遺品整理は何日かかる!?早く終わらせるための確実な方法とは!?

故人の遺品を分別して適切に処分することを遺品整理と言います。
相続をするにあたって、必ずしないといけない作業で、一定の猶予はあるもののいつかはしないといけません。
様々なケースがありますが、どれくらいで終わるのかと気になっている方もいると思います。
そこで本ページでは、
遺品整理には何日かかるのか?どれくらいの期間がかかるのかについてご紹介していきます。
また、早く終わらせるための確実な方法についても合わせて解説しています。
これから遺品整理を控えているという方は、
最後までご覧になることで、効率よくトラブルを起こさずに作業を進めることができます。
・遺品整理は、間取りや遺品の量によって期間が変わる。
・遺品整理を早く終わらせるためには業者の協力が不可欠。


遺品整理には何日かかるの?
遺品整理はどれぐらいの期間が必要なの?
このような疑問をお持ちの方に向けて、実際に必要となる日数をご紹介していきます。
今回は、以下の3つのケースからご紹介していきます。
- ワンルーム
- 戸建て
- 遠方にお住まいの場合
ワンルームの場合の目安
故人のお宅がアパートやマンションのワンルームの場合、
遺品整理にかかる日数は、1日〜1週間程度となります。
遺品の量などによってかかる日数は変動しますが、
比較的、遺品の量が少ない場合で特に部屋も汚い状況ではない場合には、
最短で即日から作業が終了します。
対して、
同じワンルームであっても、遺品の量が多かったり、
物が多く、処分や運搬に時間が必要となるケースなどでは1週間程度かかるケースもあります。
最もひどいケースでは、
ゴミ屋敷化してしまっていて、遺品整理と合わせて清掃も必要となるケースです。
このような場合には、2週間程度を要す場合もあります。
戸建て
故人のお宅が一軒家などの戸建ての場合には、
1週間〜3週間程度の日数が必要となります。
やはり、ワンルームなどと比べると間取りが広くなる分、
遺品の量も多くなりますので、当然ですがかかる期間も長くなります。
また、独居していた場合などではゴミ屋敷化しているケースもあり、
こういった場合では、清掃なども合わせてする必要があるため、
さらに期間を要す場合もあります。
遠方にお住まいの場合
故人のお宅が遠方にある場合には、
1週間〜1年程度の日数が必要となります。
遠方にお住まいである場合、
頻繁に遺品整理のために帰省するのは難しいでしょう。
仮にできたとしても何泊もすることは難しく、定期的に来ては片付けるというサイクルを繰り返す必要があります。
遠方の場合であっても、
ワンルームなどの場合には、1週間程度で終わることもありますが、
戸建や3LDKなどのマンションの場合には、長いと1年ぐらいかかることもあります。
長期にわたる遺品整理は、
遺族の精神的・体力的な疲弊を招きますので、思わぬトラブルに発展したり、
身体的に自由が効かなくなる場合もあります。
遺品整理にかかる期間は他の要因でも左右される
遺品整理は、故人のお家の間取りだけではかかる期間は決まりません。
以下のような事が期間を長引かせる要因となります。
- 遺品の量
- 作業をする人数
間取りや故人のお宅までの距離なども重要ですが、
実際には遺品の量や当日の作業を行う人数によって日数が大きく左右されます。
遺品整理を始めるタイミングはいつなの?
遺品整理を実際に始めるタイミングっていつなのでしょうか?
今から主なタイミングをご紹介していきます。
遺品整理を始めるタイミング
- 四十九日後
- 各種手続きの完了後
- 葬儀の後すぐ
- 相続税の申告前
ある程度、故人に関する事が終了したタイミングが遺品整理のベストなタイミングと言えるでしょう。
その他で言うと、銀行口座の解約などの諸手続きの後なども良いでしょう。
また、
相続する場合には、相続税の申告もしないといけませんので、
その申告前には余裕を持って行っておく方が良いと思います。


遺品整理を早く終わらせないといけないケース
遺品整理をすぐにでも行わないといけないケースも存在します。
実際にどのようなシーンではすぐに対処しないといけないのかご紹介していきます。
- 故人が賃貸物件に住んでいた場合
- 故人の遺産が多かった場合
- 特殊清掃が必要となる場合
故人が賃貸物件に住んでいた場合
故人が賃貸物件に住んでいたなんてケースは多々あると思いますが、
こう言ったケースでは、死後も家賃が発生し続けますので、
遺族としては、なるべく早く遺品整理を終わらせて不動産屋に明け渡す必要があります。
遺品整理を長引かせることによって、
無駄な家賃が発生していきますので、死後確認後にはなるべく早めに取り掛かる必要があります。
故人の遺産が多かった場合
故人が残した遺産が多額になる場合には相続税の申告が必要となります。
申告が必要な場合には、「被相続人が死亡したことを知った日の翌日から10カ月以内」に行わないといけません。
相続税の申告が必要となるか否かについては、
相続財産の総額が「3000万円+600万円×法定相続人の数」を超えるか否かがポイントです。
遺産の中には、
現金や貴重品などの他にも車や不動産など多岐に渡りますので、
どう言った遺品が残されているのか確認することが大切です。
一方で遺産もあるがマイナス遺産もある場合があります。
マイナス遺産とは主に借金などが該当します。
こ言ったケースでは、総額でマイナスになる場合もあり、相続放棄を選択するケースもあるでしょう。
相続放棄をする場合には、
「被相続人が死亡したことを知った日から3カ月以内」に手続きをする必要があります。
相続するか否かに問わず、手続きを行わないと思わぬトラブルになる可能性もありますので注意が必要です。
特殊清掃が必要となる場合
場合によっては、故人が孤独死などで発見が遅れるケースもあります。
こう言ったケースでは特殊清掃が必要となります。
賃貸物件の場合には、
原状回復をしてすぐにでも明け渡しを行う必要がありますし、
戸建てであっても、すぐに行わないと二次災害を引き起こす可能性があります。
特殊清掃を行う際には、
遺品整理も合わせてその流れで行うのが普通ですので、
結果的にすぐに作業を始めないといけません。
遺品整理を早く終わらせる確実な方法
遺品整理をどうしても早く終わらせたいという場合、
プロに依頼すると言う方法が最も確実でトラブルが起きにくいと言えます。
そこで、業者に依頼することでどのようなメリットが得られるのかをご紹介していきます。
業者に依頼するメリット
- スムーズな作業で期間を短縮できる。
- 不用品の回収・買取をしてもらえる。
- 細かい要望も聞いてもらえる。
- 遠方に住んでいても依頼できる。
- 当日、立ち会いをしなくても依頼できる。
こんな人は業者に依頼するのがオススメ
- 賃貸物件をすぐにでも明け渡す必要がある。
- 遺品の量が多くて時間がかかりそう。
- 相続人が高齢者で身体的に遺品整理ができない。
- 相続税の申告が近い。
- 遠方に住んでいて作業ができない。
- ゴミ屋敷状態になっている。
業者に依頼しても費用的にあまり変わらない場合もある
費用がかかると思ってなんとか相続人だけで遺品整理をしようと思っている方もいるかもしれません。
しかしながら、掃除などのために買ったもの、不用品の処分にかかる費用、
故人のお家に出向くための運賃など意外と費用がかかるケースもあります。
また、
費用だけでなく、遺品整理にかかる日数も長くなると体力的にもつらくなります。
費用面だけで考えるとなんとなく業者の方が高くつくような気もしますが、
意外と業者に依頼してもそこまで高くならないケースもあります。
もちろん、故人の家が近くて、遺品の量が少なく、間取りも広くない場合には親族で行う方が安くなるでしょう。
また、特殊清掃が必要なケースでは、
業者に遺品整理まで依頼するケースも多く、合わせて依頼することで割安になることも多いです。
そう言った意味でも安く遺品整理をできることもあります。
遺品整理業者の選び方
遺品整理業者を選ぶ際のポイントについてご紹介していきます。
失敗したくない方は、是非ご覧になってください。
- 見積書の詳細を確認する
- 過去の実績を確認する
- 相場より安すぎないかor高すぎないか
- 相見積もりをする
見積書の詳細を確認する
業者に見積もりに来てもらった際に、見積書をよく確認しましょう。
見積書の詳細欄に、「〜一式」などの記載がある場合には注意しましょう。
実際にどんな作業に費用が掛かっているのか不透明であり、別途で後から請求されるケースもあります。
また、見積もりが無料ではない業者や実際に現地に来て見積もりをしない業者も危険です。
見積もり時とは最終的な請求が大きく変わることもあります。
過去の実績を確認する
その業者が信頼できるか不安な場合、まずは過去の実績を確認しましょう。
最近では、業者が自社HPなどを持っているケースも多いので、
HPがある場合には、サイト上などで確認することができます。
また、業者に依頼すれば実際に見せてもらうこともできるでしょう。
注意しておきたいのは、過去の実績がすごいからといって安心できるとも限らないので、
あくまで参考程度にしておきましょう。
相場より安すぎないかor高すぎないか
見積もり時点で相場よりはるかに安い見積もりを持ってきた場合には注意です。
そもそも、遺品整理には必ずかかる最低限の経費がありますので、
相場よりはるかに安い場合には、何かを削っている可能性があります。
また、見積もりが高すぎるケースもぼったくりの可能性があります。
ただし、安い見積もりを持ってくる業者の方がある意味危険で、
最終的に高額な請求されることがあります。
相見積もりをする
1社のみの見積もりだとその業者が安心できるところなのか判断しにくいです。
そこで最低でも2社〜3社程度から見積もりを取ってみましょう。
ちなみに、相見積もりをすることで以下のようなメリットがあります。
・適正価格で見積もりを抱いている業者がわかる。
・丁寧な対応をしてくれる業者を選ぶことができる。
・最もコストパフォーマンスが良い業者を選ぶことができる。
・最も安心して依頼できる業者を選べる。
少し面倒臭いと感じるかもしれませんが、
相見積もりを取ることで、確実に信頼できる業者選びができると思います。
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まとめ
本ページでは、
遺品整理は何日かかるか?についてご紹介していきました。
いかがだったでしょうか?
最後に本記事の内容をまとめておきます。
ワンルーム | 1日〜1週間程度 |
---|---|
戸建て | 1週間〜3週間 |
家族が遠方にお住まいの場合 | 1週間〜1年間 |
いかがだったでしょうか?
遺品整理は、意外と時間がかかります。
もちろん、間取りや遺品の量などでも変わってきますが、
一般的な広さの間取りに故人がお住まいだったケースでは、1週間以上はかかる事が多いでしょう。
遺品整理は、
すぐにでも始めないいけないケースを除けば、そこまで急ぐ必要はないですが、
相続税の申告前には終わらせておかないといけません。
どうしても遺品整理ができない場合、時間がない場合、
遠方に住んでいて作業に取り掛かるのが難しい場合には、
業者に依頼して、余裕を持って終わらせるのがおすすめです。