汚部屋と自尊心の関係性について!対処方法についても解説
汚部屋と自尊心が関係しているってご存知でしたか?
物で散らかった部屋に住んでいると、日々やる気が無くなったり、ストレスが溜まったりします。
実は、汚いところにいるから余計に掃除が進まないなんてこともあるかもしれません。
本ページでは、そんな汚部屋と自尊心の関係性と、低くなってしまっている際の対処方法についえご紹介していきます。
もし、今自分に対する意識が下がってきているような気がしている方は是非最後までご覧になってくださいね。
・汚部屋が原因で自尊心が下がっている可能性がある。
・自尊心が低いままだと、汚部屋から脱出ができない。
・自尊心を高めて汚部屋から脱却するためには意識改革や行動が大切。
汚部屋と自尊心の関係性について
あなたのお部屋は綺麗ですか?
それとも「汚部屋」と言われるような状態になっていますか?
最近では「汚部屋」というワードが多々使われることも多く、
軽度のものから重症のものまで、幅広く使用されることが多いです。
つまり、自分で掃除をすれば綺麗になるレベルから業者が入らないといけないレベルでも「汚部屋」と言われることが多いです。
そんな「汚部屋」になる原因には様々な要因があります。
今回はご紹介しませんが、身体的要因・精神的要因などが主な事例です。
そして、本記事のテーマでもある「自尊心」とは主にメンタル面でのお話です。
では、汚部屋と自尊心がどういった関係性があるのでしょうか?
まずは一見、関係がないように見えるこの関連性について見ていきましょう。
汚部屋が自尊心を低下させる原因に
実は、汚い部屋に住んでいることが「自尊心」を低下させている原因になっている可能性があります。
では、それは何故なのでしょうか?
これには様々な理由があると思いますが、以下のようなことが主な原因となり得ます。
- 片付けられない自分に嫌気がさす
- 友人などのお家にお邪魔した際に、自分の家と異なることで自信をなくす
- 汚部屋に住んでいることで、なんでも面倒臭くなる
- 家に誰も呼べない状況に自信をなくす
汚部屋で起きる自尊心の低下は、主には上記のようなことが原因となるでしょう。
自尊心の低下が起きない方ももちろんいらっしゃるとは思いますが、
中には、今回ご紹介した通りに下がってしまって、
それが負のスパイラルとなって汚部屋化が進行するということもあります。
ここまでご覧になって頂いた通りで、
汚部屋が原因となって自尊心が下がることは十分にあり得る話で、
さらには自尊心の低下によって汚部屋がさらに酷くなるという負のスパイラルがずっとグルグル回ります。
したがって、
元々、自尊心があまり高い方ではない方の場合には、
さらに下がる可能性もあり、それが結果的に悪影響を及ぼす可能性があるということです。
そもそも自尊心とは?
自尊心ってそもそも何?
知ってるようで実はあまり知らないなんて方も結構多いのではないでしょうか?
気になる自尊心ですが、
簡単に説明すると「自己尊重」という言葉が最もしっくりくるかなと思います。
つまり、自分を尊重すること、自分を大切にすることです。
よく間違えられるのが「プライド」です。
これは自己評価が高い人のことを指しますので、
似ているようで少しだけ意味合いが異なります。
自尊心が高い人は、
自分のことを大切にできたり、前向きな気持ちになる傾向にあります。
もちろん、あまりに高過ぎて他人より自分という気持ちが全面に出てしまうと良くありませんが、
ある程度、一般的な自尊心を持っていることは全く悪いことではありません。
自尊心が低い人の特徴について
実は自尊心が低い方には特徴があります。
ここではその共通の特徴についてご紹介していきます。
あなたも当てはまっている可能性もありますので、是非ご覧になってくださいね。
1,ネガティブな思考になりがち
自尊心が低い人というのは、ネガティブな思考になりがちな傾向にあります。
ちょっとしたことであっても、マイナスな思考をしてしまうのが特徴的です。
このような思考の裏には、「自分に自信がない」というのが背景にあります。
ポジティブな方であれば、
流すことができるような小さなことであっても、自尊心が低い方の場合には、
流すことができずに、いつまで経ってもこの時のことを考えては暗い気持ちになります。
またこのような思考から、
自分のことを「できない奴」だと思い込んでしまって、
さらに落ち込んでしまったりして、非常に悪循環だったりします。
2,過去の失敗を引きずる
人は誰でも失敗をすることがあると思います。
仕事であっても、部活であっても、勉強であってもそれは同じだと思います。
そんな時、多くの方は「次は失敗しないように気をつけよう」と思えると思います。
しかしながら、
中には、この1度の失敗をいつまで経っても引きずってしまって、
「あんな失敗をするのは、自分がいけないからだ」と思い込んでしまう方もいらっしゃいます。
このような傾向がある方は、自尊心が低い証拠です。
逆に失敗をしても、前向きな気持ちに切り替えができる方は自尊心は低くないと言えるでしょう。
3,最初から諦めている
人は何か挑戦をする時が必ずあると思います。
もちろん、全ての方が自信があるわけではなく、自信はないけど挑戦してみようという意気込みだと思います。
しかしながら、
自尊心が低い人の場合には、この挑戦をすることを嫌がります。
これには「どうせ挑戦しても意味がない」という自尊心の低下が背景となっています。
「自分は成功するはずがない」
「失敗するくらいなら最初から何もしたくない」
このような思考になってしまっている場合、すでに自尊心が低下している可能性があります。
4,周囲の視線が気になる
自尊心が低い方は、自分に自信がないために周囲の評価を気にします。
特に周りの顔色を伺う傾向にあります。
その結果、自分の思っていることなどを主張できずに、周囲に流されるようになってしまいます。
反対に自尊心が高い方は、
自分が周囲から認められていることを把握しているので、
自分の主張をしっかり行って、自信溢れた生活を送っています。
自尊心が低下する原因
自尊心が低下する原因は大体決まっています。
ここではその事例をご紹介していきますので、あなたに該当するかチェックしてみてくださいね。
1,過去の失敗体験
過去に大きな失敗やミスを犯してしまって、それがきっかけで再び同じミスを起こすのが怖くなり、
挑戦したり、前向きな気持ちになれなくなってしまう方もいるでしょう。
この時の記憶を何度も思い出しては、「自分はダメな奴」、「また失敗したらどうしよう」と考えて、
何も挑戦ができなくなってしまったりすると、
どんどん自尊心が低くなってしまいます。
汚部屋に例えると、
一度、部屋を汚くしてしまって、周囲は仕事をしながらも綺麗に維持できているのに、
自分はいつまで経ってもだらしないという事実が本人にとっての失敗なのです。
2,過去に否定をされ続けてきた
実は、自尊心というのは幼少期や成長期に大きな影響を及ぼします。
自分が成長期や幼少期に親などから全てのことを否定されてしまうと、
大人になるにつれて、どんどん自尊心を無くしてしまいます。
結果、どうなるのかというと、
自尊心がないため、「自分に価値がない」と思い込んでしまって、
何をしても上手くいかなく、悩んでしまうのです。
またこれは何も子供の時だけの話ではなく、
よくある事例では、入社した会社で全てを否定され続けた方が最終的にうつ病になり、
仕事もできないほどに精神的に苦痛を強いられるというのが実際にあります。
3,周囲との比較
自尊心の低下には、周囲との比較も原因の一つにあります。
よくあるのは、友人は勉強もできて、仕事もできるのに自分は全くできないなど。
こういった比較は、人間誰しも無意識のうちに自分の中で行っています。
しかしながら、
中には、こういった身近な人との比較で自分に対する価値を見失ってしまう方もいらっしゃいます。
これが自尊心の低下に繋がります。
自尊心を高めて汚部屋から脱却しよう
今、自尊心が低下していたり、全く無くて汚部屋に住んでいるという場合、
まずは自尊心を高めてから、行動に移す必要があります。
ここでは自尊心を高める方法についてご紹介していきます。
1,成功体験を作る
まず、自尊心が低い人は自分に対する価値を見出す必要があります。
そこでまずは自分の中での成功体験を増やしていきましょう。
そして、私がオススメするのは「汚部屋の清掃」です。
今、汚くしてしまった部屋にいる自分に自信を無くしてしまっているので、
まずは、汚部屋を綺麗にして1個成功体験を作ってみましょう。
自分の中で、何か変われること、自信がつくこと、
それを成功体験として作り出すことで、自分の中で何か変化を感じることができると思います
もちろん、汚部屋の清掃でなくてもOKです。
ただし、自分の中で成功体験とならないと意味がありませんので、
ある程度の達成感を得られるものを目標に設定してみましょう。
2,何か周囲と比較して勝てる部分を作る
どうしても周囲と比較してしまって、自尊心を低下させてしまっている場合、
どんなに小さいことでも、勝てる部分を作ってみませんか?
例えば、仕事の同僚に仕事の成績は負けているけど、所持している資格は自分の方が多いなど。
本当にちょっとしたことでもいいと思います。
いつも負けてて悔しいけど、自分には勝てる部分が一切ない・・・・
このように思っている相手に対して、どんなに小さいことでも勝てる部分を見つけて自分の中で成功体験にしちゃいましょう。
3,捉え方を変えてみる
これは中々、難しいかもしれませんが、
普段の生活での捉え方を180度、変えてみませんか?
以下のような捉え方をしてみませんか?
- 大きなミスをしてしまった→次からは同じミスをしなくて済む
- 上司に怒られた→自分の事を思って叱ってくれている
上記はあくまで一例ですが、捉え方一つで自分の中での意識も変わると思います。
中々、すぐに捉え方を変えるのは難しいとは思いますが、
少しずつ、自分の中で変化していければ最終的にはポジティブなメンタルになれると思います。
汚部屋と自尊心の関係性まとめ
本ページでは、
汚部屋と自尊心の関係性についてご紹介していきました。
最後に今回の内容についてまとめていきたいと思います。
- 自尊心とは、自分に自信がない事、大切にできない事、尊重できない事。
- 汚部屋に住んでいる事で、自尊心が低くなる傾向にある。
- 汚部屋を清掃できない自分に価値がないと思い込む事で自尊心を低下させる。
- 自尊心を高めるためには、成功体験を作るのが最もオススメ。
- 最も早い成功体験の作り方として、汚部屋の清掃がオススメ。
いかがだったでしょうか?
今回は、自尊心についてまとめていきました。
意外と知っているようで知らない、そんなお話でした。
自尊心の高い、低いは人それぞれであり、
必ずしも、皆同じところで低くなるわけではありません。
これは汚部屋も同様です。
汚部屋に住んでいても自尊心に影響がない方もいらっしゃいます。
しかしながら、少なからずストレスも溜まりますし、
少しずついろいろなことが面倒くさくなるのも事実です。
酷い状況になって手遅れとなる前に、
自分の中で変われるきっかけを見つけて汚部屋も脱却してみてくださいね。
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