遺品整理と特殊清掃の繋がりとは!?実はリンクする作業だった
「特殊清掃と遺品整理って繋がりがあるの？」
「そもそもこの二つって何がどう違うの？」
「清掃と整理だから全然別物なのかな？」
上記のように疑問に思われている方もいらっしゃると思います。
確かに、文字だけ見ると別物のように思えるのも仕方がないと思います。
さらに、実際に相違点は結構あるため別物とも言えるでしょう。
しかしながら、
この二つは密接な関係を保っているとも言えるのです。
「本当に似ているところがあるの？」
本ページでは、
そんな遺品整理と特殊清掃の意外なつながりについてご紹介しています。
また、それぞれの内容についてもまとめています。
・遺品整理と特殊清掃は実は深い繋がりがある！
・遺品整理は、故人の遺品を整理すること。
・特殊清掃は、死後数日経ってから発見された故人宅を原状回復すること。
遺品整理と特殊清掃の繋がりについて
そもそも特殊清掃と遺品整理ってどのような共通点があるのでしょうか？
本当に繋がりなんてあるの？って話。
では、どのような点で繋がりがあるのかについて見ていきましょう。
特殊清掃時には遺品整理を必ず行う
特殊清掃は、
孤独死、自殺、事件・事故などでご自宅で亡くなられて、
発見されるまでに時間を要したために腐敗が進んでしまったご自宅を原状回復する作業です。
対して、
遺品整理とは、故人が生前に使っていた遺品などを形見分けしたりして、
不要なものを適切な形で処分・整理することを言います。
一見、繋がりがない様に見えるのですが、
特殊清掃時には、必ず遺品整理も行うのが基本となります。
特殊清掃を行う際には、
作業をしやすくするために、遺品を移動させたりする場合があり、
この時に遺品整理も同時に行うことが多いです。
また、
特殊清掃後に遺品整理を行うケースであっても、
同じ業者がそのまま担当することも多いため、基本的にはセットで考えるのが普通です。
こう言ったことからも、
特殊清掃と遺品整理は深い繋がりがあるのです。
遺品整理と特殊清掃ってどんなことするの？
遺品整理と特殊清掃の深い繋がりについてご紹介していきましたが、
次は、そもそもどういった事をするのかについて見ていきましょう。
遺品整理について
遺品整理は、
故人が生前に使用していたものや家具などを残された相続人たちが、
形見分けしたりして、不要なものを処分したりする事です。
貴金属や通帳など貴重品などは主に相続されるケースが多く、
反対に家財道具や衣類、寝具などは適切な形で処分されることが多いです。
形見分けについては、
事前に家族協議などをしたり、遺言書に沿って行うことでトラブル防止ができます。
相続税の手続きの観点からも遺品整理は必ず行うものとなっています。
・遺品整理ができない時の対処方法や原因とリスクについて解説
・遺品整理で服などの衣類の処分方法や注意点について解説
・遺品整理はいつからするべき!?時期を決めるポイントと注意点について
・遺品整理士とは?取得難易度や主な仕事内容について解説
・遺品整理業に必要な資格とは!?無いと絶対ダメなの!?
特殊清掃について
特殊清掃は、
孤独死、自殺、事件・事故などでご自宅で亡くなられて、
発見されるまでに時間を要した現場を原状回復する作業になります。
特殊清掃が必要となる現場では、
ご遺体から体液や血液などが大量に滲み出ており、
床下まで浸水しているケースも多々見受けられます。
このような状態を原状回復するために、
汚染箇所を除去したり、消臭・除菌したり、害虫駆除したり、
必要があればリフォームまで行うのが特殊清掃となります。
遺品整理と特殊清掃の相違点について
遺品整理と特殊清掃がそもそも別物であるが、繋がりもあるとご紹介しました。
では、どう言った点が違うのか？
これから相違点についてご紹介していきたいと思います。
1,清掃をするか否か
まず、遺品整理は遺品の整理が目的です。
対して、特殊清掃は汚染箇所の除去や害虫駆除など部屋全体の清掃と原状回復が目的です。
従って、そもそもの目的が異なります。
2,作業時間
遺品整理は遺品の整理をして不用品の回収や買取などを行うだけですので、
基本的には、数時間〜1日で終了することが多いです。
対して、
特殊清掃は現場にもよりますが、基本的には1日以上かかるケースが多いです。
これは汚染箇所の除去だけでなく、消臭・除菌作業、害虫駆除なども併せて行うためです。
したがって、明らかに作業時間が異なります。
3,費用
遺品整理は、遺品を整理することが目的なため、
基本的には数万円で収まることが多いです。
これに対して、特殊清掃では現場の状況にもよりますが、基本的には10万円前後〜となるケースが多いです。
これは清掃に伴う人件費や薬剤などの使用、
またリフォームなどの必要性などによって高くなりがちです。
作業内容から考えても妥当だとは思いますが、費用面に関しては結構な違いがあると思います。
遺品整理と特殊清掃業者を選ぶ際の注意点
遺品整理を特殊清掃業者を探そうと思った時に、
注目しておきたいポイントをまとめてみました。
1,見積書を確認する
もし、業者に現地調査に来てもらって見積書を提示されましたら、
まずはどの様な記載がされているのかを確認しましょう。
明確に作業内容が書かれていない、相場から見ても安すぎる場合には注意しましょう。
そもそも他社より圧倒的に安くするのが難しい世界です。
そのため、明らかに安すぎる場合には何か作業内容を飛ばしていたり、
まだ技術が十分ではなく、後々トラブルを起こす可能性があります。
2,実績を見る
安心できるのはやはり過去に実績を持っている業者です。
できる限り、過去の実績についても聞いてみると良いでしょう。
現在では、自社HPを持っている業者も多いので、サイトなどで確認するのもオススメです。
3,親切な対応か確認する
現地調査にきた営業マンの対応がどうなのかをチェックしておきましょう。
この際、明らかに適当であったり、言葉を濁した返答が来た際には注意しましょう。
また、こちらから聞いた質問に対しても親切に答えてくれるかも見ておくと良いでしょう。
特殊清掃が必要なシーンでの注意点について
仮に、特殊清掃が必要になった場合には、
業者選びの時点で少し注意しておいた方が良いかもしれません。
というのも、
特殊清掃業者を依頼して、遺品整理業者も別で探してしまうと、
費用がより高くなってしまうためです。
さらに、
遺品整理をご家族で行いたいという場合であっても、
特殊清掃業者はご遺体があった場所や周辺箇所に遺品については移動せざるを得ない場合もあります。
こう言ったことから、
遺品整理も併せて行ってくれる特殊清掃業者に依頼しておくと、
トラブルが起きにくく、さらに遺品整理も合わせてセットで安く行ってくれるのでオススメです。
遺品整理と特殊清掃の繋がりとはまとめ
本ページでは、
遺品整理と特殊清掃の意外な繋がりについて簡単にご紹介していきました。
最後にどの様な点で共通点があるのかをまとめておきます。
- 特殊清掃時には、遺品整理も必ず行うため、深い繋がりがある。
いかがだったでしょうか？
遺品整理、そして特殊清掃について気になっていたという方は、
しっかりと最後まで目を通してくれましたか？
実際に作業内容については別物。
しかしながら、特殊清掃時には遺品整理もセットで考えるのが通常です。
つまり、深い繋がりがあるのです。
ご依頼されるお客様からも様々なご要望があり、
特殊清掃と合わせて遺品整理もしてほしいと依頼されるケースもあれば、
遺品整理は特殊清掃後にご家族でやりたいから特殊清掃と簡単な不用品の回収と処分だけしてほしいと言われるケース。
繋がりがないようで繋がりがある。
それが特殊清掃と遺品整理なのです。
では、最後までご覧になっていただきありがとうございます。
埼玉県をメインに特殊清掃を行なっているリンピアでは、
ゴミ屋敷や孤独死の現場の原状回復、また普通の清掃まで行なっています。
遺品整理や不用品回収まで合わせて行う事ができますので、
何かお悩みがあれば、気軽にご相談ください！
もちろん、ご相談や見積もりなどは無料で行なっています！
