遺品整理で出てきた故人の日記は見ても平気?処分方法も解説
遺品整理をしている最中に故人が残した日記が出てきたらどうすれば良いのでしょうか?
「このまま読まずに処分するべきか」、「中を確認してしまっても良いのだろうか?」なんて悩まれている方に向けて、
本ページでは、遺品整理で出た故人の日記を読んでしまっても平気かどうか?また、処分方法についてもご紹介していきたいと思います。
もし、今悩まれている方は是非最後までご覧になってください。
・相続について記載がある場合もある
・すぐには処分せずに一定期間は保存しておくべき
・処分方法は、通常のものと同じで問題なし
遺品整理で出た日記ってどうすれば良いの?
大切な人が亡くなってしまうと、普通は悲しみに暮れているでしょう。
しかしながら、葬式や通夜が終われば次にやらないといけないのは「遺品整理」です。
もちろん、すぐに行わないといけないわけではありませんが、期日が決まっているためなるべく早めに片付けておきたい作業です。
中には、遺品整理をしているだけで昔の思い出が蘇ってしまって、
作業が進まないなんて方も結構いっらしゃいます。
それでも良いんです。
落ち着くまで待ってみて、
期限に間に合うように遺品整理ができれば問題ありません。
まずは、あなたが精神的に辛くなくなるまで無理はしない事が大前提です。
では、もし遺品整理を行おうとした際に、故人の日記が見つかった場合はどうしたら良いのでしょうか?
実は、中には「私が見てしまっても良いのだろうか」と悩まれる方もいらっしゃいます。
この疑問点についてプロが解説していきたいと思います。
日記の中を見ても問題はなし
基本的に、故人が残したであろう日記の中身を見ることについては法律的には問題ありません。
当然ですよね。笑
多くの方が悩まれているのは、人の本心を自分が見てしまっても良いか?でしょう。
仮に、自分の親が他人や自分の事についてマイナスな事を書いていたら・・・・
もし、他人の事を恨むような記載があったら・・・・
このように、
日記というのは執筆した方の本心を表しているようなものなので、
自分が見る事でショックを受ける可能性もあります。
しかしながら、
故人の日記は遺品整理業者も中を確認することは全然ありますし、
内容によっては、相続に関係してくる可能性もあります。
じっくり読む必要はないかもしれませんが、
ササッとどのような事を書かれているのかを確認するぐらいは良いと思います。
遺品整理時に日記を見られたくない場合の対処方法について
もし、あなたが亡くなった時に残された家族に自分の日記を見られたくない場合、
生前にできる方法があります。
まずは、これを行なっておく事で他人にも見られる事なく済みます。
では、どのような方法があるのか見ていきましょう。
生前整理で処分してしまう
日記を書かれている方は、何年、何十年と続けてきているから習慣として染み付いてるでしょう。
しかしながら、どうしても死後に家族に見られたくないと思う場合には、
生前整理として、事前に処分してしまうという方法が一番確実です。
例えば、
自分はもう長くはないと悟った瞬間があれば、
その時には、すべての日記を処分してしまうのがベストです。
生前整理をする事によって、
確実に日記を他人に見られる事がなくなります。
WEB上で日記を完結させる
日記というのは、
なんとなく日記帳のようなもので書くことを想像しますが、
今では、ブログなどにこういった内容を執筆される方も増えてきています。
さらに、WEB上での日記の執筆はIDやパスワードなど、
自分にしかわからない情報でログインして書く事ができますので、
これも情報を知られない限りは、見つかる事がないでしょう。
もし、
今紙に書いているという方は、WEB上のブログなどで日記をつけてみるのも良いかもしれません。
エンディングノートや遺言書に記載しておく
こちらも生前整理の方法なのですが、
エンディングノートや遺言書と言ったものに、相続に関する事項と共に、
「日記は中身を見ずに捨てて欲しい」旨を記載するというものです。
エンディングノートや遺言書というのは、
故人の希望を書き表したものであり、効力があります。
ここに日記に関する事項を記載しておく事で、見られずに済む事になるでしょう。
ただし、
無いとは思いますが、中には内容を確認してしまう方もいるかもしれません。
そのような思わぬ事態にならないようにするには、事前の処分がベストでしょう。
遺品整理で出た日記の処分方法について
もし、遺品整理中に故人の日記が出てきた場合、
どのような方法で処分する事ができるのでしょうか?
ここでは、2つの方法についてご紹介していきたいと思います。
可燃ごみ(一般家庭ごみ)として処分する
最も簡単な処分方法としては、
家庭ゴミと一緒に可燃ゴミとして処分するというものです。
日記を捨てる事に特に何も感じないという方は、この方法が最も簡単で0円でできる方法になります。
もし、大量に日記がある場合には、
袋を何個かに分けて、中身が見えないようにして処分するようにしましょう。
外から日記だとわかってしまった場合には、
開けられて中身を見られてしまう場合もあります。
個人情報が記載されている可能性もありますので、必ず中身が見えないようにして処分してください。
遺品供養をする
日記には、故人の想いが沢山詰まっていると思います。
良いことも悪いことも、様々な事が記載されているでしょう。
もしかしたら、あなたとの思い出についても記載されているかもしれません。
そんな日記をゴミとして処分するのは難しいと考える方もいるでしょう。
そんな時には、「遺品供養」を行う事がおすすめです。
遺品供養とは、
故人が残した遺品を供養して処分する方法になります。
主に寺などで承っています。
故人の冥福を祈るために行うのが遺品供養であり、
しっかりと別れを告げるという意味でも行う価値はあると思います。
遺品整理業者も代理で行なってくれることもありますので、気になる方はまずは調べてみてください。
遺品整理で出てきた日記の注意点について
もし遺品整理で日記が出てきた場合、すぐに処分するのは待ってください!!!!
注意しておきたいポイントがありますので、まずは目を通してから考えてください。
日記の中に相続についての記載がある場合がある
ごく稀ではありますが、
エンディングノートも遺言書もなかったのに、日記には相続についての記載があったなんて事例があります。
しかしながら、普段から執筆していたものであるからこそ起こる事なのです。
したがって、
最初から中身を確認せずに処分するのはやめて、
一度、内容をチェックしてから処分するようにしてください。
また、
もし、相続に関する事項が記載されている場合には、
証拠になりますから、発見してからは一定期間は保管しておくようにしましょう。
もし、捨ててしまうと相続についての証拠が消えてしまって、効力が無くなってしまいます。
是非、ご注意ください。
遺品整理で日記が出た際の対処や処分方法についてまとめ
本ページでは、
遺品整理で出てきた故人の日記の中身を見ても良いのか?
また、処分方法などについて解説していきました。
最後に今回の内容を振り返っていきます。
まとめ
- 故人の日記の中を見ることは問題なし
- 業者も発見した場合には、中身を確認する事がある
- 日記には、相続についての記載がある場合もある
- 処分を行う際には、遺品供養をするのがオススメ
いかがだったでしょうか?
今回は、遺品整理で発見された故人の日記について解説させていただきました。
確かに、生前にいろいろな想いを抱いて書いた日記を
死後に他人に見られるというのは良い気はしないかもしれないですね。
誰かに向けて書いたものでは無いからこそですよね。
あなたがもし日記をつけている方であれば、
生前整理かWEBに移しておく事で、永遠に見られる事が無くなります。
もし、今故人の日記を見るべきか否かで悩まれている方は、
相続についての記載があるかもしれないので、
ササッと確認するのがオススメです。
その上で、気分が悪くなったりしたのであれば、遺品供養にてしっかりと処分を行なってくださいね。
埼玉県をメインに特殊清掃を行なっているリンピアでは、
ゴミ屋敷や孤独死の現場の原状回復から一般的な清掃まで行なっています。
また、遺品整理や不用品回収についても行う事ができますので、
何かお悩みがあれば、気軽にご相談ください!
もちろん、ご相談や見積もりなどは無料で行なっています!
お問い合わせは、お電話・HP・LINEから可能となっています!