お風呂の孤独死現場の特殊清掃は悲惨!注意点や危険性について解説

特殊清掃の現場でも特に悲惨なのが「お風呂場での孤独死」です。
お部屋で普通に亡くなる場合と異なり、発見までの日数にもよりますが状態が酷くなることが多いです。
本ページでは、そんな浴槽の特殊清掃時の状況や注意点、危険性についてご紹介したいと思います。
もし、同じようなシーンになった際に参考になるように解説しています。

お電話でのお問い合わせ

HPからのお問い合わせ（24時間受付中） 無料お見積もり・ご相談はこちら

LINEからのお問い合わせ（24時間受付中）

お風呂で孤独死した現場の特殊清掃は悲惨

自殺、事故、事件、病死、これらによって住んでいるお家で亡くなることは珍しくありません。
しかしながら、ここ近年は一人暮らしの高齢者が増加していることもあり、
ひっそりと亡くなっても、発見されるまでに時間がかかるケースが増えています。
いわゆる「孤独死」です。

とはいえ、
必ずしも、高齢者だけが孤独死をするわけではなく、
若い方でも自殺などによって、孤独死をしてしまう事も少なくありません。

いずれにせよ、
特殊清掃という仕事をしている上で、このような最期を迎えた方の
お宅を清掃することは多いのです。

ご遺体がある部屋は様々ですが、
中でも「お風呂」で亡くなっている場合には、清掃がとても大変です。
それは、浴槽に様々な物が浮いているからです。

浴槽に溜まった水に浮く皮膚や脂

とても画像でお見せできるような状態ではないので、
写真を載せることはできませんが、
お風呂で孤独死をされた場合、浴槽には皮膚、脂、髪の毛、小骨、体液、血液などが浮いています。

発見されるまでに時間がかかってしまうと、
お風呂の水はドス黒くなっており、見た目もそうですが、異臭でそこにいられないほどです。

やはり、普通に亡くなるより、
お風呂場で亡くなった時に方が、異臭の強さは高いと思います。
ほとんどの場合には、この悪臭によって通報で発見されることが多いです。

お風呂の特殊清掃の危険性について

もし、お風呂（浴槽）で孤独死をされた場合、
特殊清掃を行う際に、様々な点でかなり危険性が潜んで入ります。
どのような点で危険なのか、今からご紹介していきたいと思います。

浴槽に溜まった水を流すと排水管に詰まる可能性

もし、お風呂それも浴槽でご遺体が発見された場合、
大抵の場合には、水が張ってあることでしょう。

たださえ、普通ではありえない状況ですので、
気が動転してしまっていると思います。
気の迷いでつい浴槽の水を流してしまうこともあるかもしれません。

しかしながら、これが大変危険な行為なのです。
浴槽には、ご遺体から出た血液などが浮いています。
これをそのまま流してしまうと、排水管の詰まりの原因となります。

また、
排水管が詰まるだけでなく、集合住宅の場合には、
他のお部屋にまで異臭が漂ってきしまう可能性があるのです。

さらに、
排水管が詰まってしまうと、それを掻き出す作業が必要となるのですが、
これがまた大変なのです。

したがって、
基本的には、湯船に張った水はそのままにしておくことが大切です。
特殊清掃業者であれば、適切な方法で水を処理してくれます。

感染病の危険性

お風呂で孤独死をされた場合、
通常の場合に比べて、とても多くの病原菌が発生することになります。
当然、湿度の高い場所ですので、それも肯けます。

したがって、
無闇矢鱈に、素人が作業をしようとすると、
感染病になってしまう恐れがあります。

また、これらの廃棄物に関しても通常のゴミとして捨てることができません。
もし、捨ててしまうと二次被害、三次被害が出る可能性があるため、絶対に行ってはいけません。

特殊清掃のプロであっても、
お風呂場での作業は、困難となりますので、
防毒マスクに防護服は必ず着用します。

その上で、除菌・抗菌、脱臭作業を行っていきますので、
素人が市販で売っているようなマスクなどで作業を行えば、感染病に罹る可能性があり、
とても危険なので絶対におやめ下さい。

お電話でのお問い合わせ

HPからのお問い合わせ（24時間受付中） 無料お見積もり・ご相談はこちら

LINEからのお問い合わせ（24時間受付中）

お風呂で孤独死した現場を発見した場合の対処方法

もし、あなたがお風呂場で孤独死をされている方を発見した場合、
どのような順序で対応をすれば良いのかをまとめてみました。
是非、ご覧になってください。

1,警察に連絡をする

まず、お風呂場でご遺体を発見された場合には、
早急に警察に連絡してください。
連絡する理由は、「死亡の原因を特定するため」です。

検死を行って、
何故亡くなったのか、その原因を特定する必要があります。
したがって、何かをする前にまずは警察にご連絡ください。

ご遺体に関しては、警察が処理してくれます。

2,特殊清掃業者に連絡する

警察に連絡した後には、
特殊清掃業者に連絡して、状況を説明しておきましょう。
警察の入室許可が出るまでは、部屋に入れないので、出た時にすぐ動けるように事前に連絡しておきます。

業者もすぐにこちらに来てくれるわけではないので、
事前に連絡をして、簡単な見積もりを出してもらうことで、
入室許可が出た際に、すぐに動けるように準備しておきます。

3,警察の入室許可を待つ

基本的には、
警察による現場検証が終了しないと入室許可が出ません。
そのため、その間はどうすることもできないです。

4,特殊清掃業者の作業

警察の入室許可が出ましたら、いよいよ特殊清掃となります。
孤独死の現場となる「お風呂」やお家全体を清掃して、原状回復させます。

優良な特殊清掃業者の選び方

お風呂場で孤独死された場合、特殊清掃をしないといけません。
しかしながら、プロに依頼したことがない方にとって、
どのような点に注意すれば、優良な業者に依頼できるか分からないでしょう。
そんな方に向けて、注意点やポイントについて解説していきます。

実績がある

特殊清掃業者を選ぶ際に、確認したいのは「実績」でしょう。
過去にはどのような事例があり、どのくらい原状回復させることができたのか。
これを知るには、やはり「実績」を見せてもらうのがベストです。

とはいえ、
時間がない場合には、実績を見ている余裕がないかもしれません。
そのような時には、HPなどをご覧になったり、地域密着型で評価の良い業者を選ぶのが良いでしょう。

見積もり書類を確認する

特殊清掃を行う際には、必ず事前に見積もりを行います。
その時に提案される見積書をよく確認するようにしましょう。
どのような作業をするのか、何にどれくらいのお金がかるのか。

金額面はもちろんのことですが、
追加費用の発生はないのかなども確認しておくと良いでしょう。

悪徳業者になると、
見積もり金額が相場以上に高額になっていたり、
追加で後から費用が発生するパターンがありますので注意ください。

アフターフォローがあるのか

特殊清掃は、一度行ったら終わりではありません。
作業後に、何かしらの問題が起きることもあります。
例えば、後からリフォームが必要になったり、異臭が取れなかったりと。

もちろん、
技術不足などによって、起こることもあるので一概には言えませんが、
このように清掃後に問題が起きた時にも柔軟に対応してくれるかどうかも大切です。

このような点から、
アフターフォロー体制がきちんと整っている業者に依頼するのが良いでしょう。

お電話でのお問い合わせ

HPからのお問い合わせ（24時間受付中） 無料お見積もり・ご相談はこちら

LINEからのお問い合わせ（24時間受付中）

お風呂の孤独死現場の特殊清掃についてまとめ

本ページでは、
お風呂場で孤独死された方の家の特殊清掃についてまとめてみました。
最後に簡単に振り返ってみましょう。

いかがだったでしょうか？
お風呂場で亡くなることなんて有り得ないと考えている方もいるかもしれませんが、
いつどのタイミングで、身内がこのようなケースになるか分かりません。

もし、同じようなシーンに出会した際には、
焦らずに、適切な対処方法にて対応してください。
また、何かわからないことがあれば、我々にご相談ください。

埼玉県をメインに特殊清掃を行なっているリンピアでは、
ゴミ屋敷や孤独死の現場の原状回復、また普通の清掃まで行なっています。
遺品整理や不用品回収まで合わせて行う事ができますので、
何かお悩みがあれば、気軽にご相談ください！
もちろん、ご相談や見積もりなどは無料で行なっています！