汚部屋と喘息の関係性について!原因と対処方法について解説

汚部屋にいると気管支喘息を発症したり、症状が酷くなったりする可能性があります。
これには様々な理由がありますが、一番の原因として物が溢れており、掃除をしていない環境にあります。
本ページでは、今汚部屋の住人になっている方に対して「喘息」になる危険性や原因、対処方法について解説していきたいと思います。
今咳が出て困っているという方も参考にしてみてください。

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喘息とは？

あなたは「喘息」がどのような病気かご存知でしょうか？
一般的には「咳が出る」、「呼吸に問題が生じる」なんてイメージだと思います。
ほとんどその解釈で問題ないですが、まずはどのような病気なのかを簡単にまとめていきますので確認ください。

喘息の症状一覧

喘息の原因

大人になってから発症する人も多い喘息

子供の時に喘息になり、大人になるにつれて治る方もいます。
そのため「昔は喘息だった」なんて方は意外と多いです。

しかしながら、
反対に大人になってから喘息になってしまう方も多いのです。
実際に、大人の喘息の6～8割が大人になってから発症しているとう事例が報告されています。

気になる原因は主にはハウスダストであるとされていますが、
そのほかにも様々な要因が関係しているため、
明確にはその原因を追求することは難しいようです。

汚部屋だと喘息になるor酷くなる原因について

床には衣類やゴミなどが散乱した状態である「汚部屋」。
あなたのお家の状態はどのような感じですか？
掃除は定期的に行っていますか？

もし、あなたが汚部屋に住まれているとしたら、
喘息になってしまう危険性、また症状が悪化してしまう危険性が高いです。

汚部屋は喘息と深い関係がありますので、
今から何故、危険性があるのか？その原因についてご紹介していきたいと思います。

最大の原因はハウスダスト

先ほど気管支喘息の原因の一つとして「ハウスダスト」を挙げました。
このハウスダストとは以下のような物を指します。

• ダニ（糞や死骸も含む）
• 埃
• ペットの抜け毛や糞尿
• カビ
• 花粉
• 人間のフケや皮膚片

主に上記のような物は「ハウスダスト」として一括りにされており、
人体に悪影響を及ぼす可能性が高い物質と言えます。

汚部屋にはこうした「ハウスダスト」が沢山あり、
喘息だけでなく、アトピー性皮膚炎や鼻炎など、
様々なアレルギー症状を引き起こす可能性があります。

また物が多い分、湿度も高くなってしまい、
結果的にカビが発生してしまうことも多々あります。
これらもまた、アレルゲンとして危険性が高まります。

恐らく、喘息の方であれば、
このような部屋にいるだけで、咳が止まらないでしょうし、
とても辛い思いをされる事かと思います。

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喘息の方が今すぐできる汚部屋の生活見直し術

喘息患者の方がいますぐに汚部屋でできる、生活上の見直し点についてご紹介したいと思います。
※これをしても根本的な解決にはなりませんので、早急に汚部屋自体を綺麗にしましょう。

部屋の換気をする

湿った空気で、部屋中がカビたり、ダニの増殖を予防するために、
1日に1回は部屋の窓を開けて換気をするように心がけてください。

ダニは高温多湿な場所を好んで生息します。
梅雨時には、その増殖ペースは通常以上になることもわかっていますので、
喘息の原因となるハウスダストを少しでも少なくするためにも、換気をしてください。

ゴミなどを捨てる

汚部屋では、ついつい溜めがちなゴミ。
燃えるゴミや燃えないゴミの日に出すのを話しれてしまって以降、家の中に放置されたまま・・・・
このような状態では、部屋の湿度も上がりますし、害虫も増えてしまいます。

ゴミであれば、今すぐに捨てることもできると思いますので、
まずは、ゴミ袋に部屋中のゴミを分別して入れて、
適切に処分するようにしてみてください。

寝具を洗濯する

ベッドや布団、布団カバーやシーツなど、
洗濯ができるあらゆる寝具を洗濯してみましょう。
寝る時にハウスダストが原因となって喘息の発作が出る可能性もあります。

特に寝具は顔と近くなりますので、
口から大量に吸ってしまう可能性もあり、これが喘息に大変良くありません。

したがって、
毎日寝具を新しいのに変えて、洗濯もしっかりするようにしてみてください。

生活スペースだけでも掃除する

普段日中は学校や仕事で家にいないと言う場合には、
帰宅後にいつもいる生活スペースだけでも掃除をするようにしてみてください。
例えば、自分の部屋やベッドの上、机周りなど。

家の中で自分が生活している時間が一番長いスペースを
掃除するだけでも少しはマシになる可能性もあります。
是非、今からでもできることばかりなので試してみてくださいね！

喘息の方が出来る汚部屋の対処方法

現在、喘息の方、またお子様がそのようなアレルギーを持っている場合には、
早急に汚部屋を綺麗にする必要があります。
今から対処方法について解説していきたいと思います。

一人で掃除をする

今日からできる一番の方法として、「一人で掃除をする」ことです。
これならすぐに開始できますし、お金もかかりません。
もちろん、長期的なスパンで片付ける事になりますので、根気が必要となります。

ただし、
私の経験上、汚部屋にしてしまった方が一人で綺麗にすることはまず難しいと思ってます。
というのも、綺麗にできるぐらいであれば部屋を汚していないはずだからです。

しかしながら、一部分だけでも掃除をして、
綺麗にすることの快感を味わう事によって、掃除を始めることもできるかと思います。
もし、「綺麗にしたい」という意識が芽生えたらまずはできる範囲で綺麗にしてみてください。

誰かに協力してもらう

一人では綺麗にすることができない事が多い汚部屋。
こんな時には、家族や友人などを頼ってみてはいかがでしょうか？
中にはこの現状を知られたくないという方もいると思いますが、普段から情報を共有できている方がいるのであれば、
掃除を手伝ってもらえないか聞いてみるのも良いでしょう。

一人では綺麗にできる気がしなくても、
誰かに手伝ってもらって、掃除すれば数日もあれば元どおりになるでしょう。

ただし、害虫が発生している場合や悪臭が出ている場合、
カビなどでリフォームが必要になっている場合には、
素人で行うよりプロに任せてしまった方が良いでしょう。

清掃業者に任せる

「一人で掃除ができない」
「手伝ってくれそうな人がいない」
「誰にも知られずに綺麗にしたい」

上記のような方には清掃業者に依頼するのをオススメします。

清掃業者に依頼するメリットは、以下の通り。

• スムーズな清掃作業
• 不用品やゴミなどを回収してくれる
• 悪臭や害虫駆除を徹底的に行ってくれる
• リフォーム箇所も対応してもらえる

素人ではできない事が意外とあるのが「汚部屋」です。
特に汚いだけでなく、害虫駆除や悪臭の消臭、カビ取りやリフォームの必要箇所がある場合には、
最初からプロに任せた方がスムーズに行くでしょう。

多少、費用はかかりますが、
「原状回復」させようと思っているのであれば、プロに任せてしまった方が結果的にお得になります。

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汚部屋と喘息の関係性についてまとめ

本ページでは、
汚部屋と喘息の関係性について簡単にご紹介していきました。
最後に今回のまとめを見ていきましょう。

いかがだったでしょうか？
今、喘息の方は自分の部屋やお家が汚れていませんか？
掃除は定期的にできていますか？

薬でなんとか症状を出さないようにごまかしている方も多いと思いますが、
まずは、環境から見直してみるのもいかがでしょうか？
もしかしたら、薬に頼る事なく改善するかもしれませんよ。

埼玉県をメインに特殊清掃を行なっているリンピアでは、
ゴミ屋敷や孤独死の現場の原状回復、また普通の清掃まで行なっています。
遺品整理や不用品回収まで合わせて行う事ができますので、
何かお悩みがあれば、気軽にご相談ください！
もちろん、ご相談や見積もりなどは無料で行なっています！