のためと思い切って改善してみませんか？
汚部屋での子育てが良い方向にいく場合もある？
ここまで、汚部屋での子育てが悪い影響をもたらしてしまうかも？とご紹介させていただきました。
しかし、全てが悪い方向に向くわけではありません。
ここでは、良い方向に繋がった一例をご紹介したいと思います。
親を反面教師にして綺麗好きに
小さな頃から家を出て自立するまでずっと汚部屋に住んでいたとしても、
親のことを反面教師にして、自分はとっても綺麗好きになる場合があります。
これは自分は「あのようにはなりたくない」、「友達を呼べる家にしたい」という願望からです。
また、
たまに聞く例では、母が片付けができない方で、父は元々綺麗好きだが、
家のことは母に任せていたために汚部屋状態になっていた。
上記のような場合には、
お父さんに似て、元々綺麗好きだった事で、家を出て一人暮らしを始めた際には、
スムーズに掃除ができたなんて話もあります。
したがって、
必ずしも汚部屋での子育てが悪い方向に行くわけではなく、
良い方向に転がる事例もありますので、一概に全てがデメリットとも言えません。
・父と母のどちらかが綺麗好きなら掃除ができる大人になる可能性もある
汚部屋での子育てをやめて綺麗にする方法とは？
現在、汚部屋で子育て中だという方は間違いなく改善した方が良いと思います。
しかしながら、多くの方は掃除ができないor片付け方法が分からないと悩んでいるかと思います。
改善はしたいけどどうしたら良いのか分からないという方に向けて、
今から綺麗にする方法についてご紹介したいと思います。
1,自分や友人たちと片付けをする
まず、最初にできる方法としては、
自分または友人や家族などに手伝ってもらって、掃除をするという方法になります。
「どのように片付けたら良いか分からない」という方でも、
友人や家族などの手助けによって、掃除ができるかもしれません。
汚部屋の場合、
まずは不要なものやゴミを捨てるところから始めないと、
どうしたって綺麗にはなりません。
まずは、掃除を始まるというステップから踏んで、
綺麗にしていくことを考えていきましょう。
2,プロに任せる
自分ではどうしたら良いかわらかない、
協力してくれる知人などもいないという方は、
いっそのこと、専門にしているプロに任せてみませんか？
プロであれば、
害虫駆除や悪臭の除菌・消臭、不用品の回収など、
全てを一度にスムーズに行ってくれます。
もちろん、費用はかかってしまいますが、
プロの手であれば、すぐに綺麗になりますし、
何より近隣の迷惑にならないように配慮しながら掃除をしてくれるのでオススメです。
綺麗な状態を維持する方法について
汚部屋を何らかの方法で綺麗にできたとしても、
掃除ができない、片付け方が分からないという方にとって、
その状態をキープする方法が分からないと思います。
今から、その維持をする方法について解説していきたいと思います。
1,掃除を習慣化する
プロの力などによって汚部屋を原状回復させる事に成功した方には、
こまめな掃除を習慣にして頂きたいと思います。
掃除ができない方は、
普段からはしないため、溜まってしまったゴミなどをみて、
どうすれば良いか分からずに放置するというループになってしまっています。
そのため、
毎日必ず掃除機はかける、床を拭くなどを習慣にしてしまう事で、
綺麗な状態をキープすることができるでしょう。
2,毎日やることを書いては消す
掃除をすることを忘れてしまうという方は、
スケジュール帳など、毎日目を通す場所にメモ書きで
毎日のやることを書いておくと良いでしょう。
例えば、
「掃除機をかける」
「床を拭く」
「洗濯機を回す」
などを箇条書きにして目の見える場所に置いて置いて、終わったらそれを消すという事を毎日繰り返すだけで、
それが習慣になっていくと思います。
3,不要な物を買わない
どんどん物が増えてしまうという方は、
まずは余計な物は買わない事を徹底してみてはいかがでしょうか？
お家にストックがたくさんあるという方も、
これを機会になくなるギリギリまでストックは買わないで、
必要なものだけを家におくような生活に変えてみてください。
4,出したらしまう
汚部屋には、
洋服や本などが乱雑に放置されていることが多いです。
これは、出したまましまわずに放置した結果です。
床に物が散乱していると汚く見えてしまいます。
これが汚部屋になってしまう原因とも言えるでしょう。
そのため、出して使い終わったら必ずしまうように意識しましょう。
床などに物がなくて、
きっちりと棚などに閉まってあれば、必要以上に汚れる心配もありません。
汚部屋と子育ての関係性についてまとめ
本ページでは、
汚部屋での子育てが子供にどのような影響を与えるのかについて
詳しく解説させて頂きました。
まずは今回のまとめをみていきましょう。
- 汚部屋での子育てには様々な悪影響がある
- 汚部屋で子育てをしたからと言って必ずしも掃除ができない大人になるわけではない
- 子育ては綺麗な環境で伸び伸びとさせる方が良い
- 自分ではどうにもできない場合にはプロに任せて原状回復しよう
- 綺麗なお部屋を維持するには日々の習慣が大切
上記のように、まずは子供のために今の環境を変えてみませんか？
自分ではどうにもできない場合には、プロに任せて原状回復しちゃいましょう。
また、綺麗になったお家を維持するためにはあなたの強い意識が必要です。
再び汚部屋にならないように、日々の掃除や不用品の購入は控えましょう。
埼玉県をメインに特殊清掃を行なっているリンピアでは、
ゴミ屋敷や孤独死の現場の原状回復、また普通の清掃まで行なっています。
遺品整理や不用品回収まで合わせて行う事ができますので、
何かお悩みがあれば、気軽にご相談ください！
もちろん、ご相談や見積もりなどは無料で行なっています！
