遺品整理で出た布団の処分方法について!無料で処分は可能?
遺品整理でもし故人が使用していた布団が出てきた場合にはどのような方法で処分したら良いのでしょうか?
まだまだ使えそうなものから、ボロボロでどう見ても使えそうにないものまで、
どう言った方法で処分したら良いのかわからないという方に向けて、
本ページでは、布団の処分方法についてご紹介しています。
どうしても無料で行いたいという方は、最後までチェックしてみてくださいね。
・無料で処分する方法もある
・再利用するという方法もある
・あえて供養してから処分するという方法も
遺品整理で出た布団の基本的な処分方法3選
遺品整理といえば、様々なものを分別して適切な方法で処分する作業です。
故人が生前に大切していたものだからこそ、
残された遺族も丁寧に扱って、悔いなく処分する必要があります。
しかしながら、
中にはどうやって処分したら良いのか迷ってしまうものもあるかと思います。
今回は、その中でも「布団」に絞ってみたいと思います。
布団は、
どんな方でも利用しているはずなので、必ず遺品として出てくると思います。
もし大量に発見された場合や、思った以上に大きかった場合にはどうやって処分したら良いのでしょうか?
このようなお悩みをお持ちの方に向けて、
まずは、基本的にな布団の処分方法をご紹介していきたいと思います。
では、早速見ていきましょう。
粗大ゴミとして処分する
まず、布団は粗大ゴミとして処分する事が可能となっています。
その場合には、自治体の回収を依頼するか、自分で持ち込みをする2パターンがあります。
回収をしてもらう場合
自治体の回収を依頼する場合には、
回収しに来る場所に自分で持っていく必要があります。
この時、事前に粗大ごみ処理券を購入しておく必要があります。
以下は、東京都目黒区の場合の布団の粗大ゴミとしての処分費用になります。
対象 | 料金 |
---|---|
布団(敷き・掛け問わず2枚まで) | 300円 |
布団(毛布・ベビー布団・夏掛・タオルケット・こたつ布団・ベッドパット・枕・座布団・クッション等5枚まで) | 300円 |
基本的には、
どこの自治体も布団の粗大ゴミ費用は、上記のような金額設定になっていると思います。
事前に粗大ごみ処理券を購入する際にお金を払っておきます。
自分で持ち込む場合
粗大ゴミの処分方法としては、
自分で回収場所まで持ち込むという方法もあります。
この時の回収場所は、ゴミ処理場となりますので、場合によっては遠い可能性もあるでしょう。
しかしながら、
近場まで回収しに来てもらうより、少しお安くなりますので、
少しでも費用を浮かせたいと思う場合には、持ち込む方が良いと思います。
可燃ごみとして処分する
布団は、燃えるゴミの対象となります。
つまり、可燃ごみとしても処分する事が可能となります。
ただし、注意点がありますのでよくチェックください。
布団を可燃ごみとして処分する際の注意点
- 自治体によって、可燃ごみとして出せるサイズが決まっている
- 必ず、解体したりして小さくまとめる
- 布団を小さくまとめるための紐などを用意しておく
- 事前に自治体に可燃ゴミの対象を聞いておく
自治体によっては、
可燃ごみとして処分する際に使用するゴミ袋に入れば問題ないこともあります。
つまり、基本的には小さく解体できれば可燃ごみとして捨てる事が可能です。
不用品回収業者や遺品整理業者に依頼する
可燃ゴミとしても、粗大ゴミとしても処理しりきれない場合には、
不用品回収業者などに依頼する方法もあります。
こう言った業者は、出張引き取りを行なっているのであなたの要望にも応えてくれるでしょう。
ただし、
引き取りに1000円以上がかかってしまうケースもありますので、
決して安い処分方法とは言えないので、どうしてもという方以外は選択肢から外れるでしょう。
遺品整理で出た布団を無料で処分する方法
ここからは、布団をどうしても無料で処分したいという方に向けて、
どう言った方法があるのかをご紹介していきたいと思います。
フリマアプリやヤフオクなどで売却する
処分対象となっている布団がまだ使えるという前提になりますが、
個人でメルカリやヤフオクなどのフリマアプリなどで売却を検討してみるのも良いです。
仮に、高く売れなくても少しでもプラスになれば無料以上に元が取れるでしょう。
特に、高い羽毛布団なんかは多少汚れていても売れる場合もありますので、
まずは、個人で気軽に出品ができるこう言ったプラットフォームを活用してみましょう。
リサイクルショップに売却する
もし、処分しようと思っている布団が高級羽毛布団などの場合には、
リサイクルショップでも買取を行なってくれる場合があります。
ただし、状態を見てみないとなんとも言えないので、まずは店頭に持ち込む必要があります。
しかしながら、
仮に買取が不可であっても、無料引き取りには応じてくれる場合もありますので、
まずは、一度買取依頼をしてみるのも良いと思います。
下取りサービスに出す
もし、新しい布団を購入する事ができるのであれば、
その際に、布団の販売店に下取りサービスがあるのか調べてみましょう。
下取りや無料引き取りを行なっている場合もありますので、よくチェックしてみてください。
布団の再利用もおすすめ
遺品整理で出た布団の処分方法を考えるのに悩まれている方もいるかと思いますが、
考え方を変えてみて、いっそのこと再利用してみませんか?
具体的にどう言った方法なのか今からご紹介していきたいと思います。
布団の打ち直し
実は、布団は「打ち直し」という方法で再び活躍する事が可能です。
方法としては、中の綿などを取り出して再利用するという方法です。
実は、昔は一般的な方法として知られていました。
現在は、
布団も安く購入できるようになってきているので、
痛んできたら、処分して買い換えるのが普通になってきています。
しかしながら、
もし、まだ羽毛が生きている場合やどうしても再利用したいという気持ちがある場合には、
打ち直しという方法も視野に入れてみてください。
ちなみに、
打ち直しの相場としては、大体1万円〜となっているようです。
寄付する
まだ使えそうな気がするから、誰かに使ってもらいたい。
自分が使うのは気が引けるが、捨ててしまうのもなんだか・・・・
このような方には寄付という方法をご紹介したいと思います。
布団を寄付して、
それを発展途上国などに送っている支援団体なども存在します。
まずは、こういった寄付活動を行なっている団体を調べることから始めましょう。
日本では捨てるような状態の布団でも、
貧困国では、まだまだ活躍できる可能性があるかもしれません。
是非、こう言った方法もあることを頭に入れておいて頂けると嬉しいです。
布団供養という方法もオススメ
遺品整理で出た布団をただ捨てるのも嫌だし、
だからと言って再利用することも・・・・
このような方には、布団供養という方法を知って頂けたらと思います。
布団を供養することで遺族の心も晴れる場合がある
遺品整理で出てきた遺品というのは、
故人が生前に大切にしていたものであったり、実際に使用していたものです。
匂いがついていたりして、なんだかその人の事を思い出してしまうかもしれません。
そんな遺品を簡単に捨てることができないという方も多いと思います。
再利用するにも、気持ちの整理がつかないなんてこともよくあります。
もし、
あなたの気持ちの整理がつかずに処分が進まない場合には、
「布団供養」という方法を利用してみてはいかがでしょうか?
遺品整理では、
よく遺品供養をされるケースがありますが、布団供養も同様のサービスです。
実際に供養してあげて、故人の冥福を祈るためのものです。
遺族の心がスッキリするため、故人の冥福を祈るためにも、
こう言った供養サービスを受けるのも一つの方法だと思います。
遺品供養サービスは、
布団供養専門業者や遺品整理業者に依頼する事が可能です。
是非、今悩まれている方は検討してみてくださいね。
遺品整理で出た布団の処分方法まとめ
本ページでは、
遺品整理で出てきた故人の使っていた布団の処分方法についてご紹介していきました。
最後に今回の内容を振り返っていきましょう。
- 布団の基本的には処分方法は3つある
- 無料で布団を処分することは実質的に可能だが、状態や質が関係してくる
- 布団を打ち直したり、寄付するなど再利用という方法もある
- 布団を供養してあげて、遺族も故人と気持ちよくお別れする方法もある
いかがだったでしょうか?
たかが布団、されど布団。
遺品は遺品です。
遺族にとっては、
故人が残したものは、どれも大切なお品です。
また、実際に使っていたものであれば、それはさらに強いものとなります。
今、布団の処分で悩まれている方は、
無理して捨てることを考えずに、まずは布団供養をすることから考えてみても良いと思います。
きっとスッキリして作業に取り掛かれることかと思います。
埼玉県をメインに特殊清掃を行なっているリンピアでは、
ゴミ屋敷や孤独死の現場の原状回復から一般的な清掃まで行なっています。
また、遺品整理や不用品回収についても行う事ができますので、
何かお悩みがあれば、気軽にご相談ください!
もちろん、ご相談や見積もりなどは無料で行なっています!
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