遺品整理が心の整理である理由について
遺品整理は「心の整理」なんて言われることもありますが本当なのでしょうか？
そもそも何故、そのように言われているのでしょうか？
まだ一度も経験されたことがないという方にとっては、どのような感情になるのかわからないと思いますが、
実際にその当事者になると、思った以上に気持ち的に辛いものです。
今、メンタル的にキツくて止まってしまっているという方やこれからこう言った経験される事に対して今から心構えをなんて思っている方に向けて、
本ページでは、遺品整理が心の整理と言われている理由についてご紹介しています。
・遺品整理が心の整理と言われているのは実際に作業をすれば実感できる。
・作業ができない時は無理にする必要はない。
・遺品整理が終わると、意外とすっきりしている事が多い。
遺品整理が心の整理だと言われる理由
亡くなった親族＝故人が残した遺品を整理して適切に処分することを「遺品整理」と言います。
もしかしたら、あなたのお父さん、お母さん、そして祖父母だったりと、
大切な家族が亡くなった際には、気づかぬうちに作業が進んでいたのかもしれません。
中には歳を取るにつれて、自分がメインとなって遺品整理を進めないといけないなんてこともあるでしょう。
そんな時、多くの方は悲しみにくれるはずです。
それも当然です。
何せ大切な家族が亡くなったのですから。
そこで問題になるのが「心の整理」問題。
遺品整理では、「整理」とついているだけあり、遺品を整理するという意味合いもありますが、
実は残された遺族の「心の整理」という意味合いもあります。
では、何故そのように言われているのでしょうか？
今からその理由についてご紹介していきます。
1,自分の気持ちに整理をつける事ができる
遺品整理をするまでは、故人のことを考えるだけで悲しい気持ちになってしまって、
作業どころじゃないという方も多いと思います。
故人が生前に大切にしていた遺品を手に取ってみるだけで、
あの時の思い出が蘇ってしまったり、家族の集合写真などが出てきたりと、
思い出の品がたくさん詰まっていて、やはり悲しい気持ちにはなってしまうと思います。
しかしながら、
遺品整理というのは、遺品を整理するだけでなく、
自分の気持ちにも整理をするという意味合いを持っています。
悲しい気持ちもあると思いますが、
故人のことを忍びながら、遺品整理をすることで、
終わった頃には、あなたの気持ちにも整理がついているはずです。
しっかりと故人と別れを告げるためにも、
必要な作業となっており、遺品整理をしてあげることで、
故人を偲ぶことにも繋がります。
その結果、遺族の心の整理にもなります。
2,故人の遺品を形見として新たな気持ちで出発できる
遺品整理をするのが辛い・・・・
非常にお気持ちはわかります。
共感できます。
しかしながら、
いつまでも作業をしないと、相続手続き期限だったり、家の状態も悪くなってしまったり、
デメリットが多く存在するのでそういうわけにもいきません。
そこで、少しだけ考え方を変えてみませんか？
故人もきっと悲しんでいる姿を見たいわけではないと思います。
自分が残した遺品をたちを使える形で遺族に継承して欲しいはずです。
例えば、故人が残した生前に大切にしていたアクセサリー。
もちろんアクセサリーだけでなく、大切にしていた物であればなんでも良いと思います。
こう言ったものをあなたが継承して、形見として大切にしてあげることで故人を偲ぶ事ができます。
もちろん、使ってあげる事で故人はさらに喜ぶと思いますが、
大切に保管してあげて、たまには掘り出して思い出にふけると喜んでくれると思います。
このように、故人の遺品を形見としてあなたが継承する事で、
思いが繋がり、あなたの気持ちも故人の気持ちも両方を尊重する事ができます。
そして、そこで初めて気持ちの整理もつくはずです。
悲しい、辛い気持ちもわかりますが、
次のステップとして、こうした遺品の扱い方にも視点を向けてみてはいかがでしょうか？
どうしても遺品整理が手につかない時の考え方
遺品整理が心の整理とはいうけど、本当に辛い時ってどうしようもないですよね。
そんな時、どのように考えたら良いのでしょうか？
意外と悩まれている方も多いと思いますので、プロの目線からご紹介していきたいと思います。
辛い時は何もしなくて良い
どうしても辛く、手が付かない状態の時は休みましょう。
無理に遺品整理をしても、さらに辛くなるでしょうし、
何せ大切な遺品を誤って捨ててしまったりするかもしれません。
このような時は、無理に作業をせずに、
まずはあなたの気持ちが落ち着くのを待ってみましょう。
もちろん、ずっと落ち着かないわけではありませんのでご安心下さい。
故人が亡くなってからすぐというのは、
気持ちを切り替えるのがどうにも辛いところ。
すぐに遺品を整理しろなんて無理ですよね。
まずはあなたの精神状態が戻るまではゆっくりしてください。
遺品整理業者に依頼する
どうしても精神的に辛くて、遺品整理ができない。
このような場合には、いっそのこと遺品整理業者に依頼してみるのもオススメです。
恐らく、様々な事例があると思うのですが、場合によってはすぐに遺品整理をしないといけないパターンもあります。
というのも、
故人が賃貸物件に住んでおり、すぐに退去しないといけない場合などがその主な例です。
このような場合には、いつまでも悲しいと言ってられず、すぐにでも遺品整理をしないと管理会社に迷惑がかかります。
したがって、
このような場合には、遺品整理業者を利用するのもオススメです。
あなたが悲しい時でも、作業を迅速丁寧に行ってくれます。
業者に依頼するメリットとしては以下のようなものが挙げられます。
- 1,迅速で丁寧な作業を行ってくれる。
- 2,遺品整理に関する相談に乗ってもらえる。
- 3,遺品供養も行ってくれる。
- 4,遺族が悲しい時でも作業を行ってくれるので便利。
- 5,誤って大切な遺品を捨てる心配がない。
上記のように、遺品整理業者に依頼するメリットは結構多いです。
対して、デメリットとしてはやはり費用がかかるという点でしょう。
また、悪徳業者も存在するために、
騙されて高額請求されてしまったり、大切な遺品を持っていかれてしまうケースもあります。
もし業者に依頼を検討している場合には、事前によく調査した上で依頼するようにしましょう。
遺品整理で心の整理をするためのオススメな方法
遺品整理をするのがどうしても・・・・・なんて方にオススメしたい方法があります。
心の整理をする上でも、とってもプラスになる方法ですので、
今悩まれているという方は、是非検討してみてくださいね。
遺品供養という考え方
遺品整理の中には、「遺品供養」というものがあります。
中々、聞き慣れないとは思いますが、こう言ったものが存在します。
供養という字の如く、遺品を供養するというものです。
遺品を供養する必要はあるの？
という方もいらっしゃるかもしれませんが、これも遺族の方の考え方次第かなと思います。
例えば、遺族の心の整理をするために、
また故人を偲ぶために、このような理由から行われているものです。
故人が大切にしていたものは形見として相続。
当然、全ての遺品を相続するわけにもいきませんが、
他にも大切にしていたものも存在すると思います。
そんな時にそのまま捨てるのはなんかな・・・・
と思われる方が多いと思います。
そんな時に「遺品供養」を行う事で、遺族がすっきりと処分する事ができるのです。
故人のことを最後まで尊重して偲ぶからこそできること。
それが遺品供養です。
遺品供養は、遺品整理業者だったり、個別にお寺などで請け負ってくれます。
遺品整理が心の整理である理由まとめ
本ページでは、
遺品整理が「心の整理」だと言われている理由についてまとめていきました。
最後に今回の内容をもう一度だけ振り返っていきたいと思います。
- 1,自分の気持ちに整理をつける事ができる
- 2,故人の遺品を形見として新たな気持ちで出発できる
いかがだったでしょうか？
心の整理だと言われている理由には納得していただけましたか？
なんとなく遺品整理といえば、
故人の遺品を適切に処分するための作業というイメージですが、
実はそれだけではなかったのです。
残された遺族は、故人が死亡した直後は非常に悲しみに暮れているはずです。
そんな時に思い出の品を見るのも辛くなってしまいますよね。
これが距離感が近い親族なら尚更です。
そんな強い思いがあるからこそなのですが、
いつまでも遺品整理をしないわけにもいきませんから、
遺族の心の整理という意味でも、遺品整理はすべきなのです。
それでもどうしても気持ちを整理できないという方は、
遺品整理業者に依頼してみるのもオススメな方法です。
あなたに合った方法で、無理のない範囲内でできることをしてみてくださいね。
埼玉県をメインに特殊清掃を行なっているリンピアでは、
ゴミ屋敷や孤独死の現場の原状回復から一般的な清掃まで行なっています。
また、遺品整理や不用品回収についても行う事ができますので、
何かお悩みがあれば、気軽にご相談ください！
もちろん、ご相談や見積もりなどは無料で行なっています！
お問い合わせは、お電話・HP・LINEから可能となっています！
