汚部屋とアトピーの関係性とは!?悪化する前に対処すべき

「汚部屋」で生活するとアトピーが悪化したり、発症してしまったりする可能性が高いです。
床が物で埋め尽くされている状態であったり、食べ残しの容器などが放置されていたりする場合、
自分が思った以上に部屋の中は汚くなっており、アレルギーの原因物質が沢山散らばっています。
本ページでは、汚部屋とアトピーの関係性や原因、対処方法について解説しています。
今、苦しんでいる方は是非最後までご覧になってみてください。

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汚部屋とアトピーの関係性について

不用品、ゴミ、そして大量の衣類などが放置された状態のことを
「汚部屋」と言ったり、「ゴミ屋敷」と表現したりします。
最近では、汚部屋といった言葉で表現されることも増えてきましたね。

実際にどのような状態であるのかは、
見たことがある方でないと、想像するのは難しいでしょう。
イメージとしては、ゴミ屋敷のようなものを想像していただければ良いです。

ここ数年、一人暮らしをされている若い方の間でも増えてきており、
マンションなどの集合住宅で「汚部屋化」している例をよく見ます。
実際に我々も都心部にあるアパートの清掃を担当したこともあります。

ここで今回のメインテーマとなる「アトピー」との関連性です。
あなたは汚部屋で生活するとどのような状態になると思いますか？
まずは、どのような関係性があるのかを見ていきましょう。

汚部屋に存在する大量のハウスダストがアトピーを悪化させる

後述しますが、アトピーの原因となる物質の中に、
「ハウスダスト」と呼ばれるものが存在します。
これは、ダニやダニの死骸、糞などが主なものとなります。
他には、埃なども含まれますね。

実は汚部屋には、
大量のダニ、そして死骸と糞が放置されている状態なのです。
恐らくですが、普通の家の何十倍、何百倍と数があるでしょう。

症状が酷い方の場合、
毎日しっかりと掃除をしていても、痒みや湿疹で辛い思いをされています。
しかしながら、汚部屋ではそんな原因物質が大量にあるんです。
これは非常に危険な環境であると言えます。

もちろん、今発症していないという方であっても、
肌や皮膚に何かしらの影響が出ているのではないでしょうか？
身体中が痒い、発疹が中々治らない・・・・
こんな方もいるのではないでしょうか？

結論：汚部屋にいると悪化しかしない

アトピー体質、アレルギー体質な方が
もし汚部屋に住まれているのだとしたら、今後良くなることはまずないと思います。
それは環境を変えるまでは絶対にです。

もし、医者に頻繁に通っており、
大量の薬を服用したり、塗布したりしているのだとしたら、
それは一時の効果しか期待できないでしょう。

原因物質となるハウスダストなどに囲まれた汚部屋を
改善するまでは、悪化し続けることかと思います。
もちろん、それだけ医者に行く回数も増えると思うので、お金もかかると思います。

あなたはそれでも汚部屋に住み続けますか？？

アトピー性皮膚炎について

アトピー性皮膚炎は、主に3つの特徴があるとされています。

・良くなったり悪くなったりを繰り返す
・痒みを伴う湿疹が出る
・アトピー素因を持つ

また、正確にはまだ究明されておらず、
まだわかっていないことも多い疾患となります。
そのため完治するのは難しいと言われています。
基本的には、改善させる方法で治療します。

アトピー素因とは？

アトピー素因とは、主に以下のような方の事を指します。

・本人または家族にアトピー性皮膚炎、アレルギー性鼻炎、ぜんそく、結膜炎を持っている方がいる
・免疫物質「IgE抗体」を作りやすい体質である

アトピー素因とは、上記のような方を指し、
言い換えると「アレルギー反応を起こしやすい方」であると言えます。
心配な方は、家族などに聞いてみると良いでしょう。

どんな症状なの？

アトピー性皮膚炎の主な症状は「痒みのある湿疹」です。
赤身のある湿疹ができてしまったり、乾燥して痒みが出る場合が多いです。

また、
アトピー性皮膚炎の患者の場合、普通の人と異なり、
皮膚のバリア機能が低下しています。

したがって、
通常であれば、なんともないような刺激などで痒みを生じてしまい、
皮膚環境を悪化させてしまいます。

アトピーの原因とは？

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アトピーの原因となる汚部屋の物一覧

汚部屋で生活すると悪化してしまうと思われる
アトピー性皮膚炎の原因物質をまとめてみました。

ハウスダスト

ハウスダストとは、主に「埃」、「ダニ」などを指します。
汚部屋には大量の埃、ダニ、ダニの死骸、糞などが放置されていますので、
このような環境にいれば、言わずもがな症状が悪化するでしょう。

仮に、薬で一時的によくなったとしても、
すぐに痒みが赤みなどが出てしまうと思いますので、
今すぐに綺麗にする必要があります。

カビ

汚部屋は、非常に湿度が高いことが多いです。
これは、物が部屋中にあることから、それぞれが水分を含み、
湿度が高くなっているものと思われます。

高温多湿の環境では、
ダニは増殖しますし、害虫であるゴキブリも大量に出ることでしょう。

当然ながら、このような害虫たちは、
アトピー性皮膚炎の敵ですので、症状が悪化することは言うまでもないでしょう。

寝不足

汚部屋は、ストレスが溜まりやすいと言われています。
これは、ストレスホルモンが出ることからです。
そうなると、熟睡できない日も続くと思います。

また、物が多い場所では、
気づかぬうちに神経を使っており、睡眠に何かしらの影響を来す場合があります。

寝不足はアトピー性皮膚炎の悪化に繋がりますので、
こちらも危険だと言えます。

ストレス

これも先ほどに続く話なのですが、
アトピー性皮膚炎はストレスは大敵です。
しかしながら、ストレスホルモンが分泌されてしまう汚部屋にいるとこれは防ぎ様がありません。

たださえストレス社会である現代社会で、
帰宅しても心が休まらないとなると、皮膚の状態が悪化するのは当たり前かもしれません。

暴飲暴食

アトピー性皮膚炎は、
腸内環境とも強い関連性があります。
したがって、暴飲暴食などをすると悪化する可能性が非常に高いです。

しかしながら、
汚部屋では、ストレスホルモンによって暴飲暴食しやすくなるとされています。
そのため、気づかぬうちに食事からも悪化の原因を作っている可能性があります。

汚部屋を綺麗にする方法

アトピー性皮膚炎を悪化させないためにも、汚部屋は綺麗にするべきだと思います。
今から綺麗にする方法をご紹介したいと思います。

できる範囲で掃除をする

汚部屋を改善するには、「掃除をするしかありません」。
当然のことですが、これができない方が部屋を汚してしまうのです。

アトピーの症状が悪化して辛いからと、
部屋の掃除を決心できる方であれば、自分でできる範囲から始めてみたら良いでしょう。
一度にできなくても、少しずつ改善できるのであればそれに越したことはありません。

しかしながら、
自分ではやることができない結果、汚部屋になってしまっていることが多いと思いますので、
そのような方は、次以降の方法で対処していきましょう。

協力してもらって掃除する

自分一人ではできない・・・・・と言う方は、
友達、家族などを頼ってみるのも良いのではないでしょうか？

もし、掃除に協力してくれるような方がいる場合には、
一人でやるのに比べて、格段に掃除が捗ると思います。

一人より数人でやる方が効率も良いと思いますので、
もし、協力してくれそうな方がいる場合には、
まずは、相談してみてください。

清掃業者に依頼して原状回復してもらう

「汚部屋の状態がひどい」
「手伝ってくれる人が近くにいない」
「アトピーの症状が辛くて掃除できるような状態ではない」
「まずは原状回復してから考えたい」

上記のような方には、
清掃業者に依頼するのをオススメします。

清掃のプロに頼むメリットは沢山あり、

・スムーズな清掃作業
・原状回復できる（入居前のような状態に戻すこと）
・害虫や悪臭を根絶させることができる
・相談に乗ってもらえる

デメリットとしては、
費用がかかることぐらいでしょう。

アトピーには清潔な家に住むことしか選択肢はないです。
是非、ご自分の身体のことを考えた最善の対処方法を行ってください。

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汚部屋とアトピーの関係性についてまとめ

本ページでは、
汚部屋とアトピー性皮膚炎の関係性についてご紹介しました。
最後に今回のまとめを見ていきましょう。

いかがだったでしょうか？
今、汚部屋で悩まれている方、アトピーで悩まれている方は、
今後、どのように対処すべきか今一度検討してみてください。

アトピーは、
実際に自分がなってみないとわからない疾患です。
「痒みは痛みよりも辛い」かもしれません。

是非、ご自分の体のことを第一に考えた選択で対処してください。

埼玉県をメインに特殊清掃を行なっているリンピアでは、
ゴミ屋敷や孤独死の現場の原状回復、また普通の清掃まで行なっています。
遺品整理や不用品回収まで合わせて行う事ができますので、
何かお悩みがあれば、気軽にご相談ください！
もちろん、ご相談や見積もりなどは無料で行なっています！