犬の死後の腐敗臭や動物臭を特殊清掃すべき理由と匂いの原因について

愛犬が亡くなってしまったけどその状態を放置してしまった・・・
多頭飼いしていることで、亡くなっていることに気づくのに遅くなってしまった・・・
自分の体が動かせず、先に犬が亡くなってしまった・・・
様々な理由はあると思いますが、
犬が亡くなってからもすぐに対応できずに時間がかかってしまうことはあります。
その際には、腐敗臭や動物臭などがこびりついてしまって市販の消臭剤では取れないことも多いです。
本ページでは、
犬の死後の腐敗臭や動物臭などを特殊清掃すべき理由についてご紹介しています。
また、匂いの元となる原因や費用面についても合わせて解説しています。
・犬の死後、特殊清掃が必要となるケースがわかる。
・犬の腐敗臭や動物臭の原因がわかる。
・何故、特殊清掃業者に依頼するのがオススメなのかわかる。
犬の死後に特殊清掃が必要になるケースとは?

病気や老衰などで亡くなってしまった愛犬、
通常であればすぐに適切な対応をして天国に送ってあげることかと思いますが、
中にはしたくてもそのようにできない方もいらっしゃいます。
孤独死をされた家で飼われていたペット。
飼い主が亡くなった後も生きてはいましたが、やがて力尽きてしまう・・・
このようなケースは多々あります。
その他にも身体的な理由で犬が亡くなっているのにそのまま放置していた。
他倒壊していたことから亡くなっていることに気づくのが遅れてしまったなど。
様々なケースがありますが、
犬の死後、特殊清掃が必要となるケースがあります。
まずはどのようなケースなのかを把握しておきましょう。
- 1.飼い主が亡くなり、犬が室内で放置されまま亡くなった
- 2.室内で犬が亡くなったが、発見まで時間がかかった
- 3.長年飼育による臭い・尿石・汚れが染みついている
- 4.糞尿や毛で部屋が悪臭・不衛生な環境になっている
1.飼い主が亡くなり、犬が室内で放置されまま亡くなった
飼い主が何らかの理由で家の中で亡くなってしまって、
誰にも気づかれずに犬が放置されてしまった結果、食べるものなどがなくて、
やがて衰弱して亡くなってしまったというケースでは特殊清掃が必要となります。
人が亡くなっていることで腐敗も進みますし、
その後、犬も亡くなることでかなり家の中が不衛生な状態となりますので、特殊清掃は必須となります。
2.室内で犬が亡くなったが、発見まで時間がかかった
室内で犬が亡くなっているけれども、気づくのに時間がかかったっしまったケースでも特殊清掃が必要となります。
通常であれば考えられないかもしれませんが、家で犬が亡くなっているのに、
それに気づくのに時間がかかるというケースは稀にあります。
飼い主の体が自由に動かない、多頭飼いしていた、飼い主が倒れてしまったなんてケースで見受けられます。
このようなケースでは、犬の死後の腐敗臭が進んでしまっているため、特殊清掃は必須となります。
3.長年飼育による臭い・尿石・汚れが染みついている
犬が亡くなったわけではないものの、長年に渡って飼っていることで、
家の中に動物臭や糞尿などの汚れなどが染み付いてしまっているというケースです。
こう言った場合にも特殊清掃ではないと綺麗にすることができないことが多いです。
4.糞尿や毛で部屋が悪臭・不衛生な環境になっている
部屋内が犬の糞尿や毛などによって、悪臭が漂っているor不衛生な環境になっている場合、
特殊清掃でないと原状回復することができないケースもあります。
犬の特殊清掃現場の匂いの原因について

犬の特殊清掃現場に漂っている悪臭は以下のようなことが原因となります。
- 1.動物臭
- 2.犬の糞尿など
- 3.犬の死後の腐敗臭
大きく分けて、上記の3つが悪臭の原因となります。
死後、時間が経っている場合には主には腐敗臭が原因となります。
まだ生きているor亡くなっているけれども腐敗臭とは異なる匂いがしてる場合は、
動物臭や犬の糞尿などが染み付いている証拠です。
こう言った悪臭については、
除菌・消臭作業だけでなく、原因となる糞尿などの除去、そして床のコーティングやリフォーム作業が必要となります。
犬の特殊清掃の流れについて

犬の特殊清掃はどうやって原状回復まで行うのか?
その流れをご紹介していきます。
- 1.遺体の処置・搬出
- 2.体液・糞尿・汚染物の除去
- 3.消臭・除菌作業
- 4.床や壁、家具の洗浄と撤去
- 5.リフォームやコーティング
1.遺体の処置・搬出
犬のご遺体がまだ部屋の中にある場合には、慎重に処置をしたのち搬出していきます。
ご遺体の腐敗が進んでいる場合、素人作業で動かしたり触れたりしてしまうと、
感染症のリスクがありますので大変危険です。
2.体液・糞尿・汚染物の除去
ご遺体があった場所やそのほか汚染箇所や糞尿などを除去していきます。
糞尿などは、液体をかけて除去する場合もありますが、
場合によっては逆に汚れを伸ばしてしまうこともあり、ケースバイケースでそのまま除去することもあります。
3.消臭・除菌作業
床、壁などに染み込んでしまった悪臭を消臭していきます。
この時、同時に除菌作業も行います。
床は、ワックスなどを剥がしますし、壁紙も剥がして行うことになります。
4.床や壁、家具の洗浄と撤去
床や壁、家具などは匂いが染み込んでいる場合が多いので、
取り除くことも多々あります。
5.リフォームやコーティング
場合によっては、床を交換するような大掛かりなリフォーム作業が必要となることもあります。
また、最後には床をコーティングして臭いがしたから上がってこないようにする必要もあります。
犬の特殊清掃にかかる費用について

犬の特殊清掃では大体いくらぐらいかかるのでしょうか?
先に清掃の相場が知りたいという方に向けてご紹介していきます。
犬の特殊清掃の全体的な相場一覧
| 部屋のレベル | 状態 | 料金(目安) |
|---|---|---|
| レベル1 | 比較的、臭いや汚れが少ない | 約10万円前後〜18万円程度 |
| レベル2 | 床・壁に臭いが染み付いている、間取りが広い、多頭飼い | 約30万円前後〜50万円程度 |
特殊清掃費用の変動に関与する項目
- 1.部屋の間取り・広さ
- 2.汚染箇所・悪臭の状況
- 3.作業内容(オプションありか無しかなど)
- 4.オプション
- 5.リフォーム作業
犬の特殊清掃費用を少しでも安く抑えるために

犬の特殊清掃と言ってもそこそこの費用がかかります、
そこで、少しでも安く抑えるための方法をご紹介していきます。
- 1.なるべく早く対応する
- 2.相見積もりを取る
- 3.最低限の作業にする
1.なるべく早く対応する
特殊清掃費用を安くするためには、できるだけ早く対応することです。
発見が遅れれば遅れるほど、対応が遅くなればなるほどに費用が高くなります。
これは現場の状況が日に日に酷くなるからです。
費用が捻出できないからといって放置することで、
結局は、高い費用を払わないといけなくなりますし、
放置することで近所トラブルに発展することもありますのでなるべく早い対応をしましょう。
2.相見積もりを取る
少しでも費用を安くするための方法として、「相見積もりを取る」というものがあります。
これは、最低でも2社〜3社程度の見積もりを取ることで、
最も安い業者にお願いすることができるからです。
3.最低限の作業にする
完璧に原状回復しようと思うと高い費用が必要となりますが、
汚染箇所の除去やある程度の消臭が出来ていれば問題ないと割り切れれば、
最低限の作業で済ませられるので、費用も高くならないでしょう。
賃貸物件などの場合には原状回復が求められますが、
持ち家などで匂いなどがそこまで気にならないという場合には、
最低限の作業に留めておくことも費用を安く抑えるための方法です。
埼玉県の特殊清掃ならリンピアにお任せください
埼玉県をメインに特殊清掃を行なっているリンピアでは、
ゴミ屋敷や孤独死の現場の原状回復、また普通の清掃まで行なっています。
遺品整理や不用品回収まで合わせて行う事ができますので、
何かお悩みがあれば、気軽にご相談ください!
もちろん、ご相談や見積もりなどは無料で行なっています!
まとめ
本ページでは、
特殊清掃の見積書で悪徳業者か否かを判断するポイントについてご紹介していきました。
いかがだったでしょうか?
最後に本記事の内容をまとめておきます。
- 犬の死後、発見まで時間がかかるケースでは特殊清掃が必要となる。
- 犬の動物臭や糞尿などの悪臭は市販の消臭剤では取りきれない。
- 賃貸物件の場合、犬の悪臭などは原状回復しないといけない。
犬が亡くなると、死後すぐに腐敗が進みます。
体液や遺体が溶けるなどの状態は、死後から1日後から進みます。
発見が遅れることによって、状態がひどくなり床下まで体液が染み込んでいることもあります。
犬も人間と同じで、死後は腐敗が進み、害虫の発生なども起こります。
ただし、早く発見できれば特殊清掃が必要とならないことも多いです。
飼い主のお身体の状態によっては、すぐに対応ができないこともあるでしょう。
もし、犬のご遺体や腐敗臭などでお困りの際には特殊清掃リンピアまでご相談ください。


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