遺品整理ができない時の対処方法や原因とリスクについて解説
大好きな親や兄弟が亡くなった時に必ず行わないといけないのが「遺品整理」です。
しかしながら、すぐに実施したいけど気持ちに整理がつかずになかなかできないという方は多いと思います。
本ページでは、現在このように悩まれている方に向けて、遺品整理ができない理由や原因と対処方法についてご紹介していきたいと思います。
・遺品整理ができない理由や原因について
・遺品整理を行わない事によるリスクについて
・遺品整理ができない時の対処方法について
・遺品整理に困った際のオススメの方法について
遺品整理ができない理由や原因とは!?
大切な家族を失ってしまった直後に「遺品整理」をするなんて・・・・
故人が使っていたもの、着用していた衣類などを見るととても整理をする気が起きない。
そんな方は沢山いらっしゃるかと思います。
実際に、遺品整理ができないというお客様からの依頼は多いです。
では、これはどのような事が原因となっているのでしょうか?
今から、考えられるいくつかのパターンをご紹介していきます。
1,故人を亡くした精神的なダメージ
これまで育ててくれた両親、小さい頃から一緒だった兄弟、
このように大切な方が亡くなってしまえば誰だってショックが大きいものです。
精神的ダメージは人によって異なりますが、少なからず心に大きなダメージがかかるのは仕方ない事です。
このような状況で、
個人が大切に扱ってきた物や着用してきた衣類などを整理するなんてとてもじゃないけど無理でしょう。
遺品整理ができない事例として一番多いのが、
このように、故人の物が溢れているお家で遺品整理するのが辛いという事が原因として挙げられます。
こちらは、心が癒えるまで少しの間、遺品整理は行わない方が良いでしょう。
2,残された遺品の数が膨大
個人が高齢者で一人暮らしを行なっていた場合には、
どれほどの遺品が残されているのか把握できていないパターンも非常に多いです。
そして、旦那様が亡くなってから一人暮らしになっているような場合、
広い家に一人で住まれていたので、物も非常に多い場合が多いです。
残された家族は、
当然、この故人のお家を整理するのですが、
その膨大な遺品を目の当たりにして、どこから手をつけて良いのか分からないという状態になることもしばしば。
また、
ゴミなども多い場合があり、これらを数人で全て捨てるのが難しい場合もあります。
これらが遺品整理ができない事例の一つとしてあがってきています。
3,遠方に住んでいるor時間が取れない
また、意外と多いのが上京しており、
実家に帰省する時間が取れないor遠方のために頻繁に行く事ができないという方です。
このような方の場合、遺品整理を行う事が大変難しい現状です。
何故ならば、
遺品整理とは、基本的には多くの残された遺品を丁寧に整理しなければいけないので、
とても1日で終わるような作業ではありません。(数が少ない場合は除く)
そのため、
遠方に住んでおり、中々帰省して遺品整理する時間が取れないという方は、
遺品整理ができなくて困っているという現状があります。
遺品整理ができない理由まとめ
- 故人が亡くなった事による精神的ダメージ
- 遺品の数が膨大
- 遠方に住んでいるor時間が取れない
遺品整理を行わない事によるリスクとは?
遺品整理ができないからと言って、いつまでも放置しておくことは出来ません。
それは、様々なリスクなどがあるためです。
今から、遺品整理をしない事による危険性について解説していきます。
1,相続税の手続きの期限がある
実は、遺品整理をいつまでも放置しておくと、
相続税の手続きが出来ずに、全ての遺品を相続する事が出来なくなってしまいます。
こうなってしまうと、全てを放棄したと見なされてしまいます。
ちなみに、
相続税の手続きは、故人が亡くなってから10ヶ月以内に行わないといけません。
そのため、遺品整理ができないからと言っていつまで放置しておくと大切な遺品を放棄しなくてはならないのです。
仮に、遺品の中に高価な物があった場合や、
形見になるような物があった場合には、相続税の手続きは必須となると思いますので、
長期間放置することは絶対におやめください。
2,空き巣被害に遭いやすい
遺品整理ができないからと言って、
いつまでも放置したままで、誰も家に近寄らないと泥棒や空き巣に入られてしまう恐れがあります。
これは、廃屋化してしまっているように見えてしまいますし、誰も住んでいないと判断されるためです。
また、
いつでも侵入しやすく、誰も家に近寄らないために、
家にある品を物色しやすく、空き巣被害に遭いやすくなってしまいます。
さらに、最近は空き家に勝手に侵入して生活する輩もいるので、
ある日、家に言ったら知らない人がいてトラブルに巻き込まれるなんて事もあるかもしれませんので、
長期間にわたっての放置はしないようにしてください。
遺品整理を行いない事によるリスクまとめ
- 相続税の手続き期限がある
- 空き巣被害に遭いやすくなる
遺品整理ができない時の対処方法一覧
遺品整理ができなくて悩まれている方も多いと思います。
そのような方に向けて、どのような方法で対処すれば良いのかをご紹介していきます。
是非、参考にしてみてください。
1,心の整理がつくまで遺品整理をしない
まず、対処方法としては心の傷が癒えるまでは遺品整理をしないという選択です。
家族が亡くなった直後は、残された遺品を見るとどうしても涙が込み上げてきて、
整理をするどころじゃないと思います。
こんな状態で遺品整理をしても、
ミスが起こってしまい、後から形見がない!なんて事になりかねません。
そのため、自分で整理ができるまでの期間、
精神的に安定するまで休憩してみてはいかがでしょうか?
すぐに行う必要はありませんし、直後に絶対にやらなくてはいけないわけではないので、
是非、少し心を休めてみてください。
2,形見分けをする
遺品整理を始めてみたものの、
量が思った以上に多く、自分の形見だけではとても処分しきれないという事もあるかと思います。
このような時に、捨てる事ができない方もとても多いです。
捨てる=ゴミではないのですが、
やはり、個人が大切に使ってきた物を「捨てる」事に抵抗がある方も多いです。
このような時は、形見分けをしてみてください。
例えば、他の親族や故人が生前仲良くしていた友人に、
遺品を形見分けとして渡すという方法で「捨てない」という選択を取る事ができます。
もし現状、捨てる事で悩まれている方は一度検討してみてください。
3,一人で行わない
「自分が遺品整理をしないと」と思ってしまって結果的にそれが重荷になってしまっていませんか?
娘だから、息子だから、旦那だから・・・・
こんな事情もあるかと思いますが、一人で抱え込まずに人を頼ってください。
例えば、
親族が集まるタイミングで全員で遺品整理を行なってみてください。
一人でやるよりも数人で話しながら、悩みながら行う方が捗ると思います。
また、後述しますが、
頼れる親族もいない場合には、プロに任せるという選択もあります。
一人で悩んで心を病むくらいなら人を頼ってみてくださいね。
4,形を変えて保存する
遺品を量が多すぎて処分が難しい、
遺品をそのまま残しておくと思い出が蘇って辛い。
このような方は、形を変えて形見として保存しておくことをオススメします。
遺品をそのままの状態で残しておきたいという方にはオススメできませんが、
形を変えて保存する事に抵抗がない方にはオススメできる方法です。
例えば、衣類などを何枚か使った巾着を作成するとか、
指輪をネックレスに変えるなどの方法が取れるかと思います。
是非、悩まれている方はご検討してみてください。
5,買取やフリマアプリでの販売
遺品を捨てる事がどうしてもできないという方で、
その他の方法も検討してみたけど難しいと思った方は、
買取業者に買い取ってもらったり、フリマアプリなどで販売してみるのはいかかがでしょうか?
量が多く、自分の家には置けないが捨てることはできない・・・
このような方は、いっそのこと業者に買い取ってもらって再利用してもらうのもオススメだと思います。
もちろん、メルカリなどに出品するのも良いと思います。
是非、他の人に再利用してもらいたいと考えている方は、
一度、買取という方法も視野に入れてみてください。
遺品整理が出来ないときの対象方法まとめ
- 心の整理がつくまで遺品整理をしない
- 親族や友人に形見分けをする
- 一人で抱え込まずに他人を頼る
- 形を変えて遺品を保存する
- 買取やフリマアプリに出品する
遺品整理に困った際のオススメの方法
遺品整理ができない理由や原因などについて解説してきましたが、
対処方法を見ても、自分には難しくどうすれば良いのか分からないという方には、
遺品整理のプロに任せてしまうことをオススメします。
スピーディーで丁寧な対応
遺品整理のプロであれば、
数人でスピーディーな作業、そして丁寧な仕分けをしてくれるので、
まだ心に傷が残っているという方でもスムーズに対応してくれると思います。
また、
遺品整理に当たって、でた処分品についても
不用品回収や買取まで行なってくれる業者もありますので、全ての遺品を一度に処分する事が可能です。
捨てる事ができないのであれば、買取という選択もできますし、
大量のゴミが家に残されていた場合には、こちらも合わせて処分してくれます。
オプションサービスも充実
遺品整理業者のほとんどが様々なサービスを行なっています。
ちなみにリンピアでは以下のようなサービスを合わせてお申し込みできます。
・特殊清掃
・ゴミ屋敷清掃&通常清掃
・リフォーム(賃貸などで痛んでいる場合などの原状回復)
・不用品回収
・不用品買い取り
など
上記のようなサービスも合わせて行なっているので、
遺品整理以外もお願いしたい物があれば合わせて行う事が可能なのも業者の利点です。
遺品整理ができない理由などについてまとめ
本ページでは、
「遺品整理ができない」理由や原因と対処方法について解説してきました。
では、今回のまとめを見ていきましょう!
まとめ
- 遺品整理ができない理由には精神的ダメージや量の多さ、時間が取れない事が挙げられます
- 遺品整理をしない事によるリスクがあるので長期間放置は危険です
- 遺品整理ができない時は、心を癒したり、他の親族を頼ったりする事が大切
- 遺品は形見分けや形を変えて保存することも出来ます
- 捨てられない遺品は買い取り業者に買い取ってもらう事も検討する
- 一人ではどうにもならない遺品整理は業者を頼る事がオススメ
いかがだったでしょうか?
今、遺品整理が出来なくて悩まれている方は解決する事が出来ましたか?
もし、対処方法を試してもダメだった場合には、リンピアに一度相談ください!
スタッフが丁寧にアドバイスいたします。
埼玉県をメインに特殊清掃を行なっているリンピアでは、
ゴミ屋敷や孤独死の現場の原状回復から一般的な清掃まで行なっています。
遺品整理や不用品回収まで合わせて行う事ができますので、
何かお悩みがあれば、気軽にご相談ください!
もちろん、ご相談や見積もりなどは無料で行なっています!
お問い合わせは、お電話・HP・LINEから可能となっています!