遺品整理で出た指輪の対処方法と注意点について
遺品整理で出てきた「指輪」ってどのような方法で保管や処分をしたら良いのでしょうか?
ここでは大きく分類して、5つの方法にて対処できるのでご紹介していきたいと思います。
また本ページでは、故人の遺品である「指輪」に関する注意点についても触れていますので最後までご覧ください。
・遺品整理で出てきた「指輪」は、故人の大切なアクセサリー
・指輪の対処方法は、大きく分けて5つの方法がある
・事前にエンディングノートや遺言書などで指輪の対処方法を確認する
遺品整理で出た「指輪」の対処方法
親族や大切な方が亡くなった時には誰しも悲しいものです。
人によっては、精神的に多大なダメージが及び、鬱病になる方もいらっしゃいます。
それだけ死というのは、他人に与えるダメージが大きいのです。
お通夜や葬式などが終わり、
これから始めないといけない事が「遺品整理」です。
これは、生前に故人が使っていた私物などを整理して処分する方法です。
そして、いざ遺品整理をしてみると、
「指輪」などのアクセサリーが出てくることはとても多いです。
ほとんどの場合で、こういった物が出てきます。
しかしながら、
実際に指輪が出てきた際に、どのような対処方法をすれば良いのか悩ましいところです。
そこで、今回は5つの方法をご紹介していきたいと思います。
- 形見として保管する
- 自分で使用する
- リメイクして使用・譲る
- 買取業者などに売却する
- 不用品として処分する
形見として保管する
恐らく、遺品として出てきた「指輪」が自分の指のサイズに合致することや、
自分にとって良いデザインであることは稀だと思います。
そうなると、自らが使用することはないでしょう。
ただし、
大切な故人が使用していた物という強い意識がある場合には、
形見としてそのままの形で保管する事がオススメです。
正直、指輪であればサイズ的にも嵩張るような物でもありません。
仮にケースや保証書がある場合であっても、スペース的にも問題ないでしょう。
もし、あなたの大切な故人の気持ちを尊重したいと思う場合には、
そのままの形で、家で大切に保管してください。
自分で使用する
故人が残した遺品である「指輪」をもし自分で使えそうな感じであるならば、
そのままの形であなたが使用するのがベストです。
もちろん、一度供養をしてから使いたいという方もいるでしょう。
そのような場合には、お寺に供養をお願いするのも良いですし、
清掃会社または遺品整理業者にお願いするのもオススメです。
故人の想いが詰まった指輪だからこそ、
一度、供養をしてあげて、そこから自分で使うのも一つの方法としてあります。
リメイクして使用・譲る
もし、故人が残した「指輪」が自分ではそのまま使いたくないという場合、
デザインが気に入らないという場合、サイズが合わないという場合には、
リメイクをして使用するという方法もあります。
ちなみに、
リメイクする場合には、ネックレスに変えたり、全く別デザインの指輪にしたり、
サイズだけを変更することもできます。
値段もリメイクの程度によって異なりますので、
まずは、あなたがどのようなリメイクをすれば使用できるのかを考えてみてください。
また、
あなたが使用するわけではなく、あなたの親族やお子さんなどが使用する場合にも、
その方に合ったリメイク方法を選択するのがベストです。
買取業者・オークションなどで売却する
もし、親族間で誰も引き取り手がいないような場合には、
その「指輪」を買取業者やオークション、フリマアプリなどで売却するという方法もあります。
誰も引き取り手がいない物であったとしても、
売却することで、現金化する事ができます。
また、予想以上に高値がつくような場合もあります。
ただし、
注意点としては、指輪の価値がわかっていないと相場より低い価格で
売却する可能性もありますので、まずは買取業者に見積もり依頼を出すのが良いでしょう。
よくある事例としては、
ダイヤモンドが本物か否か、またどんな宝石が使われているのか、
純金なのかどうかなどの判断についてが挙げられます。
まずは、こういった真贋については、
専門の買取業者に依頼して価値を確かめるのがオススメです。
不用品として処分する
もし、残された「指輪」を不要品として処分する場合には、
不燃ゴミとして処分するという方法もあります。
様々な事情があるため、このような方法を取る方もいらっしゃいます。
誰も引き取り手がいない場合や価値の低い指輪であった場合、
売却も面倒くさいし、誰も欲しい人がいないような場合にも、
こういった方法での処分を選択される方もいらっしゃいます。
遺品整理で指輪が出たときの注意点について
もし、あなたが遺品整理を行っていて「指輪」が出てきた時には、
処分方法を考える前に注意しておきたポイントがあります。
また、処分時にも注意しておきたい事がありますので今からご紹介していきたいと思います。
エンディングノートや遺言書を確認する
もし、「指輪」が見つかった場合、
遺族同士で処分方法を決める前に、エンディングノートや遺言書などを確認して頂きたいです。
生前に、故人が亡くなった後の指輪の対応について何か記載しているかもしれません。
また、誰に形見として相続したいかも書かれている可能性があります。
考えられる事例としては、以下の通りです。
「指輪は娘に相続し、必要があればリメイクして使ってもらいたい」
「指輪は、息子に相続し、必要がなければ売却してお金に変えてもらいたい」
上記の他にも可能性はありますが、
もし、上記のような遺言などがあれば、その通りに対応してあげる事が大切です。
遺族同士で話し合う
もし、「指輪」が遺品整理で出たきた時には、
あなただけで考えて処分することはせずに、必ず遺族同士でどのような方法で処分するのか検討しましょう。
遺品整理は、
とてもトラブルが多いので、こういった小さなことであっても、
後から大きなトラブルに発展する事が多いです。
故人が亡くなって悲しい気持ちの中、
遺品でトラブルになってしまっては、故人がとてもかわいそうです。
是非、そうならないためにも、事前に遺族分割教協議を行ってください。
買取を依頼するなら専門業者に
もし、遺品整理で出た「指輪」を売却する事に決まっただとしたら、
必ず、貴金属を専門に取り扱っているような業者に依頼するようにしてください。
以下のようなショップでは安く買い取られてしまう可能性があります。
- リサイクルショップ
- 回収業者
上記のような業者ではなく、
アクセサリーや貴金属を取り扱っていて、プロ鑑定士がいるようなところで、
買取を依頼するようにして、相場以下で買い取られないように注意ください。
遺品整理で指輪が出たときの対処方法まとめ
本ページでは、
遺品整理で指輪が出たときの対処方法や注意点について簡単に触れていきました。
最後に今回の内容を振り返っていきましょう。
- 遺品整理で出た「指輪」は故人が大切にしていたお品物であるという意識を持つ
- 指輪が出た際には、「保管する」、「自分で使う」、「リメイクする」、「売却する」、「廃棄する」の5つの方法がある
- 指輪の処分前に、遺言書やエンディングノートを確認する
- 買取を依頼する場合には、専門業者に依頼する
- 遺族分割協議をした上で、指輪の対応を考える
いかがだったでしょうか?
「指輪の対処方法なんてどうでも良いでしょ」
なんて思われる方もいるかもしれませんが、そんなことはありません。
指輪だったとしても、
生前に故人が大切に使っていた物かもしれません。
そうであれば、対処方法も真剣に検討するべきです。
また、
どのような処分方法があるか分からないという方は、
まずは、保管や使用ができるかを検討してみてください。
その上で必要がない場合には、売却という方法も視野に入れてください。
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