ゴミ屋敷が入院によって発覚!?どのように対処すべきか?
祖父母やご両親、兄弟、姉妹などが思わぬ事故や持病などによって緊急搬送され、
結果的にしばらく入院することになったことを知らされて、替えの洋服などを持っていくために自宅に行くと、
びっくり仰天、なんとゴミ屋敷状態だった・・・なんてことが多々あるようです。
実際に高齢者の一人暮らしや何かしらの障害などによって健康的とは言えない状態であることで、
家の中が荒れてしまっている場合もあります。
本ページでは、
入院によってゴミ屋敷が発覚した際にどのように対処すれば良いのかについてご紹介していきます。
・急な入院によってゴミ屋敷であることが発覚することが多々ある。
・場合によっては、そのまま退去になりオーナーなどが清掃をしないといけないことも。
・入院中に発覚したゴミ屋敷は、入院期間中に綺麗にするのがオススメ。
急な入院によってゴミ屋敷が発覚!?
ある日、突然かかってきた病院からの電話。
恐る恐る出てみると・・・なんと一人暮らしをしている母が入院したとのこと。
驚いて病院に向かうも、命に別状はないもののしばらく入院することに。
そこで着替えなど必要なものを取りに母の家に向かうと、
なんとゴミ屋敷ではありませんか。
しばらく家に行かない間いに荒れてしまっていたようです。
実はこのようなことは割とあるケースで、
母親や父親、息子や娘、祖父母など何かしらの理由によって、
ゴミ屋敷に住んでいたことが入院によって発覚することがあります。
ゴミ屋敷になってしまっている理由は様々ですが、
入院によって発覚するようなケースでは、体力的に身体的に綺麗にすることができず、
ゴミ捨てなどができないことによって荒れてしまっていることが多いようです。
また、別の事例では元々ゴミ屋敷だったものの、
定期的に片付けに入っていたけど、入院を機に再び家に向かうと、
またゴミ屋敷に戻ってしまっていたなんてケース。
ここ数年で一人暮らしの高齢者も増えてきていますし、
認知症や精神病にはなっていないものの、自由に身体が動かないなどの理由で、
ゴミ屋敷になってしまっていることもあるようです。
入院中に退去することになり、ゴミ屋敷の後始末をオーナーがすることも
急病などによって緊急搬送され、入院することになって、
すぐに退院できないような状態になってしまって、結果的にそのまま退去・解約することになったケースでは、
ゴミ屋敷の後始末をオーナーなどが行うケースもあるようです。
実際にオーナーや不動産管理会社などから清掃の依頼を受けることも稀にあります。
突然の解約が決まっても、本人が入院しておりどうしようもない状態で、
悪臭などで近隣住民からのクレームなどが来ている場合、まずはオーナーが負担して清掃を行うこともあります。
このような場合では、
オーナーから連絡を受けて、すぐに清掃に向かって原状回復を行います。
当然ですが、貴重品などもそのままなのでしっかりと分別して貴重品以外の不用品を処分していきます。
集合住宅の場合などには、
ゴミ屋敷が原因となって、次の入居者が入るまでに時間を要す可能性もありますし、
近隣住民が迷惑をして退去してしまうケースもあります。
こういったことからも、オーナーとしては早急に改善しておきたいのです。
入院中に発覚したゴミ屋敷の対処方法
もし、入院中にゴミ屋敷が発覚した場合、退院する前に綺麗にしておく必要があります。
というのも、持病や怪我などによって入院した場合には、
そのままゴミ屋敷に住むことで様々な危険性があるからです。
そこでご家族の方ができることは、
本人が退院する前までに綺麗に原状回復しておくことです。
今からその対処方法についてご紹介していきます。
ゴミ屋敷清掃業者に依頼する
入院がどれくらいの期間かにもよるとは思いますが、
最もオススメなのはゴミ屋敷清掃業者に依頼することです。
何故ななのか?
その理由を以下にまとめてみました。
- 1,悪臭を除去できる
- 2,除菌ができる
- 3,害虫・害獣駆除ができる
- 4,不用品回収・処分ができる
- 5,スムーズに原状回復できる
- 6,近隣住民に配慮して作業をしてもらえる
上記のことからも業者に依頼するのがベストです。
特に入院期間が1週間程度であったりする場合には、
ご家族の方だけで原状回復するのは難しいと思います。
ましてや遠方にお住まいの場合にはまず無理でしょう。
実際に入院によってゴミ屋敷が発覚するケースでは、
多くの場合、遠方に住まれていて普段の状況を逐一確認できていないことが多いです。
また、ただゴミを片付けるだけでは原状回復はできず、
悪臭や害虫、リフォームが必要な箇所は補修作業も必要となりますので、
やはりプロに任せる必要がでてくると思います。
上記の理由からも費用はかかってしまいますが、
今後のことを考えると清掃業者を入れるのが最もオススメだと言えます。
退院後にご家族の方ができること
もし、ゴミ屋敷の住人であるご本人が退院した場合、
ご家族の方ができることがあります。
再び、汚い家にさせないためにも周囲の人間が適切に対応していくことも大切です。
1,定期的に顔を出す
もし、ゴミ屋敷になりやすい状態になっている場合には、
できる限りは顔を出すようにしてみてくださいね。
家が近ければ1週間に1回、遠ければ1ヶ月や2ヶ月に1回は家に行ってあげてください。
中々、それはできないよという方も多いとは思いますができる限りはしてあげてみてくださいね。
もし、訪問した際に部屋が散らかっている場合には、
片付けてあげたり、ゴミを捨ててあげたりすることで、
次に家に行くまでの期間中にそれ以上に散らかることはないでしょう。
つまり、
定期的に顔を出して、家の片付けをするなり、手伝うなりしてあげることが大切ということになります。
2,定期的な連絡をする
中には身体的には問題がないけど、精神的に問題がある場合があります。
こういったケースでは、寂しさなどを埋めるようにゴミを集めてしまうこともあります。
また、セルフネグレクトのような状態になっているケースもありますね。
このような精神的なことが問題である場合には、
ご家族の方が定期的に連絡を取って、状況確認をしてあげたり、
話相手になってあげることで改善できる場合があります。
ゴミ屋敷の原因は様々であり、
中にはうつ病やセルフネグレクトなどが原因となっているケースも多々あります。
もし、このような傾向がある場合には連絡を取り合うようにしてみてくださいね。
3,環境を変える
もし、どうしてもすぐにゴミ屋敷になってしまうぐらい状況が良くない場合、
環境そのものを変えてあげることも視野に入れてみてください。
環境を変えるというのは、「一緒に住む」、「施設に入る」などです。
一緒に住むことが可能な場合には、
そういった選択もできるかと思いますが、全ての方ができることではありません。
また本人の意向もあるかと思います。
また、施設などに入るという選択肢もあります。
しかしながら、費用がかかるので支払うことができるかが問題です。
もちろん本人の了承も得る必要があります。
環境を変えることでゴミ屋敷に住まずに済みますが、
結構難しいことも多いので、よく検討の上で選択してみて下さいね。
入院でゴミ屋敷が発覚まとめ
本ページでは、
入院によってゴミ屋敷が発覚というテーマでご紹介していきました。
最後に本記事の内容をまとめてみたいと思います。
- 入院でゴミ屋敷が発覚するケースは多々ある。
- ご家族が着替えなどを取りに家に入ったことで発覚して問題化する。
- 退院後にゴミ屋敷には住めないため、入院期間中に清掃する必要がある。
- 期間や労力などの問題でゴミ屋敷は清掃業者に依頼するのが問題。
いかがだったでしょうか?
恐らく、本記事をご覧になっているという方は、ご家族の方が何かしらで入院されて、
それによってゴミ屋敷が発覚した方だと思います。
今、どうしたら良いのか悩まれていると思います。
しかしながら、時間はあまりないと思いますので、できる限り早いうちに清掃業者に依頼して、
まずは現地調査で見積もりを取ってもらいましょう。
実際に遠方にお住まいのご家族の方からご依頼を受けて、
メールでお電話のみで対応したこともありますので、そういった対応をしてくれる業者もいますので、
どうしても現地に向かえないという方でも検討の余地はあるかと思います。
どちらにせよ入院された方がゴミ屋敷に再び戻るのは大変危険です。
費用もかかるのでシビアな問題ですが、入院期間中のなるべく早い段階で選択する必要があると思います。
埼玉県をメインに特殊清掃を行なっているリンピアでは、
ゴミ屋敷や孤独死の現場の原状回復、また普通の清掃まで行なっています。
また、場合によってはリフォームなども自社で承っています。
遺品整理や不用品回収まで合わせて行う事ができますので、何かお悩みがあれば、気軽にご相談ください!
もちろん、ご相談や見積もりなどは無料で行なっています!