悲しい気持ちの中の遺品整理の向き合い方や考え方について
故人の遺品を整理して適切な処分をする「遺品整理」。
中にはすぐに行わないといけない場合もあるかと思いますが、多くの人にとって「悲しみ」や「思い出」が溢れてしまって、
うまく整理ができなくて困っているなんてこともあるかと思います。
しかしながら、実はこれは普通のことであり、あなたが深く悩んでどうしてもできない場合には考え方や上手い向き合い方などで対処すれば良いのです。
本ページでは、そんな遺品整理における「悲しい」という気持ちの向き合い方や対処方法についてご紹介していきたいと思います。
是非、今とても悩まれているという方は最後まで目を通してみてくださいね。
・悲しい時は無理に遺品整理をする必要はない
・どうしてもできない時には遺品整理業者を利用するのもオススメ
悲しさで遺品整理が進まない理由
大切な家族、友人が亡くなった際にはとても悲しい気持ちになると思います。
人によって思い出が溢れてきて、涙がずっと止まらないという方もいるでしょう。
しかしながら、だからと言って何もしないわけにもいかず、
通夜や葬式、そして遺品整理と色々としないといけないこともあるかと思います。
相続の問題もあって、遺品整理はいつかはしないといけないものです。
今すでに現在進行形で遺品整理をしている最中だという方の中には、
「悲しくて進まない」なんて方もいらっしゃるかと思います。
実際になぜこのように作業が進まないのか？
まずは多くの方が共通する理由について見ていきたいと思います。
1,気持ちの整理がついていない
故人が亡くなってから色々なことがあったと思います。
その中で「遺品整理」というのも含まれていることかと思います。
すでに着手している方もしていない方も何かは経験することです。
では、なぜ作業が進まないのか？
それは「気持ちの整理がついていない」からです。
まだ故人が亡くなったという感じがしない。
亡くなったことが信じられない。
上記のような感情が溢れてきて、
現段階ではとてもじゃないけど故人の遺品を整理しているような心境ではない。
これが多くの方に共通する理由でしょう。
2,遺品を目の当たりにすると思い出が蘇る
いざ遺品を目の当たりにすると、
これまで遺品整理をしないといけないという強い気持ちから一転、
故人との思い出が走馬灯のように思い出されてきてしまうものです。
故人が生前に使っていたもの、大切にしていたもの、
身に付けていたもの、家族との写真など。
こう言った遺品を目の当たりにしてみると、
自然と涙が溢れてきてしまって、悲しさから作業が進まないということがあると思います。
しかしながら、これはおかしいことではなく、至って普通のことです。
また、
故人の大切にしていたものを本当に処分していいものだろうか？と
悩まれてしまって作業が進まないという方もいるでしょう。
遺品整理中の悲しい気持ちの向き合い方
遺品整理をしたいのに、「悲しい」という気持ちから作業が進まない。
そのような方に対して、向き合い方やどうしたら良いのか？という考え方についてご紹介していきたいと思います。
1,現実を受け止める
まずは、悲しい気持ちを理解するために、
故人が亡くなってしまったという事実を受け止めるようにしてください。
思い出が溢れてくるでしょうし、涙も溢れてくるでしょう。
しかしながら、
どんな悲しみも乗り越えるには、現実を受け止めるほかありません。
時間がかかるかもしれませんが、まずは今ある現状を理解するように努めましょう。
2,無理に遺品整理を行わない
どうしても遺品整理をしないといけないと強く思ってしまう方もいるかと思います。
しかしながら、どうしても悲しくてできないのであれば、
今は無理にしなくても良いと思います。
このような心境の時に遺品整理をしてしまうと、
思わぬミスで必要なものを処分してしまったりして、後から後悔することもあります。
どうしても精神的に辛く、作業を行うというようなメンタルに持っていけない場合には、
まずは自分の体を休めて、精神的に落ち着くまでゆっくりするのが良いでしょう。
無理に進めると良いことがないので一度休養してみてはいかがでしょうか？
3,過去を振り返らず、自分を責めない
人によっては、過去の自分の行いについて後悔することもあるでしょう。
「あの時、あのようにしてあげていれば・・・」
「あの時の私の態度がもしかしたら・・・」
しかしながら、
このように考えたところで現実が変わることはありませんし、
故人が亡くなったこととは一切関係性がありません。
もちろんその時その時で選択ミスは誰にでもあると思いますが、
それを今考えても意味がないと思います。
したがって、自分を責めるようなことはしないで頂きたいです。
故人のためにも、
自らの過去の行いを責めるのではなく、故人を偲んで、
故人が残した遺品を大切にそして適切に処分することをしてあげてください。
考え方としては、
「故人がどのようにしたら喜んでくれるのか？」です。
今あなたにできるのはこれだけです。
悲しみでどうしても遺品整理ができない時の対処方法
どんなに考え方を変えてもどんなに時間が経っても、
遺品整理ができないという方も中にはいらっしゃるでしょう。
もちろん時間が解決してくれるとは思いますが、それが長期的になることもあると思います。
そんな時にはどうしたら良いのか？
遺品整理にも期限というものがありますので、行うべき時にできないときに、
どうしたら良いのかについてご紹介していきたいと思います。
遺品整理業者に依頼する
どうしても遺品整理が親族でできない場合には、
遺品整理業者に依頼するのが最もオススメです。
遺品整理業者がオススメな理由は以下の通りです。
- 遺品整理のプロである
- 何が必要で不要かを分かっている
- 不用品の回収・買取を行ってくれる
- 遺品供養もしてくれる
- 親族の心情を理解しているからこそできるプロの作業
上記のような理由が遺品整理業者をオススメする理由です。
プロとして活躍しているからこそできることも多いのが特徴です。
特に悲しくて遺品整理をできない時には、
必要不要を独自に判断してくれて、わからないものについては保留にしてくれますので、
間違いが起きないというのが最大のメリットです。
また、
不用品の回収や買取についても同時に行ってくれるので、
1度で全てを行ってしまいたいという方にとってもお勧めできます。
さらに、
遺品の供養もしたいと考えている方は、遺品整理業者であれば、
同時に行ってくれるのでこちらに関しても手間が省けます。
注意しておきたいのは、
不用品回収業者などに依頼するのはやめてほしいということです。
というのも、遺品整理のプロではないので、不用品の回収だけを目的に行う業者なので故人に対する尊厳などがないからです。
悲しい気持ちの時の遺品整理の向き合い方についてまとめ
本ページでは、
遺品整理を行う際に悲しいという気持ちが溢れてきてしまって作業が進まないという方に向けて、
考え方や向き合い方、対処方法についてご紹介していきました。
最後に今回の内容をまとめていきたいと思います。
- 悲しい時には無理に遺品整理をしない
- 悲しいという気持ちが落ち着くまで待とう
- 気持ち的にできないのに無理やり作業をすると思わぬミスを起こす可能性がある
- どうしても悲しくて作業が進まない時には業者を利用するのもお勧め
いかがだったでしょうか？
誰でも感じる感情だとは思いますが、その中でも切り替えができるかどうかだと思います。
強い思いがあり、どんなに時間が経っても悲しみが消えないというのも普通のことだと思います。
その中でも気持ちの整理がついて落ち着いた時に、
皆気持ちを切り替えて前向きになって故人のことを思って遺品整理をするんだと思います。
故人のことを大切に思っているからこそ、
遺品も大切に扱い、故人だったらどのようにすれば喜んでくれるかを考えて、
適切な処分を行うのがベストだと思います。
それでもどうしても作業が手につかないという場合には、
我々のような遺品整理のお手伝いをしているような業者にご相談ください。
必ずあなたのお力になってみせます。
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