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2022年11月16日 20:30

吐血現場の特殊清掃の重要性と危険性について

吐血現場の特殊清掃の重要性と危険性について

孤独死や同居する家族が亡くなった際に部屋で故人が吐血した場合、特殊清掃が必要となります。
どうしても血が床に付着しただけだから自分たちでなんとか綺麗にしようと思われる方もいるのですが、実は非常に危険でもあります。
本ページでは、そう言った吐血された現場での特殊清掃の必要性や危険性などについてご紹介していきたいと思います。
自分もいつどうなるのか分からない時代です。
残された家族、そして自分の家族がこう言ったことで亡くなった際に対処するべき方法をご紹介していますので是非最後までご覧になってくださいね。

本記事のポイント

・吐血現場は非常に危険であるので無闇に触らない。
・吐血現場では特殊清掃が絶対に必要。
・原状回復するためにも特殊清掃が必須である。

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吐血現場における特殊清掃に必要性・重要性について

吐血現場における特殊清掃に必要性・重要性
同居する家族の体調が急に悪化してしまった場合、
高齢者などの一人暮らしで急に体調が悪くなってしまった場合、
吐血をしてしまうこともあるかと思います。

我々のところにご依頼いただく方のお話では、
吐血された後に亡くなってしまうことが多く、
その現場の特殊清掃をお願いしたいということでご連絡いただくことが多いです。

そんな吐血現場ですが、
あなたならどのように対処しますか?
自分で綺麗になるように掃除をしてしまいますか?

実は、吐血現場というのは非常に危険があり、
無闇に触れてしまうことで、感染症になってしまう恐れがあります。
後に詳しくご紹介しますが、衛生的に素人で行うのにはデメリットが多すぎるのです。

そこで必要となるのが「特殊清掃」です。

特殊清掃とは、
故人が自宅で亡くなった後、体液などが漏れ出してしまった現場を綺麗に原状回復する作業のことです。
吐血も体液と同様なのでこれに該当します。

また、
賃貸物件などの場合に限らず、原状回復したいと思うのが普通でしょう。
そうなると綺麗に血液を除去するだけでなく、除菌・脱臭などを家全体にしないといけません。

したがって、
プロが使うような薬品を使用しての特殊清掃作業が必要となるのです。

吐血現場における危険性について

吐血現場における危険性
実は、ご依頼される時点でお客様の方で吐血部分を拭き取っている場合もございます。
拭き取ったはいいものの、血液が床に付着して取れないために、
これを綺麗に除去して欲しいというご依頼内容です。

しかしながら、
実は、これは非常に危険なことであるのでできることならば、
吐血したままで近づかずにすぐにご連絡をいただけると二次災害を生まずに済みます。

では、どう言った点で危険なのでしょうか?
今からご紹介していきたいと思います。

吐血の原因について

そもそも急な吐血にはどう言った病気が潜んでいる可能性があるのでしょうか?
主には、以下のような病気などが考えられます。

  • 胃潰瘍
  • 十二指腸潰瘍
  • 胃がん
  • 急性胃粘膜病変
  • 食道静脈瘤(りゅう)

主には、上記のような病気が原因で吐血をされると言われています。
このほかにもストレスであったり、別の要因が絡んでいることもあります。

胃癌などで吐血が原因での死亡とは異なる可能性もありますが、
急死の場合には、出血性ショックである場合や吐血した血液が気道に入って窒息したり、
誤嚥(ごえん)性肺炎を起こすことが原因となることもあります。

吐血から感染症になる危険性がある

「ただの吐血。」ではないのです。
吐血とは血液を口から出すことです。
あなたはこの人間の血液に感染症の危険性があるのはご存知でしょうか?

実は、血液が傷口や粘膜に付着することにより感染症にかかる危険性があるのです。
場合によっては、空気感染でなることもあります。

血液からの感染症として考えられるのは、
HIVウイルス、C型肝炎、B型肝炎、梅毒などです。

故人の体調がどのような状態であったかがわかっていたとしても、
無闇に血液に触れることでこう言った危険性が考えられるのです。
したがって、素人が無闇に吐血に触れてはいけないのです。

実際に特殊清掃をする際には、
防毒マスクや防護服を着用した上で、除菌スプレーをして入念にガードしてから現場に入ります。
さらに、消毒を行ってから撤去作業に入ります。

市販品では、
この強い消毒剤は手に入りませんし、ましては防護服や防毒マスクのような、
装備品をしっかりと着用していないで除去してしまうこともあるでしょう。

万が一、感染症にかかってしまわないために、
我々のような特殊清掃業者が存在するのです。

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吐血現場での特殊清掃の流れ

吐血現場での特殊清掃の流れ
吐血現場では、どう言った流れで特殊清掃が進められるのでしょうか?
ここでは大雑把に清掃の手順をご紹介していきたいと思います。

1,消毒剤の噴霧

まずは、部屋全体を綺麗にするためにも消毒剤を散布します。
吐血した部分にだけ消毒剤を噴霧すれば良いのでは?と思われる方もいらっしゃると思いますが、
空気中にもウイルスが沢山いる状態ですので、まずは無菌の状態にするための作業となります。

この時、作業員は防毒マスクや防護服、手袋などをしっかりと着用して、
必ず菌が体に付着しなように徹底してから現場に入ります。

除菌・消毒には、
高濃度オゾンを使用する場合もありますし、次亜塩素酸を使用する場合もあります。

2,血液の除去

消毒作業が終わりましたら、いよいよ血液の除去作業に入ります。
血液と言っても体液です。
したがって、まずは特殊な薬剤をしようして分解して浮き上がらせます。
その上で拭き取っていく作業を時間をかけて丁寧に行なっていきます。

吐血現場は、
フローリングだけではなく、絨毯の上だったり、ベッドの上、トイレ、お風呂、
キッチン、玄関など多岐に渡ります。

さらに、
吐血した際には、必ず飛散するほか、壁などに当たれば、
跳ね返りが必ずありますので、細かい部分まで除去をしていく必要があります。

実際に目に見えていなくて綺麗に見えたとしても、
血液が付着していることが意外と多いので、最後にブラックライトなどを使用して、
除去していないところがないか確認をする必要があります。

3,消毒剤・除菌剤の噴霧

血液の除去作業が終了しましたら、再度除菌剤・消毒剤の噴霧を行います。
これは、血液の除去をした際に空気中に舞ったウイルスを除去するための作業です。
したがって、部屋全体・家全体を消毒します。

空気中にいる有害物質を消毒剤で除菌をしたら終了です。
この際に、吐血があまりにも酷い場合、臭いが取れない場合には、
壁紙を剥がしたりなどのリフォーム作業が入る場合もあります。

吐血現場での特殊清掃の必要性と危険性についてまとめ

吐血現場での特殊清掃の必要性と危険性についてまとめ
本ページでは、
吐血現場での特殊清掃の必要性や重要性、そして危険性についてご紹介していきました。
最後に今回の内容をまとめていきたいと思います。

  • 吐血現場では、特殊清掃が必須である。
  • 血液には感染症の原因となる菌が含まれている可能性がある。
  • 無闇に血液に触れると感染症になる危険性がある。
  • プロでも清掃の際には、防護服などを着用して消毒してから除去をする。

いかがだったでしょうか?
今回は、吐血現場がテーマでしたが、何かこの件で悩みがある方や、
今後、こう言った場面に出会した際にどうしたら良いのか不安だった方は納得いただけましたか?

故人となってしまった人物が残した吐血現場。
家族としては見るだけでも気持ち的に落ち込みますよね。
そんな中、危険を冒してまでも清掃する必要はありません。

衛生的な面、精神的な面からも、
触れることなく、そのままにした状態で我々のような特殊清掃業者にご連絡ください。
酷い状態であっても、我々は慣れていますのでご安心ください。

もし、費用面なんかが心配な方は、
現場に向かって高いと思ったら依頼しないという選択もできます。
もちろん、できればすぐに対処していただきたいですが、どうしても費用面で折り合いがつかないという際には、
我々も工夫して予算内でできるように配慮は致します。
埼玉県をメインに特殊清掃を行なっているリンピアでは、
ゴミ屋敷や孤独死の現場の原状回復、また普通の清掃まで行なっています。
遺品整理や不用品回収まで合わせて行う事ができますので、
何かお悩みがあれば、気軽にご相談ください!
もちろん、ご相談や見積もりなどは無料で行なっています!

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