パニック障害と汚部屋の関係性と改善方法について
最近は芸能人でも悩まされている「パニック障害」がもしかしたら汚部屋の原因になっているかもしれません。
これにはまずはあなた自身が本当にこのような状態に陥っているのかどうかの判断が重要です。
本ページでは、そんなパニック障害とは何なのか?
そして、汚部屋との関係性についてご紹介していますので、是非気になる方は最後までご覧になってくださいね。
・パニック障害になると、家事や掃除などができなくなることがある。
・汚部屋になりたくてなっているわけではない点が他の精神疾患とは異なる。
・適切な治療方法で改善することが十分にできる病気である。
パニック障害とは?
あなたは「パニック障害」と聞いて、
どのような病気なのかを説明することはできますか?
恐らく、なんとなく病名は知っているけど、詳しくは知らないと言う方が多いと思います。
最近では、
芸能人が悩まれているなど、非常に多くの方がこの疾患を患っています。
あるデータでは、100人に1人ぐらいの割合でなっているようです。
そんな「パニック障害」ってどのような病気なのでしょうか?
まずは、この疾患について知っていきましょう。
パニック障害ってどんな病気?
「パニック障害」は、
突然、何の前触れやきっかけなく、動悸や吐き気、めまい、呼吸困難など、
パニック発作が起こってしまう病気です。
また、これらが何度も繰り返されて、
いつ起こるのか不安になってしまって、多くの人がいる場所に行けなくなってしまったり、
普段できていた行動ができなくなってしまったりします。
パニック障害で悩む年代について
「パニック障害」で苦しんでいる方は、
20~30歳代の男女に特に多く、特に女性の方が発症が多いとされています。
また、男性は特に若い方に多く、女性はその2倍〜3倍程度の数が発症しているとのことです。
全国の人口割合で見ると、
100人に1人程度の割合で発症されていると言うことで、
決して、珍しい病気であるとは言えません。
パニック障害の原因について
「パニック障害」の原因ですが、
実は明確な原因があることは現時点ではわかっていないとされています。
しかしながら、
パニック発作が出るまでの経緯として、脳で何らかの異常が発生して、
その伝達によって発作が起こることが分かっています。
つまり、
本疾患については、精神疾患というよりかは脳の疾患である可能性が高いと言えます。
パニック障害の症状について
「パニック障害」について簡単に触れていきました。
次は、どう言った症状が現れるのかをご紹介していきたいと思います。
主に3つの症状が出るのが特徴です。
それは、「パニック発作」「予期不安」「広場恐怖」となっています。
では、一つずつ見ていきましょう。
パニック発作
パニック発作とは、
いわゆる我々がイメージする症状で、急に不安や恐怖感が襲いかかってきて、
心臓の動悸、発刊、吐き気、呼吸困難、めまいなどが起きます。
特に決まった場所などで発症すると言うわけではないですが、
人が多い場所であったり、緊張が解けたりした時に起こることが多いです。
発作については、基本的には5分〜20分程度で治ることが多いです。
これまでとは異なる身体の異常に、
病院で診察を受けますが、特に異常がでないと言うのが特徴でもあります。
予期不安
「予期不安」は、
あまり聴き慣れない言葉ですが、パニック発作によって「またどこかで急に発作が起きるかもしれない」と言う
不安が常に頭をよぎってしまうと言うものです。
「電車やバスに乗っているときに発作が起きたらどうしよう」
「会議中や仕事中、学校で発作が起きたらどうしよう」
このように考えるが故に、どんどん不安になってしまうと言うものです。
これはパニック障害を発症している方に見られる症状になります。
広場恐怖
「広場恐怖」は、
発作を起こしたことがある場所や起きた時に不安を感じるような場所に、
恐怖を感じてしまって、そこに行けなくなってしまうと言うものです。
多くの場合、電車などで発作が起きてしまって以降、
電車に乗れなくなってしまったりすると言うものです。
こちらに関しても多くの患者が経験する症状となります。
パニック障害の治療方法について
もし、「パニック障害」になってしまった場合、
どう言った治療方法があるのでしょうか?
今からその方法についてご紹介していきたいと思います。
薬物治療
パニック障害の主な治療方法は、「薬物治療」です。
薬の服用によって、パニック発作をコントロールすることが可能となります。
使用する薬物は、選択的セロトニン再取り込み阻害薬を中心とした「抗うつ薬」や「ベンゾジアゼピン系抗不安薬」となっています。
パニック障害の症状の緩和として、
この薬物治療が非常に重要なようで、なるべく早期の服用によって、
さらに効果が高まるとされています。
認知行動療法
「認知行動療法」では、
患者さんが苦手としている状況などの現状をしっかりと把握することから始まり、
その状況に自ら少しずつチャレンジしていくと言う治療方法になります。
パニック障害と汚部屋の関係性について
パニック障害になってしまうと、汚部屋にさせてしまう可能性があります。
もちろん、発作などが起きなければ普段と変わらぬ生活ができますから、
必ずしもなると言うわけではないのですが、人によっては汚部屋になってしまう傾向にあります。
では、その理由についてご紹介していきます。
掃除や家事ができない状態になってしまっている
パニック障害も症状が悪化していると、
家でも身体的に疲労が抜けなかったり、めまいがしたり、普通ではない状態が続くことがあります。
また、家でも発作が起きてしまったりすると、予期不安などによってうつのような状態になってしまう方もいらっしゃいます。
実際に、「パニック障害」であると判明するまでに時間がかかってしまったり、
症状が悪化してしまっている場合には、
掃除などが疎かになってしまって、鬱のような状態になってしまうこともあります。
これらが原因として、
汚部屋化が促進してしまうのがこの理由となります。
汚部屋の住人のためのパニック障害のチェックリスト
既に汚部屋の住人と化してしまっている方に向けて、
パニック障害のチェックリストを作成してみましたので確認してみてください。
もし当てはまる項目が多い方は、一度病院での診察をオススメします。
パニック障害のチェックリスト一覧
- 動悸
- 発汗
- 震え
- 口が乾きやすい
- 呼吸困難
- 吐き気
- めまい
- 寒気
- 麻痺
- 死ぬのではないかと恐れる
※前提として、突然の発作が出る場合、発作が数分〜10分程度で治る場合。
汚部屋とパニック障害の関係性まとめ
本ページでは、
汚部屋とパニック障害の関係性についてご紹介させていただきました。
最後に今回の内容をまとめておきます。
- パニック障害は珍しい病気ではない。
- パニック障害は、突然の発作や予期不安、広場恐怖の症状がある。
- 酷い場合には、うつ病のような状態になることもある。
- パニック障害だと、汚部屋になる可能性がある。
- パニック障害は、薬物治療によって改善が期待できる。
いかがだったでしょうか?
本記事をご覧になっていると言う方の多くは、汚部屋、そしてパニック障害で
悩まれている方だと思いますが、解決はできましたか?
パニック障害って、
知っているようで、意外と知らない病気だと思います。
どのような症状が出るのかを知っているだけでも、周囲の方が発作を起こした時に対処ができると思います。
汚部屋になりやすい傾向にある障害として、
ADHDなどが挙げられますが、今回はパニック障害にフォーカスしてみました。
必ずしも汚部屋化するわけではありませんが、可能性として0ではないです。
チェックリストもご紹介していますので、
もし、あなたが該当するような項目があると思ったのであれば、
一度、病院で適切な診察を受けてみてくださいね。
埼玉県をメインに特殊清掃を行なっているリンピアでは、
ゴミ屋敷や孤独死の現場の原状回復、また普通の清掃まで行なっています。
また、場合によってはリフォームなども自社で承っています。
遺品整理や不用品回収まで合わせて行う事ができますので、何かお悩みがあれば、気軽にご相談ください!
もちろん、ご相談や見積もりなどは無料で行なっています!