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2023年7月5日 20:30

遺品整理で出た通帳の処分方法や取り扱い方、注意点などについて

遺品整理で出た通帳の処分方法や取り扱い方、注意点などについて

遺品整理を行っている最中に出てきた故人の通帳ってどのように処分したら良いのでしょうか?
また、どのような扱い方をするのが正解なのでしょうか?
このように普段から我々も使っているものであっても、複雑な手続きが挟むことでどうすれば良いのか迷ってしまうことがあると思います。
本ページでは、そんな遺品整理で出てきた故人の通帳の取り扱い方、処分方法、注意点などをご紹介しています。
今まさに作業中である方、これからこのようなことを控えている方はしっかりと最後までご覧ください!

本記事のポイント

・遺品整理で出た通帳は適切に扱おう。
・遺産相続手続きが完了するまでは絶対に破棄しない。
・処分方法は、適切な方法で行う。

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遺品整理で出た故人の通帳の取り扱い方について

遺品整理で出た故人の通帳の取り扱い方について
大切な家族が亡くなって悲しみに暮れている方も多いと思います。
沢山の思い出が蘇ってきて、非常に悲しい気持ちになってしまいますよね。
そんな中、どんどん通夜、葬式と進んでいきます。

そして、故人が亡くなってから行わないといけない作業に、
「遺品整理」というものがあります。
これは、故人が生前に使っていた遺品を整理して適切に処分することです。

遺品整理は、
相続人が遺品を相続するためにも必要な作業であり、
相続破棄をする以外では絶対に行わないといけません。

そこで、遺品整理を進めていると必ず出てくるのが故人の預金通帳です。
これが出てきた際には、どのような取り扱いをするべきなのでしょうか?
今からこの対処方法についてご紹介していきたいと思います。

1,通帳の預金残高と銀行が存在するか確認する

まず、故人が残した通帳で一番最初に確認しておきたいのは、
どのぐらいの額が預金されているかの確認です。
しかしながら、これは通帳に記帳されている額をチェックするという意味ではありません。

本当にその口座に今どれぐらいの残高があるのかを確認するということです。
これには、まずその銀行や支店が存在するか否かを確認する必要があります。

というのも、
もしだいぶ前に作成した通帳である場合には、統廃合によって、
既にその銀行が存在していない可能性があるからです。

また、支店についても統廃合によって、
既に無くなっている可能性もありますので、
まずは存在するのかどうか、口座の状態がどうなっているのかを確認するようにしましょう。

どのぐらいの額が残されているのかは、
遺産相続時にも必要な情報となってくるので、確認するのは必須と言えるでしょう。

2,通帳は全てを厳重に保管する

故人の通帳が1つだけ出てくるとは限りません。
複数の銀行のものや、同じ銀行でも前の通帳も出てくる可能性があります。
この場合、念のため、全てを捨てずに厳重に保管するようにしましょう。

というのも、
お金の流れなどを把握するためにも、残しておいた方が、
遺産相続時にスムーズに作業が進むためです。

また、
現在ではネット銀行も沢山ありますので、こういった通帳がないところにも、
口座がある場合には預金残高がある場合があります。

まずは、全ての故人の銀行口座を確認することから始めてみましょう。

3,遺産相続手続きを開始する

故人の財産を把握することができたら、
通帳は処分せずに、そのまま遺産相続手続きを開始するようにしましょう。
この際、故人が遺言書やエンディングノートを残していないかを確認するようにしましょう。

基本的には、
遺言書があれば、その通りに遺産相続を進めていくのが通常です。
ただし、場合によっては親族間でのトラブルに発展する可能性があるため慎重に行うべきです。

また、
難しい話になるのでここでは詳しくは解説しませんが、
遺言書には、秘密証書遺言や公正証書遺言、自筆証書遺言、遺産分割協議などといった種類があります。
それぞれ微妙に異なるものとなっているので、種類についても確認するようにしましょう。

遺品整理で出た通帳に関する注意点について

遺品整理で出た通帳に関する注意点
遺品整理で出てきた故人の通帳についてですが、
取り扱い方などを間違えると結構大変なことになります。
そこで、注意しておきたいポイントをまとめてみましたのでチェックしてみてくださいね。

1,故人の預金口座は凍結される

ご存知でないという方もいらっしゃるかもしれませんが、
故人の預金口座はいつまでも自由に引き出せるようになっているわけではありません。
銀行側が死亡したことを確認したら、口座は凍結されるようになっています。

ただし、
行政などと連携しているわけではないので、
すぐに凍結になるというわけではありません。

大抵は、ご家族からのご連絡であったり、
周囲からの情報によって銀行側が知ることによって凍結されるようです。
一度、凍結されてしまうと自由に引き出せなくなってしまうのでこの点には注意が必要です。

2,遺産相続手続きが終わるまでは通帳は処分しない

当然のことですが、
遺産相続手続きには、故人の遺産全て把握する作業が必要となります。
この際、通帳がないと確認するのに時間を要します。

したがって、
通帳は古くても新しくても、全てのものを厳重に保管し、
手続きが無事終了するまでは処分しないようにしましょう。

紙の通帳ではない場合であっても、
事前に紙に印刷しておくと、スムーズに作業が進みますよ。

3,葬儀などに故人の預金を使いたい場合は注意

中には、故人が残した預金の中から、
葬儀や遺品整理代などを捻出しようと考えている方もいらっしゃると思います。
実は、これは法律的には問題ありません。

ただし、
注意しておきたいのが、口座が凍結していると自由に引き出せなくなってしまうという点です。
つまり、どうしても費用をそこから捻出したいと考えているのであれば、凍結される前に引き出す必要があります。

もし、口座が凍結してしまっている場合には、
必要書類などを用意して、銀行側に提出して申請する必要がありますが、
時間が多少必要となってくるので、すぐにお金が必要な場合には注意が必要です。

ちなみに、
葬儀にかかる費用については、相続税の対象となりませんので覚えておくと得すると思います。

4,故人の葬儀などにかかる費用をまとめて保存しておく

故人の葬儀や遺品整理、必要な書類を揃えるのにかかった費用については、
事前にまとめておいて、領収書などを保存しておくことをお勧めします。
というのも、このような費用は残された遺産から捻出するか、相続人で分けるかしないと、
メインで行った方が全て負担することになります。

もし、メインで行った方が負担するので問題ない場合は関係ないですが、
それによってトラブルに発展する可能性があるのであれば、
事前にかかった費用がわかるようにエビデンスとして保存しておきましょう。

5,なるべく早く遺産相続手続きを始める

先ほどもご紹介した通り、
故人の預金口座は死亡が確認されると凍結するようになっています。
そうなると、すぐに預金を遺産相続するのが難しくなり、手続きも厳重になります。

したがって、
早く現金を相続したい場合には、なるべく早めに遺産相続手続きに入りましょう。
それによって、凍結前に引き出すことが可能となります。

とはいえ、
相続人が多い場合や、遠方の方がいる場合には、
時間がかかるケースも多々ありますので、取り掛かるのを早めに行うべきだと考えていただければ良いでしょう。

6,勝手に遺品整理をしない

よくあるのが遺品整理による親族間のトラブルです。
遺言書があってもトラブルになるぐらいですから、
人間の郷って深いですよね・・・・・

そして、多々あるのが遺品整理を勝手に行ってしまったパターンです。
通帳も同じで、勝手に引き出してしまうというパターンですね。

このように相続人が何人かいる状態で、
勝手に一人が作業を進めてしまうと、必ず親族間でのトラブルに発展します。
したがって、絶対にやめるようにしましょう。

遺品整理をする前には、
必ず相続人同士で話し合いをすることをお勧めします。
最悪なケースでは、事件化することもあり、ただの身内トラブルで済まないこともあります。

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遺品整理で出た通帳の処分方法について

遺品整理で出た通帳の処分方法
最後に遺品整理で出た通帳の処分方法についてご紹介ていきたいと思います。
適切な処分をすることで、あとでトラブルになることがなくなりますのでぜひチェックしてくださいね。

1,可燃ゴミとして処分する

まず、一番最初にできることは普通に家庭ゴミとして処分するという方法です。
この時、通帳であることがわからないようにする必要があります。

新聞紙などでくるんでも良いですし、
小さな段ボールで挟むようにして捨てるのも良いでしょう。
とにかく、外から通帳であることが見えないようにすることが大切です。

ただ注意点としては、
通帳の数が多い場合には、一度に捨てると少し怖いので、
何回かに分けて捨てるのをお勧めです。

2,シュレッダーを利用する

2つ目の方法としては、「シュレッダーを利用する」という方法です。
よく会社なんかで不要になったプリントなどを粉々にするための機械として導入されていますよね。
恐らく、使ったことがあるという方も多いのではないでしょうか?

現在では家庭用のシュレッダーも販売されていたりするので、
少しでも通帳であることがわからないようにしたいという方は、
こう言ったものを活用してみるのもお勧めです。

ただし、
シュレッダーを利用する際には、危険が伴いますので、
必ず安全面に考慮した上でご使用なさってくださいね。

3,遺品整理業者に依頼する

自分で処分するのも怖いし面倒くさいという方は、
いっそのこと、遺品整理ごと業者に依頼するのもお勧めです。
業者であれば、プロなのでスムーズな作業で効率的に仕事をしてくれます。

また、
通帳などの貴重品は個人情報が漏洩しないように適切な方法で処分するほか、
大型家電や家具なども合わせて引き取ってくれます。

さらに、
遺品整理でおきがちな間違って捨ててしまうということもなくなりますので、
費用が捻出できる方にはお勧めできる方法です。

番外編:銀行は通帳を処分してくれない

実は、通帳を繰り越しで新しくした際などには、
古い通帳を引き取って処分してくれる場合もある銀行ですが、
故人の古い通帳などは処分してくれないのです。

なんとなく、
銀行であれば、事情を話したら処分してくれるのでは?と思ってしまうのですが、
実はこう言ったサービスは行っていないのです。

したがって、
銀行に処分をしてもらおうと思っている方は、
別の方法で処分することを検討してみてくださいね。

遺品整理で出た通帳の処分方法や取り扱い、注意点についてまとめ

遺品整理で出た通帳の処分方法や取り扱い、注意点についてまとめ
本ページでは、
遺品整理で出た故人の通帳の取り扱い方、処分方法、注意点についてご紹介していきました。
最後に今回の内容をまとめていきたいと思います。

  • 故人の通帳は、遺産相続に必要な物であるので手続きが終わるまでは処分しない。
  • 預金残高を調べるだけでなく、銀行(支店)が存在するのかの確認も必要。
  • 故人の預金口座は銀行が死亡を確認すると凍結する。
  • 遺品整理と相続手続きをなるべく早く行うのがベスト。
  • 故人の通帳を処分する際には、個人情報がわからないようにして処分する必要がある。

いかがだったでしょうか?
今まさに遺品整理中であるという方、これからこう言ったことが起こることに対して、
今から勉強しておこうと思っている方はしっかりと最後までチェックしていただけましたか?

遺品整理をしていると、
故人の通帳を始め、こう言った貴重品は必ず出てきます。
全てがまとめられていれば良いですが、そうでない場合もあります。

引き出しに隠されていたり、
ネット銀行で通帳がネットになっていたりと、
このような場合には、全ての遺産を把握するのにも時間がかかってしまいます。

もし、相続手続きを行う予定である場合には、
故人の通帳などは厳重に保管し、手続きが終わるまではいつでも確認できるようにしておきましょう。
親族間トラブルを起こさないためにも、適切な作業を心がけるのがベストです。

埼玉県をメインに特殊清掃を行なっているリンピアでは、
ゴミ屋敷や孤独死の現場の原状回復から一般的な清掃まで行なっています。
また、遺品整理や不用品回収についても行う事ができますので、
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