遺品整理で出た食器や皿の処分方法とは!?適切な方法って何があるの?
遺品整理で出てきた食器やお皿などってどのように処分したら良いのでしょうか?
「枚数も多いし、ゴミとして捨てるにしても困ってしまう」、「捨てる以外の方法がわからない」、「分別ってどうしたら良いの?」なんて、
悩まれている方に向けて、本ページでは、遺品整理で出てきた食器・お皿の適切な処分方法についてご紹介しています。
効率よく分別して処分することで、場合によって金銭的にプラスになる場合もあります。
まずはその方法を知った上で、あなたにとって最もメリットのある方法を選択してください。
・遺品整理で出てきた食器やお皿の処分方法は大きく分けて5つの方法がある。
・食器やお皿の処分は思いの外、大変な場合が多い。
遺品整理で出て食器・お皿の処分が大変な理由
故人が亡くなって、遺品整理をするとなった段階で、
大量の食器やお皿などが出てきて、困ってしまっているという方もいらっしゃると思います。
実は、大きな家電や家具に負けず劣らずなレベルで、処分が大変な種類でもあります。
その理由として、以下のようなことが挙げられます。
- 量が多いとかさばる
- ゴミの分別が大変
- 割れてしまうと処理が大変
- 必要なもの不要なものの分別が大変
上記のような理由が主な点として挙げられます。
ここ最近では、
お皿などの食器類を最低限にしたり、結婚式などでの引き出物で、
プレートなどを配る習慣がなくなりつつありますが、昔の人はそうではありません。
何かの記念があれば、
その都度、お皿などを配ったりしたもので、そういった思い出の品は、
なかなか捨てられないので、溜まっていく一方なのです。
また、家にたくさんの親族や友人を招くなんてこともよくあったことから、
来客用のお皿なども大量にあったりしたものです。
そういった事から、食器類の処分は意外と大変なのです。
さらに、
食器はゴミとして捨てるにも素材によって分別が必要となるほか、
割れてしまっていると、後処理が大変です。
したがって、
大量にある場合には、処分が大変であり、面倒臭い原因となるのです。
遺品整理で出た食器、お皿の処分方法について
遺品整理で出てきた個人の食器、お皿などの処分方法についてご紹介していきます。
ここでは大きく分けて、5つの方法をご紹介していきたいと思います。
- 自分で利用する
- 他人に譲る
- ゴミとして処分する
- 回収業者・遺品整理業者に依頼する
- 寄付する
食器(お皿)の処分方法1:自分で利用する
まず、最初にできる方法としては、
「親族で持ち帰る・利用する」という方法です。
故人が大切に使ってきた食器だからこそ、
捨てられないものもあると思います。
そういったものは、残された遺族が持ち帰って再利用するのもおすすめです。
家族での思い出が詰まった食器、
故人が大切にしていた食器、
様々な思いがあると思いますので、故人のことを偲びながら再利用してあげると喜んでくれると思います。
大量に残された食器を全て持ち帰ることは現実的ではないので、
一部、自分が必要だと思うものだけを利用するようにしましょう。
食器(お皿)の処分方法2:他人に譲る
故人の残した食器(お皿)を全て自分たちで利用することはできないでしょう。
そこで、故人の友人などに譲るといった方法も取ることができると思います。
誰か欲しい方がいないか聞いてみるのもおすすめです。
また、
その他の方法として、メルカリやヤフオクなどのフリマアプリで販売する方法もあります。
このように不用品をネットで販売することで、金銭的にもプラスにすることができます。
お皿や食器ですが、
ブランドによっては、リサイクルショップなどで高値で買取をしてくれることもありますが、
ほとんどの場合には、買取もできないことが多いです。
したがって、
まだ使っていない新品同様なものだけど、特に有名食器ブランドではないなんて場合には、
一度、メルカリなどで販売してみると思いの外、良いお金になることもあります。
食器(お皿)の処分方法3:ゴミとして処分する
どうしてもその他の方法を試してみたものの、
残ったものはゴミとして処分するしか方法がありません。
その際には、きちんと分別した上でゴミとして処理するようにしましょう。
食器類については、
自治体によってルールが異なる可能性がありますので、
詳しくはあなたの住む地域の自治体のルールを確認してみてくださいね。
東京都世田谷区の場合の食器の分別方法
ガラス・陶磁器類 | 対象:最も長い辺が30センチ以下 |
---|---|
金属製品 | 対象:最も長い辺が30センチ以下 |
粗大ゴミ | 対象:最も長い辺が30センチ以上 |
東京都世田谷区の場合には、
食器(ガラス・陶器・金属など)は、不燃ごみ扱いとなっています。
不燃ゴミの中でも素材によって分別が必要となります。
また、
最も長い辺が30センチ以上となるものについては、
素材の有無に関係なく、粗大ゴミ扱いとなるようです。
そのほかにも、
割れたガラスや鋭利なものは、ケースや厚紙などで包み「キケン」と書くようにして、
他の不燃ごみとは別の袋で出す必要があります。
食器(お皿)の処分方法4:回収業者・遺品整理業者に依頼する
4つ目の方法は、「遺品整理業者・不用品回収業者に依頼する」という方法です。
これはもう面倒くさいというタイプの方におすすめな方法です。
不要な食器類だけでなく、その他のものも合わせて回収してくれたり、
買取してくれたりするので、一度に全てが片付くという意味でとっても効率的な方法です。
ただし、
回収できないものがある場合や買取できないものがある場合などもありますし、
場合によっては、悪徳業者に騙されるケースもあります。
まずは、
業者選定から慎重になられることをお勧めします。
優良業者に依頼することができれば、とっても効率的にスムーズに作業が終われます。
また、遺品整理業者の場合には、
これに合わせて遺品供養などのサービスも合わせて行ってくれるので、
遺品整理全てを任せるなら、非常にお勧めです。
食器(お皿)の処分方法5:寄付する
最後にご紹介するのは、「寄付する」という方法です。
あなたが不要だと思った食器類、お皿であっても、
この地球のどこかでは必要としている場所、人がいるのです。
また、そういった寄付を行っている団体も存在します。
まずは、食器類の寄付を募っているNPO団体などを探してみると良いでしょう。
送料などはかかることがありますが、それ以外の費用は不要となりますので、
処分費用としても最小限に抑えることができます。
遺品整理ででる食器・お皿の処分における注意点について
遺品整理で出た食器、お皿の処分において、
注意しておきたいことをまとめてみました。
是非、目を通してみてくださいね。
1,必要なものと不要なものはしっかりと整理する
食器とはいえど、故人の思いが詰まった遺品です。
もしかしたら生前に大切にしていた食器やお皿があるかもしれません。
また、家族での記念品としての食器もあるかもしれません。
故人を偲ぶという意味でも、
持って帰れそうな食器はなるべく持って帰ってあげると、
故人もきっと天国で喜んでくれると思います。
2,遺品整理中に食器を割らないようにする
食器やお皿は割れやすい素材でできているので、
割ったりしないように注意しながら遺品整理を進めていきましょう。
もし割ってしまうと怪我してしまう恐れもあります。
また、
遺品整理中はものが散乱しているでしょうから、
ガラスの破片などが飛散すると大変なことになります。
食器についても、割れてしまうと処分する際に面倒くさいので、
なるべく割らないように気をつけて作業をしてくださいね。
3,分別をしっかりする
自治体によって、ゴミ出しのルールが異なります。
もし、食器類をゴミとして処分する予定であるのであれば、
事前にお住まいの自治体ではどういった方法で処分する必要があるのかを調べておきましょう。
もし、分別方法を間違えていると、
回収してもらえないので、注意が必要となります。
また、割れているお皿の場合には、そのまま捨てることができないので注意が必要です。
遺品整理で出た食器・お皿の処分方法についてまとめ
本ページでは、
遺品整理で出た食器・お皿の処分方法についてご紹介していきました。
最後に処分方法をもう一度だけ振り返っていきます。
- 自分で利用する
- 他人に譲る
- ゴミとして処分する
- 回収業者・遺品整理業者に依頼する
- 寄付する
いかがだったでしょうか?
実は、大きく分けて5つの方法があります。
なんとなくのイメージとして自分で持ち帰るかゴミとして捨てるかの2択ではないでしょうか?
現在では、
ネットで気軽に売り買いができるからこそ、
こういった食器類もフリマアプリなどで販売ができてしまいます。
捨てるよりかは、誰かのためにもう一度輝いて欲しい・・・・
こういった思いをお持ちの遺族も意外と多いです。
このように考えるのであれば、他人に譲るるという方法をメインに考えるのもアリです。
そのほか、遺品整理作業自体を業者に任せることで、
その一環として、こういった食器類も合わせて回収、適切な処分をしてもらえます。
全てをまとめて行って欲しい場合、遠方で自分が作業できない場合には活用してみてくださいね。
埼玉県をメインに特殊清掃を行なっているリンピアでは、
ゴミ屋敷や孤独死の現場の原状回復から一般的な清掃まで行なっています。
また、遺品整理や不用品回収についても行う事ができますので、
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