汚部屋だとイライラする原因とは!?対処方法などを詳しく解説
物が散乱している部屋いわゆる「汚部屋」で生活するとイライラしてしまう・・・・
何故、ストレスを感じているわけでもないのに常に気分が晴れないのだろうか・・・・
あなたのお部屋は今、どのような状態でしょうか?
家にいると常に気分の上げ下げが激しくなったり、暴飲暴食を繰り返していませんか?
既に家の中が散らかった状態になっていると言う方に向けて、
本ページでは、汚部屋がどうしてイライラさせるのか、その原因と対処方法について解説しています。
・汚部屋がイライラさせるのは視覚的・精神的な要因が関係している
・汚い部屋にいるとストレスホルモンが分泌される
・確実に綺麗にできる対処方法は存在する
汚部屋がイライラさせる原因とは?
散らかった部屋にいると何故かイライラしてしまう。
これは一体どのようなことが原因となっているのでしょうか?
まずは、原因を突き止めることから始めてみましょう。
視覚的な情報量の多さ
汚部屋といえば、物やゴミなどが散乱している状態であり、
いわゆるゴミ屋敷と同様の状態であることが多いです。
と言うか、言い換えと言っても過言ではないでしょう。
例えば、床に衣類が散乱しており、床面が全く見えない状態であるとか、
テーブルの上がゴミや容器などで埋め尽くされているなど。
このように生活スペースが物で溢れている場合、
視覚から入る情報量というのは自分が思っている以上に多いです。
たださえ現代社会においては、スマホやPCなどによって、
情報量が多く、脳が疲れている状態です。
そんな状態で帰宅しても、家でも情報量が多いとしたらどうでしょう?
脳が情報量の多さでパンクしてしまって、
大量のエネルギーを消費することになってしまいます。
その結果、ストレスを抱えることになるんです。
ちなみに、
人間は情報を受け取る際、視覚からが約80%と言われています。
したがって、目から入る情報がいかに重要かが分かると思います。
集中力の欠如
先ほど、目から入る情報は全体の約80%であると説明させていただきました。
つまり、汚部屋にいると常に様々なことに脳がエネルギーを使っている状態です。
そんな時に何か集中したいと思ったとしたら、あなたはできますか?
時には家で勉強をしたり、仕事をしたり、読書をすることだってあるでしょう。
特に今の時期はコロナウイルスなどによって、
テレワークやお家時間が増えていますから尚更です。
しかしながら、
何か一つのことに集中したいと思っても、部屋が散らかっていると、
他のものに目がいってしまい、結果的に集中できないという状態になってしまいます。
例えば、仕事や勉強を始めたけれども、
近くにあったお菓子に目がいって、ついつい手が伸びてしまったり、
LINEが来たからとスマホを見てしまったりと。
そして、気づけば1時間が経っているなんてことはよくあること。
このように、周りに物が多いことが「集中力の欠如」につながることは間違い無いです。
探している物が見つからないイライラ
汚部屋やゴミ屋敷などで生活すると、
時には探し物で時間を潰してしまうこともあるでしょう。
急に使う必要になったスーツ、時計、時には鍵を見失ってしまうこともあるでしょう。
このようにその時に必要な物がどこにあるか分からず、
部屋中を探さないといけないという時点で
人は「イライラ」してしまっているのです。
あなたは、探している物が中々見つからない時は、
ストレスを感じたりしませんか?
「急いでいるのにどこにあるのかしら?」なんて思うはずです。
時には、イライラして物に当たってしまったり、
人に当たってしまったりすることもあるでしょう。
まさにこの通りで、汚部屋では探し物が見つからない事でイライラすることもあるのです。
片付けないと思うほどイライラする
元々、綺麗好きであった方や、元は綺麗にしていた方に多いのが、
「掃除をしないといけないけど後回しにしてしまっている」という状態です。
このような事を続けるうちに、どんどんストレスを感じてしまうのです。
「忙しいから週末に掃除をしよう」
「今日は疲れたから明日掃除機をかけよう」
「大掃除の時に一気に掃除すれば良いか」
上記のように後回しにすればするほど、
「早く掃除しないと」
「部屋を綺麗にしないと」
と思うので、余計にストレスを感じます。
つまり、片付けないといけない・片付けようとすると
ストレスが溜まってしまい、余計にイライラしてしまうのです。
これは「できない自分を責める」事で起こることでもあります。
自分を責める事でイライラする
これも先ほどご説明した事につながるのですが、
「しっかりやらないと」
「掃除をしないといけない」
と分かっている方に多いのが「自分を責める」事です。
「自分ができないのが悪い」
「こんな自分が嫌だ」
「何でこんな事もちゃんと出来ないんだろう」
なんて責める事でストレスを感じてしまい、結果的にイライラしてしまうのです。
自分を責めてしまう気持ちは分かりますが、
余計にイライラしてしまうので、しっかりと対処すれば問題ありません。
このような方は、改善には前向きであることが多いので、すぐに改善できるのが特徴的でもあります。
汚部屋でイライラする原因5選
- 視覚的情報量が多い
- 集中力の欠如
- 探し物がすぐに見つからない
- 片付けようとするとイライラする
- 自分を責めてしまう
汚部屋がイライラする原因はあるホルモンにある!?
汚部屋にいると「イライラ」してしまう直接的な原因となるのは、
ストレスホルモンと言われている「コルチゾール」が分泌される事にあります。
これは副腎皮質から分泌されるホルモンの一つとなります。
実際にこの「コルチゾール」が分泌されるとどのような影響があるのでしょうか?
コルチゾールが分泌されると?
「コルチゾール」が分泌されると起こるのは以下のような事です。
・食欲増進
・血糖値の上昇
・脂肪が付きやすくなる
上記のように、
イライラしてストレスを感じれば感じるほどに分泌される「コルチゾール」によって、
いつも以上に食べてしまったり、脂肪がつきやすくなってしまったりするのです。
ちなみに、ストレスを感じる事で分泌されるので、
汚部屋にいる事で、常に分泌されている事になりますので、
結果的に「太る」要因となっている事も分かっています。
コルチゾールの分泌量が多くなると!?
「コルチゾール」の分泌が多くなり、酷くなってしまうと以下のようになってしまうようです。
これがうつ病、不眠症などの精神疾患、生活習慣病などのストレス関連疾患の一因となることが分かってきています。
出典:ヤクルト中央研究所
上記のように、過剰に分泌されてしまい、
コルチゾールの分泌が慢性的に高くなると、様々な病気などになるリスクがあります。
そのため、汚部屋での生活が長くなればなるほどに、身体的な弊害が出る可能性があるのです。
まとめ
- イライラしてストレスが溜まると「コルチゾール」分泌される
- コルチゾールは食欲増進などに繋がります
汚部屋のままだと危険な理由について
汚部屋のまま過ごしていると様々な面で危険が伴います。
今から放置している事で、起こってしまうリスクをご紹介したいと思います。
害虫が発生する
汚部屋には、大抵「害虫」と呼ばれる虫が発生します。
これはどんなお宅でも発生していることが多く、駆除するのが結構大変だったりします。
ちなみに害虫とは以下のような種類になります。
・ゴキブリ
・ハエ
・ダニ
など
汚部屋は、上記のような害虫が発生しやすい環境であり、
気づかぬうちに、相当数と生活している事もあります。
ちなみに、
害虫が増えると、様々な健康被害が出る可能性があり、
そのまま放置しておくことは、あまり良いこととは言えません。
また、害虫は病原菌をたくさん持っており、
これらによって、食中毒や近隣住民への媒介役となる事もあります。
悪臭が発生する
汚部屋を放置する事で、「悪臭」を放ちます。
この臭いの原因は、食べ残しの容器やペットボトルから出る臭いとなります。
放置されたままのゴミなどが腐敗する事もありますし、
湿度が高くなってしまって、カビが発生していることが原因となる事もあります。
悪臭が出てしまうと、
近隣住宅まで広がる事もあり、トラブルに発展する事もあります。
そのため、放置することは様々な面で危険だと言えます。
また、状態が酷くなると、
原状回復するのが大変になってしまい、プロであっても作業が困難になる事もあります。
火災の原因に
物が沢山散乱している状態では、
火災になってしまう原因になってしまう恐れがあります。
ちなみに、実際に火事になった事例も存在します。
火災の原因としては、
燃えやすい物が多い、コンセントから発火する可能性、
タバコの不始末などが挙げられます。
一度火災が発生してしまうと、
最悪の場合、死人が出たり近隣住民にも被害が出る可能性が非常に高いため、
危険であることが分かっていただけると思います。
アレルギー症状が出る可能性
汚部屋には、様々な害虫やホコリなどが溜まっています。
これらを原因として、アレルギー症状が出る可能性があります。
例としては以下のような物です。
・アトピー性皮膚炎
・気管支喘息
など
上記のような症状が元々なかったという方であっても、
汚部屋のような環境で生活する事で、発症する可能性があります。
アレルギーが出てしまうと、想像以上に辛いです。
一度、アレルギーが出てしまうと、
ちょっとした事でも敏感に反応してしまうので、
汚部屋で生活することはまず難しいでしょう。
疲れが取れない
物が散乱した「汚部屋」では、
ストレスが溜まる事をご説明しましたが、これらによって「疲れが取れない」という状態になります。
したがって、ちゃんと睡眠時間は確保しているのに「ずっと疲れている状態」となってしまいます。
やはり、常に物が溢れた場所で生活すると、
脳がかなりのエネルギーを消費してしまって、常に疲れた状態になるのかもしれませんね。
汚部屋が引き起こすリスクについて
- 害虫が発生する
- 悪臭が発生する
- 火災の原因となる可能性がある
- アレルギーの危険性
- 疲れが中々取れない
イライラしないための汚部屋の対処方法
「もう汚部屋とはおさらばしたい」
「イライラするのを辞めたい」
「掃除ができない自分を変えたい」
上記のように考える方に向けて、汚部屋の対処方法についてご紹介したいと思います。
是非、最後までチェックください!
1カ所だけ綺麗にしてみる
部屋や家全てを綺麗にするのは中々難しいですよね・・・・
それもやる気があっても、どこから手をつければ良いのか分からなかったり。
そんな時には「1ヶ所」だけ綺麗にしてみるという事をしてみましょう。
ワンルームの場合には、キッチンだけ、トイレだけ、お風呂だけなど。
1ヶ所だけでも掃除して綺麗にできれば、
それだけで気分が変わると思いますし、
もしかしたら「他の場所も綺麗にしたいな」と思うかもしれません。
これもある意味心理的なものを利用しているのですが、
人は1ヶ所だけ綺麗にすると他の場所もそうしたいと思うので、
是非、騙されたと思ってまずは1ヶ所だけ掃除してみてください。
日々の掃除を習慣にする
汚部屋になってしまう方の特徴として「掃除を後回しにする」が挙げられます。
つまり、日々の掃除を習慣にできればこれは解消されるはずです。
「疲れているから明日しよう」
「年末に一気に掃除すれば良いか」
このように思って掃除お後回しにするのは辞めましょう。
毎日「掃除機をかける」ことだけでも習慣にできれば変われます。
最初は習慣にするまでが大変ですが、今期強くがんばってみましょう。
ついつい掃除をするのを忘れてしまうという方は、
目につく場所に、メモ書きをしておくことで忘れるのを防ぐことができるはずです。
ゴミ出しをきちんと行う
あなたは毎日きちんとゴミ出しをしていますか?
今週はちゃんとゴミ出しをしましたか?
ゴミ出しの日は、燃えるゴミや燃えないゴミなど日によって
出せる内容が異なることが多いと思います。
したがって、ついつい忘れてしまう事も多々あるかと思います。
しかしながら、
これが続いてしまうと、いつになっても家にゴミがある状態になり、
結果的に汚部屋に繋がってしまいます。
したがって、ゴミ出しをきちんと行う事を習慣にするようにしてください。
まずは、何曜日にゴミを出すべきなのかを確認して、
その日になったら捨てられるように準備しておきましょう。
衣類は床に置かない
汚部屋に行くと、衣類が床に散乱している事が実は多いです。
これは、洗濯機にかけた服などをそのまま床に置いて、
切る時にそこから拾っているためです。
しかしながら、
床に衣類を置くと、床面が埋め尽くされてしまって、汚い部屋に見えがちです。
もちろん、衣類だけでなく、本や雑誌なども含まれます。
このような物を床に置かずに、しっかりと収納することから始めてみませんか?
床に物を置かない習慣を作る事が何よりも大切です。
自分を責めない
「掃除ができない自分が悪い」と責めてしまう方もいるかもしれません。
しかし、できないからと言って責める必要はありません。
できることから始めれば良いのです。
少しだけでも掃除ができた際には、
「自分を褒めてあげる」事も時には大切です。
イライラして、掃除に集中ができないのであれば、
誰かに頼る事も大切ですし、プロの力を借りる事も視野に入れてみてください。
清掃業者に依頼する
「自分だけではどうしても掃除ができない」
「周りに頼れる友人や家族がいない」
「原状回復しないといけない」
上記のような場合には、いっそのこと清掃業者を利用しましょう。
清掃のプロに頼めば、
スムーズな作業で現状回復してくれます。
まずは、部屋を綺麗にしてから維持に注力するのも悪くないと思います。
また、害虫や悪臭が発生している場合には、
素人作業では、根絶させることは難しいので、
是非、プロに依頼するようにしましょう。
費用面で心配だという方は、
一度業者に相談してみると、柔軟な対応をしてもらえるかもしれません。
汚部屋の対象方法まとめ
- 1ヶ所だけ掃除してみる
- 日々の掃除を習慣にする
- ゴミ出しを習慣にする
- 床に物を置かないようにする
- 清掃のプロに依頼する
汚部屋がイライラする原因についてまとめ
本ページでは、
汚部屋がイライラしてしまう原因や対処方法についてご紹介していきました。
最後に今回のまとめを見ていきましょう。
まとめ
- 汚部屋では、ストレスが溜まり「イライラ」してしまう
- イライラの原因となるのは、「コルチゾール」というホルモン
- 視覚的要因・心理的要因からイライラが促進される
- 汚部屋を放置するとリスクがある
- 汚部屋の対処方法は、小さい掃除などを習慣にすること
- 自分ではどうにも出来ない時は清掃業者を頼ろう
いかがでしたか?
今、あなたのお家は汚部屋になっていませんか?
この記事をご覧になっているということは、もしかしたら・・・・
でもご安心ください!
少しずつ、できることから始めていけば必ず綺麗にする事ができます。
心の持ち様で大分変わってくると思います。
また、既に酷い状態となってしまっている様であれば、
まずは。我々にご相談ください!
現状を把握した上で、最適な対処を行わせていただきます。
埼玉県をメインに特殊清掃を行なっているリンピアでは、
ゴミ屋敷や孤独死の現場の原状回復、また普通の清掃まで行なっています。
遺品整理や不用品回収まで合わせて行う事ができますので、
何かお悩みがあれば、気軽にご相談ください!
もちろん、ご相談や見積もりなどは無料で行なっています!